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スーパーファミコン用ソフト「ガデュリン」のサントラが本日発売。ポリスター版の未収録曲もボーナストラックとして収録
「ガデュリン」は,羅門祐人氏による小説「自航惑星ガデュリン」(角川スニーカー文庫)を原作としたタイトル。メディアミックス展開の一環として1991年にセタから発売され,スーパーファミコン向けRPGのうち初の国産タイトルとなった。ちなみにスーパーファミコン初のRPGは,コトブキシステムが移植・発売したInfogrames Entertainmentの「ドラッケン」だ。
今回発売された「ガデュリン全曲集」は,1991年にポリスターのデータムレーベルから発売された同名製品のリイシュー品にあたる。ポリスター版は“全曲集”を謳いつつも未収録曲があったが,Pヴァイン版では未収録曲を再現したものがボーナストラックとして追加されている。
「ガデュリン」のBGMを作曲したのは,大山 曜氏,津田治彦氏,磯江俊道氏によるユニット・サイコソニック。ゲームへ組み込むための編曲は崎元 仁氏,佐藤天平氏,新井田直人氏が担当した。音楽メディアのele-kingで公開された大山 曜氏のインタビュー記事では,制作当時のエピソードが語られているので,興味がある人はチェックしてほしい。
Pヴァインは,ゲームサウンドトラックの名盤をリイシューしていくシリーズの第1弾として本作を位置づけている。今後の第2弾,第3弾にも期待したい。
P-VINEの「ガデュリン全曲集」製品情報ページ
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