「Bionic Commando」のデベロッパGRIN，社員を大量解雇の噂

　ゲーム情報サイトKotakuは現地時間5月27日，複数のソースからの情報として，スウェーデンのデベロッパ，GRINで100人以上の社員が解雇されたという話を伝えている。記事によれば，スペインのバルセロナとスウェーデンのゴッテンブルグ（Gothenburg）にあるオフィスを閉鎖し，100人から160人に及ぶ人員を解雇したとのこと。

　GRINは，「Bionic Commando」やGhost ReconシリーズのPC版などで知られる独立系のデベロッパ。社員の大量解雇と聞くと心中穏やかではないが，こうした会社の場合，一つのプロジェクトが終了すると，そのために雇用した人員を契約満期としてレイオフすることは普通に行われるらしい。今回伝えられている内容に関しても，「Wanted: Weapons of Fate」「Terminator Salvation The Game」といったタイトルが続けて発売されたことにより，それに伴う通常の人員整理が行われただけという可能性もある。このところ倒産系のニュースが目につくだけに，大きな営業破綻ではないことを願う。