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[プレイレポ]「炎姫」は,パリィと回避を使い分けて踊るように戦う,軽快なアクションが魅力的なタイトルだ
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印刷2026/03/04 13:30

プレイレポート

[プレイレポ]「炎姫」は,パリィと回避を使い分けて踊るように戦う,軽快なアクションが魅力的なタイトルだ

 PLAYISMは,PC向けタイトル「炎姫」を本日発売する。本作は,台湾のインディーゲームスタジオであるCrimson Duskが開発したアクションゲームだ。

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 そのクオリティの高いアニメ風のグラフィックスから2022年の発表と同時に話題となっていたため,発売を心待ちにしていた人も多いだろう。4Gamerは,発売に先駆けて本作をプレイする機会を得たので,プレイレポートをお届けしよう。

 本作は,人間と妖が共存し,強い感情を残して死んだ者が「妖魔」となる世界が舞台だ。妖魔を倒すため,最高の「妖祓い」である炎姫と,「神使」で補佐官のが派遣されることとなった。

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左から,「安」(cv. 石見舞菜香さん)と「炎姫」(cv. 楠木ともりさん)
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 美少女の主人公と美少女のボス,可愛らしい敵といったビジュアルだけでなく,パリィに弾幕などのシステム,刀とお札で戦う和風の世界設定……などなど,本作は作り手の「好き」が伝わる要素がてんこ盛りだ。こうした情熱がストレートに伝わってくるのは実にインディーゲームらしい。

 クールでタフな炎姫といつも明るい安というコンビも見ていて面白く,アニメやコミック好きであればすぐに気に入ることだろう。

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画面左の安はマスコットのような姿をしているが,これは彼女が戦闘のために変身した姿だ
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美少女ボス「華鈴」(左)(cv.桜咲千依さん)と「玲玲」(cv.長妻樹里さん)(右)
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こちらもボスの「千楽院」(cv. 高柳知葉さん)
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由美子(中央)(cv.千春さん)と久美子(右)(cv.山本亜衣さん)
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敵の妖魔は,可愛らしいデザインのものも多い
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 本作はバトルアクションとアスレチックアクションを同時に楽しめるシステムになっている。

 炎姫は近接戦の刀と遠距離攻撃「加護射撃」を武器とし,妖魔の群れに立ち向かっていく。妖魔が攻撃する際には身体が光る予兆があるので,これに合わせてボタンを入力すると「弾刃」(パリィ)が発動し,攻撃を弾いて無効化できる。

「弾刃」は敵の攻撃を弾いて無効化する。「お守り」を装備すれば,受付時間や成功時の無敵時間を長くすることも可能
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 弾刃は高性能で,たとえ背後から殴られようがタイミングさえ合っていれば攻撃を無効化できるし,弾きつつ移動も可能である。相手の連続攻撃に合わせてタン,タンとリズミカルにボタンを入力し,連続弾刃が成功すれば気分も爽快だ。

 弾刃を成功させたり,攻撃を当てたりするとスキルのゲージが蓄積されていく。スキルは4つ装備可能で,突進攻撃や炎姫が走った軌跡に攻撃判定を持つ炎を残すもの,敵をこちらに引き寄せるスキルなど,さまざまな効果を持つ。
 スキルと通常攻撃の刀と組み合わせれば,変幻自在のコンボができる。弾刃を決めるほどスキルの回転率が上がっていくため,防御が上達すればより激しく攻められるのだ。

スキルは突進攻撃や敵を引き寄せるブラックホール,画像のようにダッシュの軌跡を燃やすものなどさまざまだ
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 炎姫は強いが,敵もさまざまな特性を持っており,防御や攻撃手段を使い分けなければならないのも面白いポイントだ。
 いくら弾刃が高性能でも,敵は「弾幕」や一部の打撃といった弾刃では対処できない攻撃を仕掛けてくる。敵の攻撃パターンを把握し,赤い予兆が出る攻撃は弾刃で弾き,弾幕や金色の警告が出る打撃は回避で対処しなければならない。

「弾幕」や一部の打撃は「回避」で避けなければならない。予兆や攻撃の色を見て使い分けよう
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 また,敵の中には射撃を無効化する「打撃瘴気」や,逆に打撃が通じない「射撃瘴気」といったバリアを張る者もいる。加えて,ボスや一部の強敵はダメージを食らうと厄介な「暴怒状態」に突入する。

 暴怒状態では「弾刃穢れ」という特殊空間で敵と炎姫が1対1で対決することになり,敵が放ってくる必殺技に弾刃を一定回数成功させなければならない。必殺技は派手なうえに弾刃のリズムもさまざまで,一筋縄ではいかない。

 しかし,うまく必殺技をさばき切れれば,アナログスティックで点と点をつないで斬撃の軌道を決める特殊モードに突入,派手な演出とともにトドメを刺すことができる。強敵の体力を減らし,必殺技を凌げばご褒美をもらえるため,気持ちも盛り上がる。

