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[プレイレポ]時空を旅する主人公ロミオがカタナと銃で戦うブラッディアクション。GhMの完全新作「ROMEO IS A DEAD MAN」先行プレイ
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印刷2026/01/06 23:00

プレイレポート

[プレイレポ]時空を旅する主人公ロミオがカタナと銃で戦うブラッディアクション。GhMの完全新作「ROMEO IS A DEAD MAN」先行プレイ

 ロミオ・スターゲイザーは,デッドマンである。
 凶悪な存在に襲われ“半分死んだ”ロミオは,天才科学者である祖父・ベンジャミン博士のハイパーテクノロジーによって死にながらに生きる男――“デッドマン”となった。
 時空警察の一員となったデッドマンは,時空をまたいで凶悪犯と戦い,そして一人の女性の行方を追い続ける。


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 2026年2月11日に発売される「ROMEO IS A DEAD MAN」(ロミオ・イズ・ア・デッドマン)は,須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュア待望の完全新作となるアクションアドベンチャーだ。
 画面を覆わんばかりの血飛沫が飛び交うブラッディアクションを特徴とした“ウルトラ・バイオレンス・サイエンス・フィクション”作品である。

 発売までおよそ1か月近くとなった2026年の年明けに,そんな本作の冒頭およそ2時間を先行プレイする機会を得た。そのインプレッション……のつもりがけっこう長くなったプレイレポートを通して,基本のストーリーやアクションなどを紹介しよう。

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 6月5日に「State of Play」でトレイラーが公開されるやいなや,大きな話題を呼んだグラスホッパー・マニファクチュアの新作「ROMEO IS A DEAD MAN」。ところで実際のところ,どんなゲームなの? といったあたりを総監督/脚本/プロデューサーの須田剛一氏と,ディレクターの山﨑 廉氏に聞いてきた。

[2025/08/18 18:00]


フラグメント宇宙を駆ける,死にながらに生きる男の物語


 その物語は,始まった瞬間からすでに,現実と虚構と夢の境界が溶けている。
 人が旅に出る理由はだいたい100個ぐらいあるが,街を出る理由はだいたい3種類。絶望からの逃避,希望への渇望,そして虚無。しかしロミオは,そのどれでもない。彼はただ,運命の流れのままに宇宙へと旅立つ。

 2019年夏。ペンシルベニア州デッドフォードに突如発生した“特異点の衝突”によって,世界は一瞬で分裂し,無数の“フラグメント宇宙”として点在するようになった。
 その元凶となった街・デッドフォードで暮らしていた青年こそが,本作の主人公であるロミオ・スターゲイザーだ。

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 トゥルーライズ湖に隣接した小さな街・デッドフォード。名産のトマトと,UFOが墜落したというオカルトめいた噂くらいしかない平凡なこの街で,ロミオはある日,記憶を失った謎の女性・ジュリエットと出会う。
 惹かれあうように,夜な夜なアメリカンダイナー・ナイトオウルでナイトホークス(夜行性な人たち)な逢瀬を重ねるふたり。やがてジュリエットの誘いにより,ロミオは街を出る決心をする。

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 すべてが動き出すはずだったその日。ロミオのもとに現れたのは,ジュリエットではなく“白い悪魔”だった。
 白い悪魔に顔を食われて瀕死の重傷を負い,あと15秒で死が訪れるというところで現れたのが,天才科学者にしてロミオの祖父・ベンジャミン博士。博士はロミオの顔面に,生命維持装置「デッドギア」を突き刺す。それは人を生かすための装置であり,半分死んだ状態から覚醒。こうしてロミオは,死にながらに生きる男・デッドマンとなる。

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 その直後,デッドフォードの街に現れたのが,FBI時空警察だった。
FBI時空警察は,分裂したフラグメント宇宙を修復し,時空をまたいで犯罪を繰り返す“時空犯罪者”を追う特殊組織だ。
 彼らによるとジュリエットは“時空漂流者”であり,さまざまな時代と世界に出没しては時空の分裂や消失を引き起こす,極めて危険な存在として時空指名手配されているという。そしてどうやら,彼女は時空警察が追う凶悪犯たちとも深く関係しているらしい。

 ジュリエットとの“濃厚接触者”であるロミオは,彼女に一番近づける存在として,FBI時空警察の候補生に選ばれる。愛しい人とともに街を出るはずだった青年は,半分死に,そして時空をまたぐ戦いへと放り込まれることになるのだ。

