田舎町でひと夏の出会い。スマホ向けノベルゲーム「探しものは、夏ですか。」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第2394回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向けノベルゲーム「探しものは、夏ですか。」（iOS / Android）を紹介しよう。

アプリは無料で配信中。プレイ中に広告表示アリ

「探しものは、夏ですか」ダウンロードページ

「探しものは、夏ですか」ダウンロードページ

　本作は夏の田舎町を舞台に，ノスタルジックなストーリーを体験していくビジュアルノベルゲームだ。
　時代は2018年の8月。都会の大学生「恭平」が，とある田舎町を訪れるところからスタートする。

駅に到着。この町もきびしい暑さに見舞われているようだ

　恭平は幼いころに通っていた駄菓子屋で，「真琴」と名乗る女の子と出会う。この遭遇をきっかけに，ふたりはある物を探すことになった。
　プレイヤーは街中を捜索したり，住民たちと話をしたりして，恭平の昔の記憶に触れていくわけだ。

真琴はしばらく，恭平と行動をともにすることに

　町では七夕祭りに向けた，花火大会が予定されている。また「神隠し」と呼ばれる事件や，警察や消防が騒がしくしているといった情報も耳にできる。真琴は一体何者なのか？　事件とどのような関わりがあるのか？　真相は徐々に明らかになっていく。


　ゲームはタップ操作のみで読み進めていけるが，いつでも「バックログ」を確認できる。加えて，選択肢の出現箇所までオートで進められる機能も備わっている。ノベルゲームとしての機能性もバッチリだ。


　田舎町で出会った女の子と，不思議なひと夏を過ごす本作。プレイ時間も，1シナリオを読み終わるのに数時間といったところだ。
　夏の終わりの今日このごろ。ゆっくりと今夏を振り返りながら，ゲームで起きた別の夏を楽しむのはいかがだろう。

著者紹介：H.H
　ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーとして，日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と鎬を削っている。コンシューマやスマホアプリでは，ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。

「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」記事一覧