プレッジ(支援)の受付締切は,日本時間2026年10月9日17:32。記事執筆時点で,目標額8000ユーロ(約142万円)に対して5728ユーロ(約101万8000円)が集まっている。
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本作の主人公は母ドラゴンの「Drakoko」(ドラココ)だ。彼女が住む「Dokoland」では,支配者「Dokuro」(ドクロ)の放った呪いによって善良なドラゴンの「Kokori」(ココリ)たちは闇に染まってしまった。Drakokoは愛の波動でKokoriたちを元の姿に戻しつつ,子ドラゴンの「Kokko」(コッコ)を探すことになる。
フィールドは上下左右がつながった無限スクロールになっており,これは開発者のRyuha氏が「フリッキー」「テディボーイブルース」「ファンタジーゾーン」といった石井洋児氏の作品にインスパイアされたためだという。
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Drakokoがピンクのハートを放てば,真っ黒なKokoriたちが元の明るい黄色に戻るなど,愛にあふれた内容だが,開発者のブログによれば,もともとは宇宙船で戦うシューティングだったという。
Ryuha氏は1988年にZX Spectrum用として発売された「Cybernoid: The Fighting Machine」がお気に入りで,この作品にインスパイアされたシューティングを制作していた。ところが,7歳になる息子が「ゲームではなんでいつも殺さなきゃいけないの? 敵じゃなくて友達が出てくるんじゃダメなの?」と尋ねた。
そこでRyuha氏は,息子が提案した「宇宙で迷子になった家族を探しているドラゴン」の物語を母性と結び付けてゲームに導入。こうして,炎ではなく愛の波動を放つDrakokoが誕生したという。
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本作のプレッジは10ユーロ(約1800円)ではデジタル版が,55ユーロ(約9800円)ではゲームカートリッジとステッカーのセットがリワードとして手に入る。
199ユーロ(約3万5000円)の「Super Limited Edition」では,手描きのイラストやサントラCD,ミニポスターに加え,ゲームのクレジットに名前を載せてもらうことができる。
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「宇宙船や爆発を題材にしたゲームはもう十分すぎるほどあった」とRyuha氏は語る。「ゲームは戦って敵を倒すものだから」と息子のアイデアを退ける選択肢もあったが,そうしなかったことで強い個性を獲得できたというわけだ。
そして,宇宙船から可愛い母ドラゴンへという変化も見事だ。母性や愛で同族を救うといった大人の視点も取り入れており,息子のアイデアをどれだけ真剣に検討したかがうかがえる。
ものづくりにおいて,型にはまらない発想,そして良い意見を取り入れる柔軟さがいかに大切であるかが分かる。
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