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「マリカー訴訟」で任天堂の勝訴が確定。最高裁判所が上告を退ける
今回の訴訟は2017年2月に,マリカーという名称を使って公道カートのレンタルサービスを行い,マリオなどのコスプレ衣装を貸与していたマリカー(当時)に対して任天堂が標章やキャラクターの使用禁止などを求めていたもので,2018年9月に東京地方裁判所が任天堂の訴えを認める判決を下していた(関連記事)。これに対してMARIモビリティ開発は2審にあたる知的財産高等裁判所(知財高裁)に上告したが,1月29日に掲載した記事でお伝えしたように,知財高裁も任天堂の訴えを認め,損害賠償請求額となる5000万円の支払いを命じていた。
本日,最高裁判所がMARIモビリティ開発の上告を退ける決定を下したことで,3年以上にわたる裁判の結果として知財高裁の判決と任天堂の勝訴が確定することになる。
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