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「エクスペリエンス創設10周年記念イベント」が開催。新作「黄泉ヲ裂ク華」や「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」,そして記念コラボが続々と発表に
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印刷2016/05/02 16:31

イベント

「エクスペリエンス創設10周年記念イベント」が開催。新作「黄泉ヲ裂ク華」や「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」,そして記念コラボが続々と発表に

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 エクスペリエンスは2016年5月1日,「エクスペリエンス創設10周年記念イベント」を東京都内で開催した。このイベントでは,Xbox One用新作RPG「黄泉ヲ裂ク華」およびPS Vita用ダンジョンRPG「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」の情報をはじめ,同社の最新動向が発表されので,その模様をお伝えしよう。

 イベントの冒頭では,エクスペリエンスの代表取締役社長を務める千頭 元氏が,これまでの10年を振り返った。同社ではこの10年間,移植を含めると毎年のようにタイトルをリリースしてきたが,その中でも千頭氏は,一番多くのプレイヤーを獲得し会社としての分岐点となった「デモンゲイズ」が感慨深いという。
 また2010年にリリースした「迷宮クロスブラッド」には,開発中に交通事故に遭ったり,発売日に急性アルコール中毒で病院に担ぎ込まれたりと,個人的に強く記憶に残るエピソードがあるそうだ。

エクスペリエンス 代表取締役社長 千頭 元氏
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 次に,エクスペリエンスの新たなロゴが公開された。千頭氏によると,従来のロゴはゲーム開発と会社設立を並行して行う慌ただしい中で作成したため,あまり思いを込められなかったという。
 そこでこの10周年を機にロゴを変更したわけだが,この新ロゴの下部には,経験値バーがレイアウトされている。このバーは,10年で1目盛りを示すとのことで,千頭氏は「この先も続けていくという,未来を見据える思いを込めた」と説明していた。

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 続いて,エクスペリエンスの各タイトルにてキャラクターボイスを演じてきた,声優の中恵光城さんがゲストとして登壇。中恵さんは,自身が演じた中でも「東京新世録 オペレーションアビス」および「東京新世録 オペレーションバベル」のムーラが印象に残っているそうで,その理由に「口の悪さ」を挙げていた。収録時は「どこまで相手を罵っていいのやら……」と迷ったが,最終的には「ムカつくな,と思う反面,愛嬌を感じられるバランス」を目指したという。

中恵さんの描き下ろしによる「ムーラLINEスタンプ」の発売が決定したことも告知された。中恵さんが手がけるオリジナルキャラクター「たれ子」とのコラボレーションもあるという
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会場では,エクスペリエンス歴代タイトルのディレクターを務めた安宅元也氏が,10周年記念の乾杯の音頭を取った。ちなみに,このイベントにおける安宅氏の出番はここだけである
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 エクスペリエンスの直近の展開としては,最初に7月21日リリース予定の「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」が紹介された。
 本作は,2015年にリリースされた「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」を,プレイヤーから寄せられた意見やリクエストをもとに大幅に改良したものだ。

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 千頭氏によると,エクスペリエンスでは,ダンジョンRPGを世間に広めるという意図から,比較的ライトユーザーでも楽しめる内容のタイトルを多くリリースしてきたが,それが長く続いたために同社のコアなファンから「物足りない」という意見が寄せられていたという。
 そうした声に応えるべく,原点回帰を図り,ダンジョンRPGのヘビープレイヤーが楽しめるものとして企画開発したのが「剣の街の異邦人」だったが,リリース後には「まだぬるい」という声が寄せられたとのこと。そこで,そうしたヘビープレイヤーを対象に詳細なアンケートを実施し,その結果をベースに「求められる面白さの本質」を可能なかぎり反映させたのが,新釈版である。

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 具体的には戦闘や拠点,ダンジョンなど25項目が70か所にわたって調整および改良され,さらに新ジョブと新ダンジョンなど10の新要素が入っているとのこと。またシンガーソングライター・久保田早紀さんのヒット曲「異邦人」をアレンジした楽曲の採用や,エクスペリエンスの「円卓の生徒」に登場したエルサがシナリオに絡んでくることも紹介された。

 新要素のうち,新ジョブは3職追加されるとのことで,会場では「クロッカー」「人形使い」がお披露目に。千頭氏は,この2つのジョブについて,バフ/デバフを積み重ねていく戦闘の過程に飽きてきたという意見に応え,新たなプレイフィールをもたらすシステムの1つとして開発されたと説明した。

