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Google,「Pixel 3」スマートフォンを発表。おサイフケータイに対応して11月1日国内発売!
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印刷2018/10/10 00:19

ニュース

Google,「Pixel 3」スマートフォンを発表。おサイフケータイに対応して11月1日国内発売!

 北米時間2018年10月9日,米ニューヨーク市で開催の自社イベント「Made by Google 2018」においてGoogleは,Pixelスマートフォンの第3世代モデル「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発表した。

※2018年10月10日12:00頃追記
Googleによる国内発表を受けて一部情報をアップデートしました。
※2018年10月10日17:30頃追記
製品写真などを追加し,一部情報をアップデートしました。


Pixel 3。縦持ち時の本体最上部と最下部にやや太めの額縁があるデザインだ
Pixel

Pixel 3 XL。こちらは縦持ち時の本体最上部でディスプレイパネルの一部が欠けたようなデザインになっている
Pixel

 見どころはさまざまだが,日本のユーザーにとって最も重要なのは,Pixel 3シリーズの販売予定地域に日本が入っていることだろう。初代Pixelシリーズ,そしてPixel 2シリーズと,日本市場では2世代続けて「Google純正端末が正式に販売されない」状態が続いたことで,日本のユーザーは「どれよりも早く最新のAndroid OSおよびセキュリティアップデートが配信されるPixel」の恩恵を受けられないでいたが,ついにその状況は改善することになるわけだ。

 なお,夜が明けて日本時間10月10日には,Google日本法人が11月1日の国内発売を告知した。10日正午からGoogleストアで予約受け付けが始まっている。
 また,NTTドコモとソフトバンクも発売を計画しているという。

  • Pixel 3(ストレージ容量64GB,SIMロックフリー):9万5000円(税込)
  • Pixel 3(ストレージ容量128GB,SIMロックフリー):10万7000円(税込)
  • Pixel 3 XL(ストレージ容量64GB,SIMロックフリー):11万9000円(税込)
  • Pixel 3 XL(ストレージ容量128GB,SIMロックフリー):13万1000円(税込)

販売対象となるのは13の国と地域。新規追加となったのは4の国と地域で,その1つが日本だ
Pixel

ちなみにこちらが北米市場向けモデルの対応ネットワーク一覧
Pixel
 もう1つ,日本市場にやってくるということで気になるのは対応ネットワークだが,日本市場向けモデルは以下のとおり,国内3大キャリアが提供するものの多くに対応している。とくにNTTドコモおよびソフトバンクとの相性はかなりよいという理解でいいのではなかろうか。

  • NTTドコモ:1/3/19/21/28/42
  • au:1/11/18/26/28/41/42
  • ソフトバンク:1/3/8/11/28/41/42
    横線を入れてあるところは非対応

Pixel 3シリーズはおサイフケータイに対応する
Pixel
 また,北米市場向けモデルにない,国内市場向けモデルだけの仕様として,FeliCaに対応している点も挙げられる。国内発表会でGoogleは同社製スマートフォンとして初の「おサイフケータイ」対応を発表しているので,この点にグッとくる人もいるだろう。
 Pixel 3シリーズではQUICPay,Suica,nanaco,楽天Edy,WAONとメジャーな非接触型決裁サービスを利用可能とのことだ。

国内版Pixel 3シリーズの対応ネットワーク一覧。対応Bandが北米市場向けモデルと異なるうえ,北米市場向けモデルが採用するeSIMの代わりに(?)FeliCaをサポートしていることが窺える
Pixel

 本体カラーはPixel 2シリーズから継承する「Clearly White」(明らかに白)と「Just Black」(きっちり黒)に加えて,今回「Not Pink」(ピンクじゃない)の3色となった。Not Pinkは「薄いピンク」という理解でいい。

本体は2モデル3色展開。ここでは左2つめから順にClearly White,Not Pink,Just Blackだ
Pixel


機械学習ベースのAIで圧倒的に進化したカメラ


Pixel 3のアウトカメラは,シングルレンズ仕様であるが,AI処理を活用した撮影機能の数々が特徴だ
Pixel
 Pixel 3シリーズは「Snapdragon 845 Mobile Platform」(以下,Snapdragon 845)を採用するハイエンド市場向けスマートフォンだが,ハイエンド市場向けモデルの御多分に漏れず,Googleは今回,カメラ性能の高さを強くアピールしている。いわく「Pixel 2で実現した『最高のカメラ』がさらによくなった」とのことである。

 そんなカメラの機能面で最大の注目要素となりそうなのが「Top Shot」である。いわゆる「決定的瞬間」のようなものは撮り逃してしまいがちだが,Top Shotではシャッターを押した瞬間の前後にわたって数十枚のカットを撮影したうえで,それを機械学習と組み合わせることにより,最も写りのいいカットを提案してくれるという。

