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「Penguin Colony」の舞台となるのは1939年の南極大陸だ。そこには,古代の謎めいた力を解き明かしてありもしない優越性を証明しようと目論むナチスの遠征隊と,それを阻止して氷の下に眠る古の存在“サーマン”を再び眠りにつかせようとするマオリ族のカイティアキ(Kaitiaki)の調査チームが潜入している。プレイヤーはペンギンとなり,敵対する両勢力の行動を観測していく。
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H.P.ラヴクラフトの代表作「狂気の山にて」を下敷きに,ジョン・カーペンター監督の映画「遊星からの物体X」,さらには「SIREN」といったPS2時代のホラー作品が持つ実験的なデザインから影響を受けている。
プレイヤーは,人間には到達できない氷の隙間をすり抜けたり,水中を潜航したり,斜面を腹滑りで移動したりと,固有の能力や制限を持つさまざまなペンギンに意識を切り替えながら探索を進めていく。
ペンギンたちが攻撃を仕掛けるといったアクション要素がない一方で,プレイヤーの知覚そのものを変化させる「インサイト(Insight)」システムが搭載されている点も特徴で,一度のプレイではすべてを解き明かせない謎解き構造が組み込まれている。あえて過剰な説明を排除することで,プレイヤーが狂気に堕ちていく人間の所業を傍観しつつ,発見によって考察を深めていくような,思考力と解釈の余地を残したゲームデザインが魅力となりそうだ。
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「Penguin Colony」は,当初予定から10日ほど延期となったものの,最新プレスリリースではPS5向けのリリースも決定したことが明らかになった。インタフェースと字幕の日本語化も予告されているので,人間たちの理解を超えた狂気と謎の真相をペンギンの視点から解き明かしていく「Penguin Colony」の発売を楽しみにしつつ,Steamで公開されている体験版をプレイしておくと良いだろう。























