セガゲームスが2016年1月21日の発売を予定している
「龍が如く 極」(
PlayStation 4/
PlayStation 3)は,シリーズ10周年を記念して,2005年に発売された第1作をリメイクした作品だ。リメイクにあたって新たなシステムやエピソード,ドラマシーンが多数収録され,遊びやすさを追求した
「大人のための“極”エンターテインメント」になるという。
今回は主人公・桐生一馬をはじめ,宿敵・錦山 彰やヒロイン・遙ら主要キャラクターのプロフィールを紹介しよう。ちなみに,登場キャラクターの9割に及ぶキャラクターボイスが再収録されるとのことだ。
■プロローグ&舞台・神室町(かむろちょう)
1995年、欲望と暴力が渦巻く街…神室町。親友のため、愛する女のために、「親殺し」という汚名を背負った一人の男がいた。かつては"堂島の龍"と恐れられた伝説の極道。名を「桐生一馬」。そして2005年、10年の刑期を経て、運命に導かれるようにして、男は再び神室町へと戻る。しかし彼を待っていたのは、自分を恨むかつての組織の人間たちと、危険な罠の数々だった。次々に起こる謎の事件が、孤独な男をさらに追い詰めていく。そして男は、100億の価値があるという一人の少女、「遥」と出会う。2人の運命が交わる時、男は戦いを誓う。未来を信じる少女のために。過去から逃げた自分を取り戻すために−−。
親殺しを背負う”堂島の龍”
桐生一馬(きりゅう・かずま)
演:黒田崇矢
元・東城会直系堂島組舎弟頭補佐。背中に龍の刺青を背負っていることから、”堂島の龍”の異名を持つ。養護施設「ヒマワリ」で共に育った親友・錦山彰と、愛する女・澤村由美をかばうため、極道の世界ではご法度の”親殺し”の罪を被り、10年の時を刑務所の中で過ごすことに。刑期を終え、神室町に帰った桐生。そこは、東日本最大の極道組織・東城会の跡目争いに揺れる極道達の戦地となっていた。東城会の金庫から「消えた100億」を巡り、運命に導かれるようにして再び裏社会の覇権争いに巻き込まれてゆく。
豹変を遂げた桐生の親友
錦山彰(にしきやま・あきら)
演:中谷一博
元・東城会直系堂島組若衆。桐生と同じ養護施設「ヒマワリ」の出身で、渡世の親である風間新太郎に共に育てられた。やがて、桐生と共に堂島組の盃を受け極道の世界に。処世術に長け、交友関係の広いタイプ。しかし、ある事件をきっかけに桐生と錦山、二人の運命は全く別の方向へと大きく動き出すことになる。事件から10年後、刑務所から出た桐生が再会した錦山にかつての面影はなく、異様な変貌を遂げていた。東城会直系錦山組組長として、桐生の前に立ちはだかる。
桐生と錦山の幼馴染
澤村由美(さわむら・ゆみ)
演・坂本真綾(新規キャスト)
桐生や錦山と同じ養護施設「ヒマワリ」の出身で、二人からは実の妹のように可愛がられてきた。桐生たちが風間の背中を追って極道の世界に足を踏み入れた後、程なくして自らも上京し、神室町にあるクラブ「セレナ」でホステスとして働き始めることに。しかし、ささやかな幸せの日々も束の間、「堂島宗兵殺害事件」によって、3人の運命は大きく揺れ動くこととなる。10年後、刑務所から出た桐生は由美が行方不明であることを知らされる。
”消えた100億”の鍵を握る少女
遥(はるか)
演:釘宮理恵
東城会の「消えた100億」に関する事件を追う、桐生一馬の前に突如現れた謎の少女。桐生の庇護を得て彼を信頼するようになると、次第に自らの素性を明らかにしていく。自身のことを、事件の鍵を握る女性「美月」の娘であるといい、桐生と共に母を探すことになる。