マーベラスが新機軸プライズマシン「TRYPOD」についての特許を複数取得

TRYPOD
配信元	マーベラス	配信日	2018/09/06

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

　株式会社マーベラス（代表取締役会長 兼 社長 CEO：中山晴喜／所在地：東京都品川区）は、2017年11月からアミューズメント市場に投入しヒット商品となっている新機軸プライズマシン『TRYPOD』（トライポッド）におきまして、複数の特許を取得しましたのでお知らせいたします。

【『TRYPOD』の特長】

　『TRYPOD』は、これまでのプライズゲーム※の中心的存在であるクレーンゲームマシンとは異なった、全く新しいコンセプトと機構を持ったプライズマシンです。筐体に空いた大きな穴の円周部分に配置された「リング LED」の淵より複数のアームが中心に向かって突出しており、プレイヤーは回転する「リング LED」の光を、狙ったアーム位置で止めて複数のアームを落とすことにより景品を獲得する新感覚のプライズマシンです。

　どのアームから狙って落とすかがプライズ獲得の鍵となり、アームが落ちるたびに景品がグラっと揺れ、プレイヤーのドキドキ感が増幅されるようなシステムとなっています。

【取得した特許の概要】

　この度『TRYPOD』で取得した特許は、ゲーム筐体の形状、プライズゲームとしての機構、ゲーム（遊び）としての過程・内容など広範囲に及ぶもので、『TRYPOD』のアーケードゲームとしての新規性および進歩性が多岐にわたって認められた結果となっています。

　具体的には、これまでのクレーン型とは異なり、筐体内に設置された開口部（形状は任意）の外縁部から伸びたアームが景品を支える筐体構造、およびプレイヤーのボタン操作により開口部の外周を回転する点灯装置（LED）が停止し、アームが下部に折れ曲がることで景品が移動、落下、取得できる仕組みそのものに独自性が認められています。


■発明の名称
ゲーム装置
■特許番号
第6375000号、第6375001号

　なお、特許協力条約に基づく国際出願等、海外においても特許出願中です。
　『TRYPOD』は2017年11月の稼働開始以来、アミューズメント施設および複合型エンターテイメント施設など広範囲な施設に導入され、新基軸のプライズマシンとして大変好評いただいており、引き続き各方面からの需要に対応するべく増産を続けています。
　また、2018年夏から中国・香港・シンガポール・韓国などのアジア圏を皮切りに、海外展開を開始しています。
　今後もマーベラスでは、『TRYPOD』のシリーズ化、販売ルートの拡大、運営サポートの強化などを推進し、国内アミューズメント市場の約4割を占めるプライズゲームの定番マシンとして、国内外で市場拡大を図ってまいります。

【製品スペック】

商品名：TRYPOD（トライポッド）
ジャンル：プライズマシン
稼働日：2017年11月から順次稼働開始
プレイ料金：100円〜
サイズ：W1600×D970×H1750mm
重量：250kg
消費電力：150W
『TRYPOD』製品サイト：https://www.marv.jp//titles/am/9121/
※「TRYPOD」は株式会社マーベラスの登録商標です。

※「プライズゲーム（プライズマシン）」
ぬいぐるみやお菓子などプライズ（景品）を獲得することを目的としたアーケード（業務用）ゲームマシンの一種。前後左右に動くアームを操作して景品を掴み獲得するクレーンゲームや、マシンの中の回転するテーブルから景品をバケットですくって落としてプレートの動きによって獲得するプッシャーゲーム等の種類があります。現在、日本国内のプライズゲーム機は、約90％がクレーンゲームマシンで占められています。

マーベラス公式サイト