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イギリスの名作ゲームブック「悪夢の夜のアリス」が2021年1月1日にAmazon Kindleで配信
イギリスの名作ゲームブック「悪夢の夜のアリス」 | |||
配信元 | 幻想迷宮書店 | 配信日 | 2020/12/22 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
本邦初訳!イギリスの名作ゲームブックが電子書籍で登場!これまで未邦訳だったイギリスの名作ゲームブック、J・グリーンの『悪夢の夜のアリス』が電子書籍として2021年1月1日、amazon kindleにて配信スタートする。出版はゲームブックでお馴染みの幻想迷宮書店。価格は600円(税込)。分量は、619ページ相当の大作とのことだ。
著者ジョナサン・グリーンはスティーブ・ジャクソンの後継者
日本に大ブームを巻き起こしたイギリス生まれのゲームブック。源流となった“ファイティング・ファンタジー”は日本では第33巻『天空要塞アーロックを最後に打ち切りとなった。イギリスでも日本同様、家庭用ゲーム機の台頭による衰退が起こり、59巻でいったん出版は打ち切られた。
しかし、その後、何度かの復刊を経て、復活。幻の第60巻と言われた『Bloodbones』が2006年に発売された。今回、紹介する『悪夢の国のアリス』の著者、ジョナサン・グリーンはこの幻のファイティングファンタジーレーベルを復活させ、第60巻を世に送り出した人物だ。
彼はその後も精力的に活動を続けており、2019年にも2冊のゲームブックを刊行している。いずれもレビュー★5の名作揃いながら、これまで邦訳されたことはなく、今作が彼の初邦訳となる。
見れば分かる。洋ゲーのアレやん
実際にファイティングファンタジーシリーズやソーサリー!を遊んだことのあるオジサン世代なら分かる。なんとも言えない独特の狂気がかったイラストの数々。ソーサリー!の爆発的ヒットはもちろんゲームとして面白かったからだが、鬼才ジョン・ブランシュの挿絵も鮮烈なイメージとして記憶に残っているはずだ。
ああいったテイストは果たして現代の英国ゲームブックではどうなったのか?
本記事ではよそでは未公開の挿絵イラストを版元の許可をもらって掲載している。
今作は『不思議の国のアリス』がモチーフで、ファイティングファンタジーというくくりではないが、この挿絵を見るだけで、当時の興奮が蘇ってこないだろうか?
版元のツイートによると、今後の海外ゲームブックの展開は今作の売れ行き次第だそう。
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