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 というのが,本作のイントロダクションで語られる物語のあらましだ。
 ただ,過去と現在,そして“悪夢”を交えて伝えられるこの物語は,はたしてどこまでが真実でどこからが虚構なのか分からない。とにかくゲームを進めないと……だなっ。


 それはそれとしてデッドマンである。ハルバー・メンシュ(Halber Mensch)! 半分人間だもの! この,半分死んで半分生きているというのが個人的に大好き。人としての良心を残した改造人間,正義の心と悪の心を持った人造人間的な感じもあって心に刺さる。
 「でも,ハーフ・デッドマンって呼び名じゃかっこ悪い」で“デッドマン”と呼ばれるようになる(そう名付けたのは祖父・ベンジャミン博士)というところもいい。

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 こうして物語が始まる本作だが,まず最初に驚かされるのは,そのグラフィックスだ。
 三人称視点のアクションパートでは,デッドマンの3Dモデルがまるで実写のような存在感を放つ……「いや,実写のようにって表現はどうなのよ」と我ながら思うが,語彙が追いつかないくらい人間の部分の人肌の感じや機械の身体な部分のメカ感,ジャケットの布感のリアルさに見入ってしまった。
 ステージとして描かれる“いかにもホラー”な森の自然表現もリアルで,湿った空気感が画面越しにも伝わってくる。

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 物語冒頭の街の紹介で挿入される“ミニチュアの街を実写撮影した映像”や,絵が動き,テキストが躍るアメコミやバンドデシネのようなコミック風の演出も印象的だ。
 リアルとデフォルメ,実写とイラスト,3Dと2Dが自在に行き来しながらも,全体として「ああ,これはグラスホッパー・マニファクチュアのゲームだな」と感じられるのは,技術とは違うところからも醸し出される“らしさ”みたいなものだろうか。

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近距離武器でぶった切り,遠距離武器で急所を撃ち抜くブラッディなアクション


 ゲームの本編は章仕立てで進行していく。物語に沿って目的地となるステージが用意されており,そこを探索しながら戦闘やミッションをこなしていく構成だ。
 ……といっても,今回プレイできたのは2つめのエピソードまでなので,その先にどんな展開が待っているのかはまだ分からない。

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 ともあれデッドマンは,FBI時空警察の母艦である時空シップ「ラストナイト号」で目的地を検出し,「ドラゴンゲート」――“ドラゲ”と略すと呼びやすいだろうか,そんな多種多様な世界へと旅立つ門(ゲート)を時空転送バイク(サイドカー付き!)でくぐり抜け,かの地へと向かうのだ。

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 時空を巡るという設定もあって,ステージはかなり“何でもあり”な雰囲気でワクワクする。
 チュートリアルを兼ねた冒頭のエピソードの舞台は,いかにもホラーな湿地が広がる(そして名前に引っかかりがある)「オネアミスの森」。そこを抜けた2つめのエピソードでは,1983年のデッドフォードにある,これまた“いかにもホラー”なショッピングモールが舞台となった。

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 プレイヤーはデッドマンを強化しつつ敵を蹴散らし,ギミックを解き,そしてボスを倒して物語を進めていく。
 ステージにはゾンビのような姿のロッターや,でかいアタマのトマトヘッドなど,不気味でグロテスクな敵が待ち構えている。誇張なく,本当にあちこちから次々と湧いてくるし,しかもいわゆるザコ敵にあたるロッターですらけっこう硬い。

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 デッドマンの戦い方は,大きく分けて2種類。カタナやこぶしを用いた近接武器と,ハンドガンやマシンガンなどの遠距離武器だ。
 近接では,発動の早い弱攻撃でばしばし叩き,ここぞというところで強攻撃を繰り出して敵を一掃する。
 相手にもよるが,通常敵の攻撃ですらけっこう痛い。そんな攻撃をジャンプや回避でかわしつつ,こちらから強力な一撃を叩き込む……という感じでスリリングな戦いが楽しめるのも本作の特徴だろう。

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 遠距離武器は,狙いを定めてヘッドショットを決めるも良し,足を撃って行動を止めるのも良し。弾数を気にせずにガンガン撃てるので,複数の敵を相手にするときは照準を定めずクイックショットでババババッとぶっ放しても大丈夫だ。
 弾数は無限だがリロードは必要なので要注意。その隙にボコられないように気をつけねば……。