シャッターを押して撮影したカットだと左のような“惨状”だが,Top Shotはその前後にある「ベストショット」を提案してくれる
Pixel Pixel

 Top Shotと同様の機能は,HDR(High Dynamic Range)写真撮影でも使われている。Googleが「HDR+ with Zero Shutter Lag」と呼ぶHDR撮影機能では,シャッターボタンを押した瞬間の前後に渡るカットを機械学習ベースのAI処理を活用して合成することで,より美しく,詳細なディテールを表現したHDR写真を撮影できるとのことだ。

HDR+ with Zero Shutter Lagのデモより。シャッタータイミング前後の画像を合成して,より美しいHDR写真を撮影できるという。右のサンプルは,ディテールを強めに強調したものだ
Pixel Pixel

 シャッタータイミングの前後にあるカットを応用するアイデアとしてはもう1つ,デジタルズーム画質の改善もある。一般に,スマートフォンのカメラではデジタルズームを行うと画質が目に見えて劣化してしまうが,Pixel 3シリーズが採用する「Super Rez Zoom」では,デジタルズーム時にやはり複数のカットデータを合成することにより,高い画質を得られるようになっているそうだ。

Super Rez Zoomのデモ。ズームしても画質の破綻が起こらないアピールである
Pixel Pixel

 さらに「Night Sight」では,レタッチもフラッシュの発光もなしに,機械学習による露出改善を実現するとのこと。Googleは同条件でテストしたという「iPhone XS」との比較スライドを示していた。

iPhone XS(左)とPixel 3におけるNight Sight(右)の比較。このスライドが出たとき,ニューヨークの発表会場では拍手喝采が起こった
Pixel

Pixel 3 XLは,「ノッチ」(切り欠き)部分に2基のカメラを搭載している
Pixel
 以上はシングルカメラ仕様となるアウトカメラの新要素だが,Pixel 3シリーズでGoogleはインカメラをデュアル化している。内訳は標準画角用と広角用だが,後者は,自撮り時に手を伸ばした状態からより多くの人を撮影できるようにするために採用したのだという。Googleはこのデュアルインカメラを「Group Selfie Cam」と呼んでいる。

Group Selfie Camのデモ。スライダーにより「写す範囲」を指定できるようだ
Pixel Pixel

AR Stickerの例。手前に写った2人の間で,CGで描かれたアイアンマンがポーズを取っている。人物の後ろにアイアンマンがいるように描画している点に注目
Pixel
 そのほか,笑顔や変顔に合わせて自動でシャッターを切る機能や,写真にARキャラクターを追加できる「AR Sticker」などが新機能として追加になっているようだ。AR Stickerで面白いのは,被写体となった人物の動きや表情を認識して,ARキャラクターの表情やポーズを変えたり,被写体と背景を区別して被写体の後ろにARキャラクターがいるかのような写真を撮れたりするところだ。これも機械学習ベースのAIによる実装である。

 そのほかにも,カメラで捉えたものを検索できるPixel独自機能「Google Lens」では,人がかけているサングラスや履いている靴を調べてショップで購入するようなこともできるようになったという。

Google Lensのデモより。イタリア語で書かれたレストランの看板を写すと(左),文字を認識して翻訳表示を行う(右)。同種のアプリは他社からも出ているが,翻訳精度の高さと手軽さがポイントであるという
Pixel Pixel

留守録のテキスト起こし機能(上)とFlip to Shhh(フリップトゥシー)機能(下)のイメージ
Pixel
Pixel
 カメラ以外では,留守番電話モードにしておくと,Pixel 3が自動で留守録を音声認識してテキストにまとめてくれる機能や,画面を下に向けて置くことであらゆる通知を止められる「Flip to Shhh」機能,そして,Qiワイヤレス充電に対応する別売りのワイヤレススタンド「Pixel Stand」が注目の新要素となるだろうか。

 Pixel Standはケースに取り付けた状態のPixel 3でも高速に充電できるという性能だけでなく,スタンドに立てかけたPixel 3を「Google Home」スマートデバイス的に使えるようになるというのがポイント。Googleアシスタントから目覚まし時計として使ったり,フォトフレームとして使ったり,Google Home対応監視カメラの映像を表示させたりできるそうだ。

ワイヤレス充電機能を提供するだけでなく,Pixel 3をGoogle Homeに変えるPixel Stand。Pixel 3に先駆けて,税込9504円での注文受け付けが始まっている
Pixel Pixel

