連載
2次元と3次元を行ったり来たり。iOS向けパズルゲーム「Percepto」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第382回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
じっくりと考え,答えを導き出せた瞬間が気持ちいいパズルゲーム。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Percepto」は,従来のパズルゲームにありがちな,絵を合わせたり,ブロックを積んだりする内容ではなく,“2次元”と“3次元”を切り替えながら出口を目指すという,柔軟な考え方や発想力が求められるタイトルだ。
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本作は,足場となるブロックが無数に浮いている四角い空間の中で,ブロックを使って主人公を出口まで誘導させるというもの。
まずは,出口までの道筋を探すため,さまざまな角度からステージを見渡して,何がどこにあるのかを確認しよう。
ステージの確認が終わったら,さっそく主人公を動かしていく。ただし,初期状態(3次元モード)のままでは,画面をドラッグしても主人公は動かず,視点の角度が変わるだけ。そこで画面をタップし,2次元モードに切り替えることで,画面をドラッグした方向に主人公の移動が行えるようになる。
なお,四角い空間の中を覗く分には,どの角度からでも行えるが,3次元から2次元への切り替えは,四角い空間を正面,背面,右,左から見ているときだけ可能だ。
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2次元の状態で画面をタップすると3次元に戻せる。主人公が移動した状態から再び視点を変えることも可能だ。ここが本作のミソで,四角い空間を正面から見た状態では,出口にたどり着けないが,3次元で左からの視点に変えて2次元モードにすると,足場となるブロックの配置が変わり,出口に到達できる,といったこともある。本作では,こうした2次元での移動,3次元での視点調整,ということを繰り返し,出口を目指す。
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また,本作には,3次元から2次元に切り替わったとき,主人公はもっとも手前にあるブロックの上に移動する,という特殊な要素がある。
例えば,画面が3次元の状態で,主人公が立っているブロックの手前に,もうひとつ別のブロックがあったとしよう。この状態で3次元から2次元に切り替えると,主人公は,自動的に手前のブロックへと移動するのだ。
![]() 手前と奥にブロックが並んでいるのが見てとれる。主人公の位置は奥だ |
![]() そして2次元画面へ切り替える。このとき,主人公が捻れているように見える |
![]() 再び3次元へ戻ると,主人公は手前のブロックに移動している |
このテクニックを使うことで,視点を変えただけでは移動できない足場への移動が可能となるほか,次元を切り替えたときに,自分よりも奥側にギミックがあった場合,それらを作動させられるのも特徴。これを活用しないとクリアできない場面も増えてくるので,早めに理解しておきたいところだ。
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このほかにも,後半のステージでは,移動するブロックやスイッチで作動するブロックなどが登場し,仕掛けが複雑になっていく。その分ゴールにたどり着けたときの嬉しさはひとしおなので,パズル好きの人も十分満足できる内容だろう。また,本作は最短ルートでクリアできると星がゲットできるので,こちらのコンプリートを狙ってみるのもいいかもしれない。
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実にシンプルながらも,“次元を切り替える”という要素により,パズルの面白さが何倍にも引き出されている本作。操作も非常にシンプルなので,パズル好きだけでなく,幅広い層にオススメしたい良作といえる。2次元と3次元が移り変わるこの感覚は,やみつきになること間違いなしだ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)2011 Daniel Hooper

































