Creative Assemblyが，歴史的瞬間にスポットを当てる「A Total War Saga」の開発をアナウンス

　歴史リアルタイムストラテジー「Total War」シリーズで知られるCreative Assemblyは，その最新作「Total War: WARHAMMER II」を2017年9月28日にリリース予定だが，新たなスピンオフタイトル「A Total War Saga」の開発を，同社の公式ブログで明らかにした。


　「A Total War Saga」は，「Total War: Shogun 2」のスタンドアロン型拡張パック「Fall of the Samurai」のテーマになった戊辰戦争のように，数か月から数年で世界を激変させたような政変や戦争を描き出すという。
　ブログには「当時のヨーロッパは火薬が詰められた樽のようなもので，ちょっとしたことで全く異なる様相の世界になり得た時代だった」などと綴られているので，プレイヤー次第で史実と大きくかけ離れた勢力図を作れるのは間違いなさそうだ。

　時代設定は「Total War: Rome II」や「Total War: Attila」に続くものになるということなので，「Attila」の拡張パック「Age of Charmaine」の後，ヴェルダン条約によるフランク王国分割や，バイキングのイギリス侵攻など，ヨーロッパ暗黒時代中頃のエピソードが想像できる。その正式発表は数か月以内に行われるとのことなので，期待したい。

「A Total War Saga」公式サイト