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 トマトヘッドやトカゲのような姿のゲッコーといった特定の敵は,身体のどこかに青白く光る部分があり,そこを撃つと“つぼみから花へ”という感じで弱点が露出する。さらにそこを撃ち抜くと大ダメージを与え,「ビンゴ!」という感じで敵を爆散させられる。

 銃は射程も長く,遠くからガンガン撃っているだけでそこそこラクに進められるが,とはいえ気は抜けない。誇張なく敵が次々と湧いてくるので,知らないうちに背後から……「ギャーッ!」というホラーな展開も起こるので気が抜けない。

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 安全に進めたいなら銃だが,近接戦闘はリスクがあるぶんリターンも大きい。その最大の理由が,「ブラッディーサマー」だ。
 デッドマンは敵の血を浴びることで「ブラッドゲージ」が溜まり,満タンになると周囲の敵を一掃できる強力な必殺技を発動できる。
 大ダメージを与えられるだけでなく,攻撃ついでに体力も回復するので,切り込めば切り込むほど有利になる。周囲の敵をまとめて一掃したときの気持ちよさたるやっ! ゲージは意外とどんどん溜まるので,ケチらずガンガン使いたいところ。

チュピピーンと人の革新をも感じさせてくれる(?)必殺技。それがブラッディーサマー
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エメラルド・フロウジョン! 強敵や巨大なボスには自身と武器を強化し挑め


 ステージには,ちょっとした謎解きやギミックも用意されている。
 たとえばショッピングモールのステージでは,各所に設置された発電機の電源を入れていくことで先に進めるようになる。

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 ときには,異次元の中に存在する別の次元「亜空間」を抜けることもある。
 謎のクラシックなブラウン管テレビ風の装置にアクセスすると,「ドーン!」という勢いで放り込まれるその亜空間は,迷路のような不思議な場所だ。いくつかに分かれたキーを集めて出口を開くことで,新たな場所へと移動できる。
 こうした亜空間やステージ内の仕掛けを解いていくと,やがてボスの待つ「濁穢門」のゲートが開きボス戦へと突入する。

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 ボスは巨大でグロテスク,しかも凶悪な攻撃を仕掛けてくる。
 テンポよく削れているから「あと数発で勝てるな」と思った瞬間に,理不尽なくらいの広範囲攻撃を繰り出されて力尽きる……なんてこともある。そんな死合いを繰り広げるボス戦は,相当な覚悟と準備で挑みたいところ。

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 敵が強すぎる。勝てない。そんなときは,ロミオ自身と武器の強化だ。
 敵を倒すと出現したり,フィールドのあちこちにへばりついている物体を壊したりすることで,「エメラルド・フロウジョン」が手に入る。
 その名称とエメラルドグリーンの色合いから,なんだか集めたくなる属性の人もいるであろうこの物体は,ロミオのパラメータ強化,武器の入手やアイテム購入などに共通して使われる素材だ。
 「どれが何用の素材だ……?」と迷うことなくとても分かりやすい! というだけではなく,どこを優先して強くするかというプレイスタイルの違いも楽しめそうでいい。

キャラクターのパラメータ強化はアーケードゲーム風。これまた凝っているなあ
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 ボスはもちろん,ザコ敵もとにかく数が多く,ガシガシ体力を削られる。
 なかなか勝てない状況が続くようなら,エメラルド・フロウジョンを集めて,こまめにフィールド上の「時空薬局」へ。ここではセーブ,回復薬リジェネタイザーの補充,各種強化が行える。

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 そしてときには,時空薬局から母艦ラストナイト号へ帰還するのもいい。過酷な戦いのさなかに「まだ僕には帰れる場所があるんだ」と感じられる,こんな嬉しいことはない拠点だ。
 ラストナイト号にはロミオの母や妹もおり,母とはバフアイテムとなるカレー作り,妹とは戦闘中に一緒に戦ってくれる味方のロッター「バスターズ」の栽培と収穫ができる。ロミオ自身と武器の強化は時空薬局でもできるが,たまには母艦に帰って,家族や仲間と顔を合わせるのも悪くない。

いろいろあってラストナイトで暮らしている母と妹。母のカレーは分かるとして,ゾンビ的なモノを育てている妹のルナはいったい何者なんだ……
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 なおラストナイト号の船内は全面ドット絵のピクセルアートで表現されており,ローレゾ映像作家の服部グラフィクス(蒲谷伸吾)氏が手掛けている。船内は広々としていていろいろな部屋があり,部屋ごとの細かな表現やキャラクターのしぐさの動きなどの作りはとにかく圧巻で注目してほしいポイントだ。

