業界動向
サンソフト,日本テレネット作品100タイトル以上の版権を獲得,北米市場に再参入
サンソフトでは,これらのタイトルの自社活用をはじめ他社へのライセンシングなどを含めて積極的に運用していくという。
また,サンソフトはGAIJINWORKSを通じて北米のコンシューマゲーム市場に本格再参入することも同時に発表している。
オールドゲーマーには懐かしいタイトルが新装展開されていくこともあるのかもしれない。同社の今後の展開に期待しよう。
サンソフト、日本テレネットの版権を取得
〜 SUNSOFTブランドで北米コンシューマゲーム機市場へ再参入 〜
サン電子株式会社(本社:愛知県江南市、代表取締役社長:吉田喜春、ジャスダック:6736)SUNSOFTは、日本テレネットから販売されていた100タイトル以上のゲームコンテンツの知的財産権を取得しました。
そしてサンソフトは、海外マーケットへの本格再参入をするべく、北米市場向けにゲームタイトルを投入し、グローバル展開を推し進めてまいります。
■サンソフト、日本テレネットの版権を取得
取得した日本テレネット版権のゲームコンテンツには、「夢幻戦士ヴァリス」、「アークス」、「エグザイル」、「グラナダ」、「天使の詩」、「緋王伝」シリーズなどポピュラーな作品が多数含まれています。そして国内だけでなく、米国でも「Renovation」ブランドで発表されています。これらのゲームでは、あるタイトルのキャラクタが、別のタイトルやシリーズでもゲストとして登場することもよくあり、日本テレネットゲームの特徴のひとつとなっています。
サンソフトでは、これらの知的財産を活用し、自社企画のコンテンツへ積極的に活用してまいります。また、他社からのライセンス要望にも対応していき、ファンのご期待に応えるため、各タイトルのブランド価値を大切に拡げてまいります。
■北米コンシューマゲーム機市場へ再参入
サンソフトのコンシュ−マゲーム事業は、1985年の国内ファミリーコンピュータ向けゲームソフトの参入から始まります。海外市場においても、1986年から米国現地法人SUNCORPORATION OF AMERICAを通してゲームビジネスを開始した老舗であり、このたび8年振りに本格再参入するものです。
北米コンシューマゲーム機市場へ向けた再参入の第一弾として、12月にWiiのバーチャルコンソール用タイトル「Blaster Master」(日本でのタイトル名「超惑星戦記メタファイト」)の配信を開始します。
「Blaster Master」は、過去米国や欧州向けに販売し、ゲーム性そのものの評価が高く、海外において現在でも高い認知度を誇るタイトルです。
なお北米市場においては、GAIJINWORKS社と協力し、http://www.sunsoftgames.com/を通して販促活動を行っていきます。
■今後のサンソフト
サンソフトは今後、この度取得しました日本テレネットのタイトルを含む様々なSUNSOFTタイトルのコンテンツ活用を通し、国内だけでなく積極的に海外コンシューマゲーム機市場へのコンテンツ投入を行ってまいります。
大変厳しい最近の市況の中で、世界を見据えたグローバル事業展開を積極的に図ってまいりますので、ご期待下さい。
<ニュースリリースURL>
http://www.sun-denshi.co.jp/soft/news/091210/
<サンソフトHP URL>
http://www.sun-denshi.co.jp/soft/
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