2017年5月20日,Red Bull Studios Tokyoにて,e-Sportsイベント
「RAGE ストリートファイターV」のオフライン予選が開催された。
この日,渋谷に集結した200人以上のプレイヤーは8つのタームに分けられ,それぞれの予選トーナメントを勝ち抜いた8人が,6月10日にベルサール高田馬場にて開催される決勝
「RAGE GRAND FINALS」への出場権を手にする。決勝の賞金は1位200万円,2位50万円,3〜4位15万円,5〜8位5万円となっている。
プロ,アマチュア問わず参加可能で,シード枠もなし。前回大会で優勝したyukadon選手も,予選からのエントリーとなった。
予選が行われたRed Bull Studios Tokyo
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プレイヤーは主催側が用意したアーケードスティックまたはゲームパッドを使用する
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各タームのトーナメント表。大会ルールはダブルエリミネーション方式が採用されている
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前回大会の優勝者,yukadon選手は第7タームに出場。準決勝でもん選手に敗れた
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予想外のハプニングも発生した。第6タームに出場を予定していた
ウメハラ選手がエントリー受付に間に合わず,失格となってしまったのだ。
しかも,ウメハラ選手は受付開始前には会場入りしており,事前のインタビューに対応したものの,試合時間までの間に席を外していたところ,大会規約「7.1禁止事項」の「定められた時間に定められた場所に集合しないこと。」に該当したという。
こうした厳格なルールが敷かれる一方で,予選自体は和やかな雰囲気で行われた。会場には一般観戦者も入場可能で,友人同士で来場する姿も多く見られた。
観戦スペースも設けられ,試合を終えた選手や来場者が観戦を楽しんだ
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各タームはくじ引きによる抽選でトーナメントの対戦順を決定
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戦い終えた選手達は互いの健闘を讃える
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今大会には
itazan(板橋ザンギエフ)選手,
eita(えいた)選手,
Momochi(ももち)選手,
マゴ選手,
tokido(ときど)選手ら,数々の大会で名を馳せたプロゲーマーも多数参戦。その実力を遺憾なく発揮していたが,決勝進出者のすべてがプロではないというのが「RAGE」の面白いところ。
また,eita選手とMomochi選手のように予選でぶつかるという運命的な一戦もあった。
第5タームの決勝はMomochi選手(左)とeita選手(右)の組み合わせ。同キャラ(ケン)対決の軍配はMomochi選手に
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ウメハラ選手不在の第6タームを制したのはみしえ選手(右)。ゆきまゆ選手(左)との決勝はララ同士の戦いに
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マゴ選手(左)は第7タームに出場。LosersトーナメントでPOONGKO選手(右)に敗れた
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第8タームはキチパーム選手(左)とtokido選手(右)の決勝に。緊迫の戦いを制したのはキチパーム選手のザンギエフ
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「RAGE ストリートファイターV オフライン予選」結果
 第1ターム 優勝 AW|NEMO選手 |
 第2ターム 優勝 haitani選手 |
 第3ターム 優勝 itazan選手 |
 第4ターム 優勝 hashibiron選手 |
 第5ターム 優勝 Momochi選手 |
 第6ターム 優勝 みしえ選手 |
 第7ターム 優勝 PONZAMAN選手 |
 第8ターム 優勝 キチパーム選手 |
各タームの勝者によるくじ引きで,決勝トーナメントの組み合わせが決定している。あとは6月10日を待つばかりだ。もちろん,OPENREC.tvでの配信も予定されているので楽しみにしたい。
各タームの勝者によるくじ引きで,決勝トーナメント(RAGE GRAND FINALS)の組み合わせが決定
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