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斜めに駆けていくときのロミオの動きが好きです
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2026年のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインはロミオとともに


 ちょっと遊んでみたつもりが,掘り下げどころがあまりにも多く,結果的にここまでのボリュームになってしまった。筆者がグラスホッパー・マニファクチュアのゲームのファンだというのもあるが,すっきりまとめるつもりだったのに,この作品にはそれを許さない力がある。

 アクションについては,近接攻撃と遠距離武器をガシャガシャ切り替えながら戦うのがとにかく楽しく,その気持ちよさを主軸にした作りになっていると感じた。近接攻撃と遠距離武器はそれぞれ4種類ずつ用意されているので,気に入ったものを使い続けるのもいいが,まずはすべて開放してあれこれ試してみるのがおすすめだ。

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 ショッピングモールでゾンビのような敵を銃で撃っていると,アーケードのガンシューティング感もあって,これがまた楽しい。基本のゲーム進行やアクションは「ノーモア☆ヒーローズ3」で確立したなじみあるものだが,同シリーズ主人公で近接+プロレス技主体のトラヴィス・タッチダウンとは戦い方の感触がかなり変わって新鮮だった。

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 難度は,通常難度にあたる「ミルクチョコレート」でも敵は固く,なかなか歯ごたえがある。ストーリー中心でアクションは気軽に遊びたい人は「ホワイトチョコレート」でもいいが,育成と強化の成果をしっかり感じたいなら,そのまま「ミルクチョコレート」で頑張ってほしい。なお,難度は途中で変更できないので,最初に覚悟を決めておこう。

難度は「ミルクチョコレート」の上の高難度「オレンジチョコレート」が用意されている。さらにもうひとつ空き枠があるので,これはクリア後にさらなる高難度が開放されるのかもしれない
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 最後に,どうしても触れておきたい注目ポイントがある。
 それが,肉体を失い,己のデータをロミオの羽織るジャケットに移して“ドッコイ生きてる”(?)祖父・ベンジャミン博士の存在だ。ストーリー上の重要人物であると同時に,ゲーム中ではナビゲーターとして孫のロミオを導く役割も担っている。

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 片手にピストル(もしくはカタナ),背中に祖父な孫・ロミオとの関係性がまず面白いし,なにより三人称視点のアクションゲームの主人公は“背中が命”。プレイヤーはずっとロミオの背中を見続けることになるわけだが,そこにしゃべり,動き,存在感のある“祖父が張り付いている”という構図は絵的にもかなり強い。
 戦闘中も探索中も,背中から聞こえてくる祖父の声が物語とゲームのガイドとなり,そしてゲームをほどよく賑やかにしてくれる。この“背中に祖父がいるゲーム体験(?)”は,実際にプレイして感じてほしいポイントのひとつだ。

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 今回は基本的なゲームの部分を中心に伝えたが,本作にはこれぞグラスホッパー・マニファクチュアと感じる映画,音楽,アート,アニメ,そしてゲームといったさまざまなオマージュや“サンプリング”なアレコレがたっぷり詰め込まれている。
 また音楽も,カミナリのごとく激しいドラムが響く曲や,暗く装飾もないウェアハウスなクラブで聴きたいようなテクノサウンドなどジャンルの幅が広く,もう少し時間をかけていろいろディグりたくなる多彩な楽曲が目白押しだ。
 そのあたりはぜひ実際にプレイして感じてほしいし,またあらためて別の機会に掘り下げたいなとも思う。

母と作るカレーができあがったときのこの感じとか,ボスを倒して新たなアクションが開放されるモノを手に入れたときのSEとか……くすぐりが憎い
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最初の巨大ボスの名前は「エブリディ・イズ・ライク・マンディ」。ロミオがデッドフォードで静かでグレーな日々(Everyday is silent and grey)を過ごしていたかどうか分からないけど,彼の物語のスタートに相応しいボスの名前かもしれない
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 本作の発売日は2026年2月11日で,グラスホッパー・マニファクチュアの自社パブリッシングタイトルとなる。
 普通ではないノリ&かなり攻めているバイオレンス表現で人を選ぶところがあるが,「2026年のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインをこれで決めてやるぜ」と思った人は,各ストアのウィッシュリストおよび欲しいものリストに追加しておこう。

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