新ジョブのイラストは,従来のジョブ同様,さまざまなパターンが用意されているとのこと
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 クロッカーは時間を操る魔法剣士で,腕などが機械仕掛けになっているという設定。回避や命中などの能力が全ジョブ中最高となっており,かつ時を操ってさまざまな行動を同時に繰り出せるので,バフ/デバフの影響を受けにくくなっている。そのため,たとえば転職を経て別のジョブから多段攻撃スキルを継承していれば,戦闘でかなり有利になるそうだ。

 もう一方の人形使いは,戦闘の場を支配する「暗示」が特徴となる。たとえば敵対するリーダーモンスターが戦闘中に隊列の後ろに行ってしまった場合に,暗示をかけて最前列に引きずり出したり,逆に厄介な相手を暗示で後方に下げたりといったことができるという。また,ほかのスキルと組み合わせることで,これまでとは異なる戦術も実現できるそうだ。

 新システムとしては,「討伐チャレンジ」「ガードカウンター」が紹介された。討伐チャレンジは,血統種を適正以下のレベルで討伐すると豪華な達成報酬が手に入るというもの。レベル設定は戦闘開始時に任意に決められるとのことで,設定次第ではシビアな戦闘を楽しめる。

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 後者のガードカウンターは,敵の攻撃に対して必中の反撃ができ,かつ気絶させる可能性があるという行動だ。この行動は,攻撃を受けたうえでカウンターを繰り出すため,ダメージを負ってしまうデメリットもあるのだが,クロッカーであれば敵の攻撃を回避できる可能性も高まるという。
 さらに強敵の中には,同じ技が通用しなくなる「見切り」を使うモンスターも出てくるので,ガードカウンターの使い方が鍵を握る局面もあるとのことだ。

 新イベントとしては,NPCのその後を描く「魂の救済イベント」などが追加となる。例えばアンナは,異世界「エスカリオ」から現世に帰ったあとのイラストが公開されているが,新イベントではそこに至る過程が描かれるそうだ。そのほか新ダンジョンを含め,さまざまなイベントが追加・調整されている。

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 また「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」の数量限定版には,既報のとおりオリジナル書き下ろし小説が同梱されるが,会場には,その著者であるベニー松山氏がゲストとして登壇。松山氏は「剣の街の異邦人」を「非常に優れたゲーム」「ダンジョンRPGを30年プレイしている私のような世代にもグッと来るハードなストーリー」と評し,「いい小説が書けると思って依頼を受けた」と語っていた。

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ベニー松山氏
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 小説では「剣の街の異邦人」の世界観に基づく,独立したアナザーストーリーを展開。ゲームでは,エスカリオに現れる異邦人(プレイヤーやNPC)は現世にいたときよりも強くなるという設定があるのだが,松山氏によると,小説ではもしも現世で武道を会得している人だったらどうなるのか……ということを描いているという。

「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」の公式サイトでは,オリジナル小説の一部を継続的に公開していく予定となっており,現在は第1話が公開されている。なおゲーム本編のリリース後,ある程度期間を置いてから小説単体として提供することも検討しているそうだ
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前作「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」のダウンロード版を購入したプレイヤーに向け,特別価格でアップグレード版を配信することも発表された
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 エクスペリエンス10周年を記念するコラボレーション情報も発表された。第1弾は,日本一ソフトウェアから5月26日に発売されるPS Vita用ソフト「クラシックダンジョン 戦国」に,「剣の街の異邦人」からリウ,キョウ,アンナが参戦するというもの。そのほかWeb小説の公開も予定しているそうだ。なお,これら3キャラクターのドット絵は,千頭氏自身が描いたという。

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 第2弾は,ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)とのコラボによる「剣の街の異邦人 TRPG」のリリースである。この作品は,F.E.A.R.のTRPG「アリアンロッドRPG 2E」をベースに,「転職」や「神気」システムなど「剣の街の異邦人」ならではのオリジナルシステムを追加し,単体で遊べるようにしたもの。

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F.E.A.R.の鈴吹太郎氏(写真左)と大畑 顕氏(写真右)。大畑氏は最初期からの熱心なエクスペリエンスファンとのこと
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 ゲストとして登壇したF.E.A.R.の鈴吹太郎氏大畑 顕氏によると,今回の企画をエクスペリエンスから打診されたとき,「アリアンロッドRPG 2E」に追加されたばかりの現代人と設定が似ていたため,制作が難しいと考えたそうだ。
 そこで「アリアンロッドRPG 2E」の世界観とデータを「剣の街の異邦人」のものに差し替えたゲームなら作れるとエクスペリエンスに提案したところ,実現が決まったとのこと。そのため「剣の街の異邦人 TRPG」は,「アリアンロッドRPG 2E」と混ぜてプレイすることも可能になっているという。

