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印刷2019/11/25 23:00

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AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

画像(002)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース
 2019年11月25日23:00,AMDは,Zen 2マイクロアーキテクチャを採用するHEDT(High-End Desktop)向けCPUとなる第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかにした。ラインナップやプラットフォーム構成,北米市場におけるメーカー想定売価といった情報はすでに発表済みであるが,今回は,性能に関するより詳しい情報などが明らかとなったのがポイントだ。

 それに加えて,AMDは,第3世代Ryzen Threadripperの最上位モデルとして,64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」(以下,TR 3990X)を2020年にリリースすることも発表している。L2およびL3キャッシュメモリ容量は合計288MBとなり,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は280Wに達するというから,まさにモンスター級のCPUだ。ただ,TR 3990Xについて,それ以上の情報は明らかになっていない。

CPUパッケージ1基で64コアを実現するTR 3990X。TDPは280Wにも達する
画像(003)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 本稿では,第3世代Ryzen Threadripperに関するおさらいと,AMDが明らかにした追加情報を簡単にレポートしたい。なお,新CPUによるベンチマークテスト記事も用意しているので,楽しみにしてほしい。


Zen 2ベースでプラットフォームも一新となる第3世代Ryzen Threadripper


 まずは,第3世代Ryzen Threadripperに関するおさらいから始めよう。
 2019年11月7日にAMDが明らかにしたとおり,第3世代Ryzen Threadripperには,32コア64スレッドの「Ryzen Threadripper 3970X」(以下,TR 3970X)と,24コア48スレッドの「Ryzen Threadripper 3960X」(以下,TR 3960X)の2製品が存在する。
 発売日は11月30日の予定で,国内市場におけるメーカー想定売価は,TR 3970Xが23万3800円(税込25万7180円)前後,TR 3960Xは16万4800円(税込18万1280円)前後だ。CPU 1基でゲーマー向けPCが買えるくらいの価格といったところか。

第3世代Ryzen Threadripperの仕様と北米市場向け価格
画像(004)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 第3世代Ryzen Threadripperは,1基あたり最大8基のCPUコアを実装した「CCX」(CPU Complex)が4基と,1基のI/O Die(以下,I/Oダイ)で構成している。I/Oダイは,4chのメモリアクセスチャネルと,計64レーン分のPCI Express(以下,PCIe) 4.0インタフェースを備えており,そのうち56レーン分をユーザーが拡張に利用できる。
 複数枚のグラフィックスカードを装着したうえで,PCIe 4.0 x4接続のSSDを複数枚組みあわせたRAID環境を構築するといったことも余裕で対応できるわけだ。

第3世代Ryzen Threadripperの構成。I/Oダイの内部では,メモリアクセスチャネルは2chずつ,PCIeインタフェースも32レーン分ずつに分かれている
画像(005)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

CPUの価格とCINEBENCH R20における性能を比較したスライド。第3世代Ryzen Threadripperは右側の2つで,競合のXeon W3200シリーズと比べて価格対性能比は圧倒的に優れると主張しているわけだ
画像(008)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 第3世代Ryzen Threadripperでは,CPUそのものだけでなく,プラットフォームを一新したのが大きな見どころだ。第3世代Ryzen Threadripperでは,新チップセットの「TRX40」と,新CPUソケットの「sTRX4」を搭載するマザーボードと組みあわせて使うことになる。TRX40搭載マザーボードは,ASUSTeK Computer(以下,ASUS),ASRock,GIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE),MSIから発売の予定だ。
 なお,第3世代Ryzen Threadripperは,第2世代Ryzen Threadripperまで使われた「TR4」ソケットとは互換性がない点は,注意すべきだろう。

TRX40プラットフォームの概略図
画像(006)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

ASUS,ASRock,GIGABYTE,MSIのTRX40搭載マザーボード。ゲーマー向けと言えるのは,ASUSとGIGABYTEの製品だ
画像(012)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 TRX40プラットフォームでは,チップセットからも16レーン分のPCIe 4.0が出ているので,競合となるIntelのHEDTプラットフォームと比べて,より多くの高速なデバイスを利用できるとAMDはアピールしている。

TRX40プラットフォームと競合のプラットフォームにおけるインタフェース周りの仕様を比較したスライド
画像(007)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 見どころの多い第3世代Ryzen ThreadripperとTRX40プラットフォームであるが,その実力はどのようなものだろうか。
 HEDT向けのCPUということもあり,AMDが公表しているベンチマークテスト結果も,3D CGレンダリングアプリケーションやCADアプリケーション,あるいはプログラムのコンパイル速度比較といった実用アプリケーションでの比較が中心だ。

第3世代Ryzen ThreadripperとCore i9シリーズの3D CGレンダリング性能比較のグラフ。CPUコア数がものを言うアプリケーションだけに,第3世代Ryzen Threadripperの性能は圧倒的だ
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 とはいえ,AMDは報道関係者向け資料の追加情報として,第3世代Ryzen Threadripperのゲームにおける性能も明らかにしていた。その比較を見る限り,第3世代Ryzen Threadripperは,12コア24スレッド対応の「Core i9-9920X」と比較して,解像度2560×1440ドットの条件において,多くのゲームでわずかに上回る性能を発揮できるという。

AAAタイトルで第3世代Ryzen Threadripperと競合のCore i9シリーズの性能を比較したグラフ。Core i9-9920Xのスコアを1として,どれくらいの性能差があるかを見るグラフで,「Devil May Cry 5」を除いたすべてのタイトルで,わずかだが第3世代Ryzen Threadripperが上回るという
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 ただ,処理負荷の軽いeスポーツ向けタイトルになると,CPUコア数の多さが性能向上に結びつかないようで,競合と比べて分が悪くなる面もあるようだ。

eスポーツ向けタイトルでの性能比較。第3世代Ryzen Threadripperは,Core i9-9920Xを下回ることが多い。もっとも,その差はわずかだが
画像(011)AMD,第3世代Ryzen Threadripperの詳細を明らかに。2020年には64コア128スレッド対応の「Ryzen Threadripper 3990X」をリリース

 単純なゲーム性能に期待して,第3世代Ryzen Threadripperを買うのはコスト面で割に合わないだろうが,1台のPCでゲームをプレイしながらプレイ動画の録画や配信も行うという場合には,並みのゲーマー向けPCよりも快適さを期待できるかもしれない。

AMDのRyzen Threadripper製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Ryzen(Zen 2)

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