舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」公演中止を受け，“経過保存コンテンツ集”こと「こんてにゅうや」が登場。4月19日には生配信も

　1986年にタイトーから発売されたファミコン向けソフト「たけしの挑戦状」を題材にした舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」（関連記事）は，新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった（関連リンク）。これを受け，公式サイトに，舞台の作・演出を手がけたヨーロッパ企画・上田 誠氏いわく“経過保存コンテンツ集”であるという「こんてにゅうや」が設置されている（リンク）。
　なお4月19日には，“まことのちょうせんじょう”生配信を，YouTube（リンク）で行う予定もあるという。

　こんてにゅうやの1日目のコンテンツは，上田氏による「たけしの挑戦状 ビヨンドとは何だったのか」という文章だ。全公演中止になってしまったこの劇を断片的にでも伝えたい，そして「復活公演へのマイルストーン」にしたいという思いで綴られた文章である。稽古は止まってしまったわけだが，その稽古場の“パスワードをとる”という形で設置されたのが，このこんてにゅうやなのだ。
　こんてにゅうやでは，劇の概要を始め，たけしの挑戦状やビートたけしさんのこと，主人公のサラリーマン・アズマ役であるキングコングの西野亮廣さんのこと，そのほか舞台美術イメージ，顔合わせ，稽古，スタッフワークなの様子などがじっくりと語られている。たけしの挑戦状 ビヨンドがどのような舞台なのかが垣間見える内容である。

　本来であれば本日（東京公演初日）から楽しめる予定だった，たけしの挑戦状 ビヨンド。舞台のプロデューサーチームも復活公演へ向けて動き出しているとのことで，こんてにゅうやはその布石となる。舞台を楽しみにしていた人は，今後も更新されるこんてにゅうやを楽しみつつ，復活公演の合図を待とう。

舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」公式サイト