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 2016年リリースとされている「デモンゲイズ2」の情報は,角川ゲームスが6月に開催する「KADOKAWA GAMES MEDIA BRIEFING 2016 SUMMER」にて発表予定というアナウンスもされた。会場には,角川ゲームス 代表取締役社長 安田善巳氏が登壇し,エクスペリエンス10周年を祝うとともに,「デモンゲイズ2」の開発が順調に進んでいることを報告。千頭氏が「前作を遊んだ人がより楽しめる内容を目指しています」と述べると,安田氏も「『スター・ウォーズ』で言うなら『帝国の逆襲』のような位置付け。ドラマチックなRPGとして開発を進めていますので,ご期待ください」と語っていた。

角川ゲームス 代表取締役社長 安田善巳氏
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 さらに会場では,「デモンゲイズ2」の背景2点が紹介された。1つはゲームの拠点となる「ステラ座」で,前作の拠点「竜姫亭」のように特徴的な装飾がなされていることが示された。またステラ座は,発展した都会の中にあるとのことで,背景にはほかの建物も書き込まれている。
 もう1つはにぎやかな街の中を描いたもので,戦闘時の背景になるという。今作ではダンジョンや草原だけでなく,さまざまな場所で戦闘が行われるそうだ。

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イベントのMCを務めた立花理香さん(写真左)と高木友梨香さん(写真右)が,「デモンゲイズ2」に登場する重要キャラのボイスを演じることも発表された。立花さんはフリフリでツンデレの女の子,高木さんは見た目は幼いがビール好きの女の子を演じるという
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会場では,立花さんと高木さんがパーソナリティを務めるゲーム情報番組「くろにゅ〜」の最新情報も公開された。番組参加メーカーも絶賛募集中とのこと
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「クラシックダンジョン 戦国」とのコラボでは,同タイトルに立花さんと高木さんそれぞれが描いたキャラクターと武器が登場するという
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 イベントの終盤には,千頭氏が今後のエクスペリエンスの方針を発表。それによると,これまでと大きく変わることはなく,プレイヤーやファンとの信頼関係の構築を中心に,より満足してもらえるよう注力していくという。
 その具体的な例のひとつとして,2017年春に発売予定のXbox One向け新作RPG「黄泉ヲ裂ク華」が発表された。

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 このタイトルは,エクスペリエンスの展開する「ダンジョンRPG以外のジャンルを作ろうプロジェクト(仮)」の第1弾とのこと。どんなRPGであるかは,順次公開されていくが,エクスペリエンスなりの新たなハック&スラッシュになるという。

 またストーリーは,「円卓の生徒」の数年後,遥か東の地で展開される。この地は,日本における戦国時代のような設定で,「黄泉の王」に支配されており,人々は夜の間しか実体になれない霊体となっているとのこと。その中でプレイヤーは,黄泉の王の力に屈しない数少ない勢力として活躍することとなる。

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 プラットフォームの選定に関しては,かつてマイクロソフトがエクスペリエンスを最初にサードパーティとして認定したこと,また日本ではXboxの元気がなく,何とかして盛り上げたかったことから,決定したとのことだ。
 ちなみに「黄泉ヲ裂ク華」はXbox One専用となる予定だが,別途PlayStation向けにダンジョンRPG以外のタイトルをリリースする予定があることも明かされた。またダンジョンRPGも,継続して開発していくという。

 そのほか,キャラクター育成やパーティマネジメントといった部分が,従来のエクスペリエンスタイトルと異なっていることが明かされた。とくにジョブに関しては,プレイヤー自身が作り上げていくような内容となっているそうで,千頭氏は新しい体験ができるのではないかと語っていた。

 最後に,千頭氏が15周年や20周年といった節目には,またこうした催しを企画したいとコメントし,来場者にあらためて感謝を述べ,10周年記念イベントを締めくくった。

「エクスペリエンス」公式サイト

  • 関連タイトル:

    黄泉ヲ裂ク華

  • 関連タイトル:

    新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜

  • 関連タイトル:

    デモンゲイズ2

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