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“ねぽらぼ”の4人がステージを駆け回った「re:VISION Holoearth Live」レポート。タレントと観客が作り上げるバーチャルライブがついに実現
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印刷2025/12/23 18:44

イベント

“ねぽらぼ”の4人がステージを駆け回った「re:VISION Holoearth Live」レポート。タレントと観客が作り上げるバーチャルライブがついに実現

 カバーがサービス中のバーチャルワールド「ホロアース」で2025年12月21日,ゲーム内ライブイベント「hololive 5th Generation ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」が開催された。

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 カバーがサービス中のバーチャル空間プロジェクト「ホロアース」内で,VTuberグループ「ホロライブ」5期生によるバーチャルライブ「ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」が,2025年12月21日に開催されることが明らかとなった。

[2025/12/11 22:44]

 同イベントは,「ホロアース」がβ版だった頃からたびたび行われてきた,バーチャルライブの最新のものにあたる。同社のVTuberグループ「ホロライブ」から,5期生の桃鈴ねねさん尾丸ポルカさん雪花ラミィさん獅白ぼたんさんがゲーム内に登場し,歌やダンスなどのパフォーマンスを披露した。
 本稿では,このステージの模様をレポートする。




全7曲が披露された,「ホロアース」内ねぽらぼライブ


 ホロライブ5期生によるユニット“ねぽらぼ”の4人が登壇した今回のライブ。開演時間は19:00だったが,その遙か以前から「ホロアース」にログインができない状態が続き,ログイン画面と格闘すること数十分。ログインに成功しさえすれば,以降はスムーズにライブ会場まで進めたが,これもまたライブの注目度の高さゆえだろう。

 そして待ちに待った開演時間,ねぽらぼの4人による開始アナウンスでライブはスタート。
 4人の代表曲である「Hyper Jumpin’」で幕が上がると,ライブ衣装の4人がステージを駆け回りながら,歌唱とダンスを披露した。
 また曲後のMCでは4人の自己紹介に,観客たちも文字スタンプや特製ペンライトを振って応える一幕も。まさに「ホロアース」ならではの光景と言えるだろう。

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 YouTubeでのチラ見せ配信が終了後は,4人それぞれがソロ曲を歌い上げたのち,再びねぽらぼメンバー全員で歌うグループ曲「ひとつになる声」を披露。ラストの「Cosmic Wonderful Tour!-Christmas Remix-」では,クリスマス用にアレンジされた編曲と,サンタクロース衣装で歌う4人の姿を観ることができた。

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 なお,当日のセットリストは以下のとおり。

「ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」セットリスト(敬称略)
1. Hyper Jumpin’ 桃鈴ねね,尾丸ポルカ,雪花ラミィ,獅白ぼたん
2. Ring-A-Linger 桃鈴ねね
3. ペルソナ 尾丸ポルカ
4. Fleur 雪花ラミィ
5. Lioness’ Pride 獅白ぼたん
6. ひとつになる声 桃鈴ねね,尾丸ポルカ,雪花ラミィ,獅白ぼたん
7. Cosmic Wonderful Tour!
-Christmas Remix-
桃鈴ねね,尾丸ポルカ,雪花ラミィ,獅白ぼたん

 なお7曲目の「Cosmic Wonderful Tour!-Christmas Remix-」終了後には,「ホロアース」内でライブに参加したプレイヤー限定の特別パートで,長めの撮影タイムも設けられていた。

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 今回のライブがβテスト版の頃と大きく異なったのは,なんといってもアバターの存在だろう。タレント側が3Dモデルなのはもちろんだが,β版では三角のオブジェクトだったプレイヤー側も,しっかり人型アバターで参加可能となった。
 さらにアバターには,今回のライブ用に作られたIDカードホルダーやライブTシャツ,特製ペンライトなどを身につけさせることができ,エモートやジャンプ,文字プレートなどを使って,「ホロアース」内でもリアルライブさながらの応援ができるようなったのだ。

ねぽらぼメンバー4人がデザインしたTシャツや頭飾りが装備できた
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エモートによる演者とアバターのコール&レスポンスの様子
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 一方で,「ホロアース」内でのバーチャルライブならではと言えるのは,やはり観客とタレントの距離感の近さだろう。観客が入れるスタンディングエリアとステージには,ほぼ高低差がなく,超至近距離かつ,360度好きな角度からライブが鑑賞できるのは,バーチャルイベントならではだ。
 さらにフォトモードや,会場内のアバター描画人数を調整すれば,タレントしか画面に描画されない,自分だけのためのライブのような感覚も味わえた。

最前列,超至近距離からの観賞のほか,通常のライブではまず見られないタレントの背後からの視点など,さまざまな角度からライブが楽しめた
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フォトモードを使えば,タレントのパフォーマンスを集中して観ることも
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 なお今回のライブでは,メディア向けにテスト中のクラウドゲーミング環境を用い,「ホロアース」に参加できる機会が用意されていた。
 これはWebブラウザ上で動作するため,クライアントをインストールせずにゲームへ参加できる利点がある。とくにPCのスペック面で参加が厳しい人や,Mac環境の人にとっては福音となり得る仕組みといえる。

 実際に試してみたところ,マウス操作などにやや違和感があったものの,ロビーへの移動やライブへの参加は問題なく行えた。なお今回はメディアのみだったが,今後のライブでは正式版として,一般公開も予定されているという。
 またこれとは別に,スマートフォン対応に向けた開発も進められているとのことなので,こうしたプラットフォームの拡張によって,「ホロアース」の裾野がより広がることに期待したい。

Webブラウザから「ホロアース」に参加できるクラウドゲーミング
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 念願のバーチャルライブだけでなく,アバターを使った遊びやクラウドゲーミングの公開など,「ホロアース」の進化も垣間見えた今回の「hololive 5th Generation ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」。

 なお,ライブの模様はSPWNもしくはZAIKOで,2026年1月21日まで動画が視聴できるほか,「ホロアース」内の3Dアーカイブにて,2026年1月4日まで1日5回のペースで再演が行われる予定となっている。
 バーチャルライブだからこその体験に興味をひかれた人は,この機会に「ホロアース」にログインしてみてほしい。

3Dアーカイブの再演スケジュール
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ライブの様子を撮影してSNSに投稿するフォトコンテストも開催中
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アバターと同じ「ねぽらぼライブ記念Tシャツ」のリアル版もAmazonで販売されている。バーチャルとリアルが交差する「ホロアース」の今後にも期待したい
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