ドラゴンクエストシリーズのプロデューサとしてファンに知られた市村龍太郎氏が，スクウェア・エニックスを退職

　「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」や「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」など，ドラゴンクエストシリーズのプロデューサーとしてファンに知られる市村龍太郎氏が，2023年3月31日を以てスクウェア・エニックスを退職した。自身のTwittereアカウントで報告している。

突然の報告になりますが、3/31をもちまして、スクウェア・エニックスを退職致しました。
色々な思いもあって長くなるので、添付のメモをご覧いただければと思います。
一緒に仕事してくれた たくさんのスタッフのみんな、そしてユーザーのみなさま、本当にありがとうございました！#スクエニ #卒業 pic.twitter.com/OQEthv83UC

— 市村 龍太郎 (@RyutaroIchimura) March 31, 2023

　退職の理由は書かれていないが，「いろいろと考えた末に出した結論」とのこと。そのうえで，恵まれたスクウェア・エニックスを離れリスクの高いの環境に身を置くことで，そこから生まれてくるものを探りたいとも述べており，ゲーム制作には今後も携わっていくようだ。
　なお，市村氏が担当し，発売が2023年秋に決定した「インフィニティ ストラッシュ　ドラゴンクエスト ダイの大冒険」（PC / PS5 / PS4 / Switch）については，ほぼ完成したことを見届けたうえで後任に託したとのこと。市村氏の活躍に期待したい。

市村氏のTwitterアカウントより