Pixel 3用オプションとして,Google純正のカバー(左)のほかに,日本オリジナルデザインのカバーも発売予定という(右)
Pixel Pixel

 そのほか主なスペックは下にまとめたとおり。アウトカメラがシングルであるなど,ぱっと見のスペックでは競合他社に譲る部分があったとしても,Googleの誇る機械学習ベースのAIによって一気に“まくって”くるというのはPixel 2シリーズのときにGoogleが掲げたコンセプトだったが,Pixel 3世代ではそれがさらに深化した印象がある。
 ともあれ,これまでは「海の向こうの話」だったPixelスマートフォンが,国内仕様で登場してくるということは,それだけで大いに歓迎できる話だ。気になる人はGoogleストアをチェックしてみよう。

●Pixel 3の主なスペック
  • メーカー:Google
  • OS:Android 9.0(Pie)
  • ディスプレイパネル:5.5インチ有機EL,解像度1080×2160ドット,アスペクト比 1:2(9:18),443ppi,Gorilla Glass 5採用,HDR対応,コントラスト比10万対1
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 845」
    ・CPUコア:Kryo 385 Gold(最大2.5GHz)×4+Kryo 385 Silver(最大1.6GHz)×4
    ・GPUコア:Adreno 630
    ・モデム:Snapdragon X20 LTE
  • サブプロセッサ:Pixel Visual Core,Titan Security(Titan M Security Module)
  • メインメモリ容量:4GB(LPDDR4X)
  • ストレージ:内蔵64GBまたは128GB
  • アウトカメラ:有効画素数約1220万画素(開放F値1.8,視野角76度),オートフォーカス(デュアルピクセル位相差検出)対応,光学および電子式手ブレ補正機能搭載
    ・動画:4K@30fps,1080p@120/60/30fps,720p@240/60/30fps
  • インカメラ:有効画素数約800万画素(標準,開放F値1.8,視野角75度)+有効画素数約800万画素(広角,開放F値2.2,視野角97度)
    ・動画:1080p@30fps,720p@30fps,480p
  • 対応SIM:nanoSIMカード
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/66,TDD LTE Band 38/40/41/42/48
  • 対応3Gバンド:Band 1/2/4/5/6/8/19
  • バッテリー容量:2915mAh(Qiワイヤレス充電対応,18Wワイヤード急速充電対応)
  • 待受時間:最大12日間(LTE)
  • 連続通話時間:最大17時間(3G)
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth対応:5.0+LE
  • FeliCa対応:○
  • 主な搭載センサー:Active Edge,指紋,近接,環境光,加速度,ジャイロ,磁気,気圧
  • USBポート:USB 3.1 Gen.1 Type-C
  • 公称本体サイズ:約68.2(W)×7.9(D)×145.6(H)mm
  • 公称本体重量:約148g
  • 本体カラー:Clearly White,Just Black,Not Pink
  • スピーカー:フロント2ch(※前方放射型)

●Pixel 3 XLの主なスペック
  • メーカー:Google
  • OS:Android 9.0(Pie)
  • ディスプレイパネル:6.3インチ有機EL,解像度1440×2960ドット,アスペクト比 9:18.5,523ppi,Gorilla Glass 5採用,HDR対応,コントラスト比10万対1
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 845」
    ・CPUコア:Kryo 385 Gold(最大2.5GHz)×4+Kryo 385 Silver(最大1.6GHz)×4
    ・GPUコア:Adreno 630
    ・モデム:Snapdragon X20 LTE
  • サブプロセッサ:Pixel Visual Core,Titan Security(Titan M Security Module)
  • メインメモリ容量:4GB(LPDDR4X)
  • ストレージ:内蔵64GBまたは128GB
  • アウトカメラ:有効画素数約1220万画素(開放F値1.8,視野角76度),オートフォーカス(デュアルピクセル位相差検出)対応,光学および電子式手ブレ補正機能搭載
    ・動画:4K@30fps,1080p@120/60/30fps,720p@240/60/30fps
  • インカメラ:有効画素数約800万画素(標準,開放F値1.8,視野角75度)+有効画素数約800万画素(広角,開放F値2.2,視野角97度)
    ・動画:1080p@30fps,720p@30fps,480p
  • 対応SIM:nanoSIMカード
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/66,TDD LTE Band 38/40/41/42/48
  • 対応3Gバンド:Band 1/2/4/5/6/8/19
  • バッテリー容量:3430mAh(※Qiワイヤレス充電対応,18Wワイヤード急速充電対応)
  • 待受時間:最大14日間(LTE)
  • 連続通話時間:最大18時間(3G)
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth対応:5.0+LE
  • FeliCa対応:○
  • 主な搭載センサー:Active Edge,指紋,近接,環境光,加速度,ジャイロ,磁気,気圧
  • USBポート:USB 3.1 Gen.1 Type-C
  • 公称本体サイズ:約76.7(W)×7.9(D)×158.0(H)mm
  • 公称本体重量:約184g
  • 本体カラー:Clearly White,Just Black,Not Pink
  • スピーカー:フロント2ch(※前方放射型)

GoogleストアのPixel 3製品ページ

  • 関連タイトル:

    Pixel

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