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「暴怒状態」からの必殺技にはちょっとコミカルなものも。画像の技はムキムキの兄貴たちが現れて突進してくる。クラウチングスタートで1人ずつ走ってくる律義さがちょっと面白い
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トドメ演出は,アナログスティックで線を動かし,点と点をつなげていく
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 こうしたバトルの中でも,特に派手なのが中ボスやボスとの戦いである。ボスは特に多彩な攻撃パターンを持っているため,慣れないうちは何度も叩き潰されるだろう。

巨体のボスが襲い掛かってくる
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 しかし,技のリズムや対処の種類を一つひとつ学んでいくと,徐々に弾刃や回避を決められる攻撃が増えていく。もちろん,ボスも新たな攻撃を仕掛けてくる。巨体からの打撃や画面を覆い尽くすような弾幕を放ってくるばかりか,カメラのアングルが真上からになって無数の敵弾を避けることに集中しなければならないこともある。

カメラが真上になり,まるでシューティングゲームのようだ
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 何も考えずに回避を連打していると被弾するような位置に弾が飛んできたり,弾刃できる攻撃の中に弾刃不可の打撃がしれっと混じっていたりと,一筋縄ではいかない。
 攻撃パターンを覚えて圧倒→ボスが新たな攻撃を繰り出してくる→さらに攻撃パターンを覚えるというバトルを乗り越えて,勝利できたときは実に嬉しい。ここはアクションゲームの王道的な面白さといえるだろう。

こちらは雑魚戦だが,弾刃できる攻撃の中に1つだけ弾刃不可の金色攻撃が混じっている
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 本作ではボスまでの道中にも,探索やアスレチックが用意されており,プレイヤーを飽きさせない。
 マップは一本道ではなく,周囲を探索すれば宝箱や隠しバトルも発見できる。宝箱からは炎姫を強化できる「お守り」やスキルを買うのに使う「金平晶」(お金)といったご褒美が出てくるため,積極的に探索したいところだ。

脇道には宝箱が隠されており,報酬が手に入る
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「お守り」は炎姫の能力を強化できる。購入するにも,装備数を増やすにもお金が必要なので,探索は重要だ
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 マップの構造も立体的で,宙に浮かんだ足場から足場へと飛んだり,入ると飛行できるフィールドで空中を一気に移動したり,回避を空中ダッシュのように使って広いギャップを渡ったりと,さまざまなアスレチック体験ができる。
 中には空中に敷かれたレールをジェットコースターのように滑走するといったシーンもあり,見た目とアクションの両面で飽きさせない。

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 こうした楽しさの中でも特に印象深かったのが,「櫛名田さんの頭」との追いかけっこだ。
 櫛名田さんは炎姫にお守りやスキル,コンボを売ってくれる商人のような存在で,金髪ツインテ―ルの美少女だ。各ステージには,彼女の頭にそっくりな生物(?)があちこちに潜んでおり,これを捕まえるアクティビティが存在するのだ。

 頭はなぜか櫛名田さんのことを恐れており,必死になって逃げていく。追いかけるために乗り越える地形は危険なものばかりで,とにかくジャンプや回避のタイミングがシビアだ。
 高難度な要素なのに,金髪ツインテールの生首を必死に追いかけるというシチュエーションのギャップも愉快で,繰り返し挑戦していくうちに余裕が出てくるというバランスも絶妙だった。

ショップ店員の「櫛名田さん」(左)と「櫛名田さんの頭」(右)
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櫛名田さんの頭を追いかける際には制限時間があり,これが尽きてもやり直しだ。慣れるとコース取りでタイムを縮めることもできる
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 物語には,謎が秘められており引き込まれる。炎姫たちが戦う妖魔たちにはそれぞれに事情を抱えており,ある者は迫害を受けて妖魔になっていたり,またある者は妖魔なのに周囲から慕われていたりと,「邪悪な敵」という一言では片づけることができない存在のようだ。
 中には炎姫のことを「任務に従うだけの人形」とまで呼ぶ妖魔までいる。果たして2人が戦い抜いた先には何が待っているのだろうか。

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 本作に登場する妖魔たちは,日本の妖怪がアレンジされていたり,デザインが可愛らしかったりして目を惹かれるものが多い。
 ボスにはいろいろなタイプの美少女が揃っており,セリフやリアクションも面白い。一見するとハードでダークな世界設定に感じられるかもしれないが,実はユーモラスだったり明るい部分も少なくない。

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 アクションは軽快で操作感も良く,上達するほど炎姫の戦いぶりが華麗になっていく。特に弾刃や回避は成功すると舞うようなモーションで移動するため,慣れると妖魔どものあいだを軽やかに踊るかのごとく戦えるようになる。アニメ・コミックが好きはもちろん,アクションゲームが好きな人には刺さる要素が多いと感じられた。

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 弾幕を放つ美少女,妖怪と人が共存する日本風の世界,ちょっと生意気な生首など,日本のオタク文化から受けた影響も大きいようだが,それをうまく自分たちのゲームとして昇華していると感じられた。筆者としては,早くもCrimson Duskの次回作が楽しみに感じられた。

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