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スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート
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印刷2018/08/06 19:36

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スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート

画像(001)スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート
 ソーシャルゲームやブラウザゲームの開発・運営を行うスマイルメーカーは本日(2018年8月6日),ブロックチェーン技術を応用したPCオンラインゲームパブリッシャ向けの新サービス「HecatonCave」(ヘカトンケイブ)と,そのサービスを導入したブラウザゲーム「Idle Explorer」の発表会を都内の同社オフィスにて開催した。

 「HecatonCave」とは,仮想通貨のマイニングとPCオンラインゲームを組み合わせ,新たな収益をもたらすサービスだ。基本スキームは,まず同サービスを導入しているゲームのパブリッシャが,プレイヤーのPC端末で活用されていない空きリソースをまとめ,その演算処理能力を用いて仮想通貨のマイニングを行う。こうして得たマイニング報酬は,サービスの手数料を引いたうえでパブリッシャが受け取る。
 そして,それぞれのプレイヤーにはマイニングに貢献した度合いに応じて,ゲーム内アイテムが報酬として提供されるという流れである。

画像(002)スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート

スマイルメーカー 代表取締役/企画開発本部 本部長 宇田川慎之介氏
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 発表会でプレゼンテーションを行ったスマイルメーカー 代表取締役/企画開発本部 本部長を務める宇田川慎之介氏によると,こうしたビジネスモデルを使ったオンラインゲームサービスは「おそらく世界初」とのこと。

 しかし,このビジネスモデルには乗り越えるべき2つの課題があったという。
 1つ目は,ゲームはPCのCPU使用率が高いため,プレイ中はマイニングに使えるリソースをほとんど確保できないこと。そこで,同サービスでは「Idle Time Mining」を採用し,昨今増えている放置系ゲームの“放置中”などのCPU使用率の低い時間帯を利用してマイニングを行う仕様になっているようだ。

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 2つ目は,他人のPC端末を無許可で利用してマイニングを行う「Coinhive」問題だ。同サービスではマイニングのためにPCを利用する都度,プレイヤーに承諾を得る形式を採用することで解決を図っているという。

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 「HecatonCave」の強みは,現行の課金モデルとのハイブリッドが可能である点だ。基本プレイ無料でアイテム課金のビジネスモデルを採用しているゲームタイトルには,課金プレイヤーと無課金プレイヤーが存在し,後者は直接的な収益をもたらさない。しかし,同サービスを導入すれば,誰でも無料でマイニングに参加できるため,無課金プレイヤーもパブリッシャに収益をもたらすことができる。
 発表会では,既存のゲームタイトルが同サービスを導入することで,収益増につながる可能性も紹介された。

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オンラインゲーム以外への応用も可能であるという
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 「HecatonCave」において,最終的にマイニングを行いたいと考えている仮想通貨は「イーサリアム」とのこと。イーサリアムの月間総マイニング報酬額を日本円に換算すると約264億円(Huobi Research Weekly調べ。レートは7月6日時点)だが,それに必要な計算処理量はミドルクラスのゲームPCで2200万台分だという。これは全世界のPCゲーム人口の3.7%に相当する。

画像(010)スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート

 また,同サービスを使ったマイニングのARPU(Average Revenue Per User,ユーザー1人あたりの平均売上)期待値は,1か月あたり200円〜1万6000円。ただし,この最高額はハイスペックなゲームPCを使って,連日24時間マイニングを続けたときの数字だそうだ。いわば理論値であり,逆に言えば,1人のプレイヤーからこれ以上の収益を望むのは難しい。

 さらに,マイニングを行う国によって報酬価値が異なる。各国の物価が異なるため,日本では1イーサリアムでビールが130本買えるが,ベトナムなら541本だ。
 すなわち物価が低い地域のほうがマイニングの効果が高いというわけで,ひいては経済格差があり,かつゲーム人口の多い国にもゲームのサービスを展開するチャンスが生まれるという。
 宇田川氏は「これまでは物価が低いために,サーバー代を回収できなかったような国や地域にも,『HecatonCave』を使えばゲームのサービスを展開できる」「そういった国や地域は,競合他社も参入できていないブルーオーシャン。そこに参入するうえで『HecatonCave』は強力な武器になり得る」と語っていた。

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 そんな「HecatonCave」だが,仮想通貨やブロックチェーン自体がまだ新しい存在なので,「どのようにゲームに落とし込めば分からない」という意見も多いそうだ。
 そこでスマイルメーカーでは,デモンストレーションを兼ねて,同サービスを導入したブラウザゲーム「Idle Explorer」を自社で開発することにしたという。そのため,ユーザー数やKPIといった目標数値を明確に設定しておらず,同サービスによってゲームの内容がどう変わるのか,プレイヤーにどんなインパクトを与えるのかを体験できるものになっているとのこと。
 サービスインは8月28日を予定しており,登録プレイヤー数はサーバーの負荷状況を確認しながら段階的に開放していく。

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画像(022)スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート

 ゲームとしては一切手を抜かず,スチームパンク×王道ファンタジーの世界観を採用。キャラクターデザインにもトップクリエイターを採用しているという。

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 また,本作の収益はマイニング報酬のみとなるため,プレイヤーは完全無料かつ広告表示なしで遊べるとのこと。
 そして前述のとおり,マイニングを行うときには,その都度,ゲーム内でプレイヤーへの確認が求められる。CPUの使用率はプレイヤーが任意に変更できるため,マルチタスクでほかの作業を行うことも可能だ。

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 マイニングの結果,プレイヤーが得られる報酬「クリスタル」は,一般的なスマートフォンゲームにおける有料の“石”のような存在である。クリスタルはガチャに使うのではなく,プレイヤーが欲しいキャラクターと交換するときに消費される。
 宇田川氏は「たくさんのクリスタルを使ったのに好きなキャラクターが手に入らないかもしれない,というガチャの要素は,本作のように完全なマイニングモデルには向かない」「ゲーム設計は,むしろ月額のMMORPGに近い」と話していた。

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 そうして作られたゲームである一方,簡単にプレイできるようにバトルは“完全オート”で進行する。宇田川氏は「メインで遊んでいるゲームの脇でプレイできる内容。長く遊んでもらえるものを目指した」と,その理由を説明していた。

画像(019)スマイルメーカーのオンラインゲームパブリッシャ向けサービス「HecatonCave」&第1弾導入タイトル「Idle Explorer」発表会レポート

「HecatonCave」公式サイト

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    Idle Explorer

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