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「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開
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印刷2018/11/27 14:36

リリース

「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

カードファイト!! ヴァンガード
配信元 ブシロード 配信日 2018/11/27

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


国内最大規模のファイトの模様をお届け!
WGP2018東京大会レポート(ライター:神田一)

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

11月17日(土)・18日(日)は、それぞれ東京と名古屋で「カードファイト!! ヴァンガード」の大型イベント「WGP2018」が開催された。

11月16日(金)に最新セット『The Answer of Truth』が発売されたばかりの週末。この2大会では、新カードによって変化する環境にも注目が集まった。まずは、東京で開催された「トリオファイト」の模様をお送りしよう。 

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開
東京大会は、参加者が1000人を軽く超える激戦区となった。

■トリオファイトの使用クラン分布
東京大会の「トリオファイト」クラン分布は、以下のようになった。

画像集 No.003のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

最新セット『The Answer of Truth』に収録された《ギアクロニクル》《グレートネイチャー》《ジェネシス》の3クランがさっそく使用率上位にランクイン。

これまでのWGP2018でも結果を残している《ネオネクタール》《エンジェルフェザー》に次いで使用されたのが『The Answer of Truth』の3クラン。激戦区の東京大会で《ギアクロニクル》《グレートネイチャー》《ジェネシス》のチームが予選を全勝で突破するなど、ポテンシャルの高さを見せつけてくれた。

■トリオファイト決勝戦カバレージ
国内最大の東京大会で決勝戦に勝ち残ったのは、大将の「SloR」選手率いるチームと、「松永」選手が率いる「静岡ヴァンガ倶楽部」。大将戦は《エンジェルフェザー》対《スパイクブラザーズ》のファイトとなった。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開
トリオ決勝開始前の写真。奥が大将の松永選手と、相対するSloR選手。

序盤、手札入れ替え能力を持つ「指揮官 ゲイリー・ギャノン」を使って手札を整えるしっかり松永選手に対し、SloR選手はグレード2が引けず、先行2ターン目にライドアシスト。ライドには成功するものの、完全ガードを含む2枚の手札を失う。だが、ドライブチェックでヒールトリガーを引き当て、ダメージ0対1。アシスト分の不利をフォローすることに成功した。

その後は松永選手が3列展開からの攻撃を仕掛ければ、SloR選手も「礎の守護天使 ハスデヤ」からの「天罰の守護天使 ラグエル」でリアガードを展開。両者譲らない攻防が続く。

だが中盤以降、ドライブチェックとダメージでトリガーを引き当てるSloR選手に対し、松永選手はトリガーに恵まれない。その隙を逃さないSloR選手は、グレード3から「真紅の奇跡 メタトロン」に再ライド!ダメージからリアガードを展開し、回復しながら戦線を強化し攻撃を仕掛ける。

画像集 No.005のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

パワーを上げた「メタトロン」がクリティカルトリガーで2ダメージを与えてダメージを逆転すると、トリガーで強化された「ラグエル」が松永選手に追撃。松永選手はガードを出してしのぐが、ダメージは2対3となった。

後攻4ターン目、逆転の一手が欲しい松永選手は、切り札の「将軍 ザイフリート」の能力を連続発動!山札から「至宝 ブラックパンサー」「ハイスピード・ブラッキー」をコールし、戦線を強化しながら山札のトリガー率を上げて攻撃を仕掛ける。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

だがここでも、ダメージチェックでドロートリガーを引き当てるSloR選手に対し、松永選手のツインドライブはトリガーなし。ヒット時能力を持つ「ザイフリート」を冷静に【プロテクト】で守ったSloR選手は、ダメージ3対3で優位を渡さない。

先攻5ターン目、SloR選手は「メタトロン」の能力でさらにクリティカルトリガーを引き当て、ヴァンガードを強化。松永選手はカード3枚を使ってヴァンガードの攻撃を守るが、ドライブチェックで追撃のクリティカルトリガー!松永選手のガード札を一気に奪いながら、ダメージを4対3とした。

猛攻を守り切った松永選手は「ザイフリート」に再ライドしてイマジナリーギフト【フォース】を追加すると、再び能力を連続発動!パワー自慢の「ジャガーノート・マキシマム」「ハイスピード・ブラッキー」をコールしつつ、山札を圧縮して攻撃を仕掛ける!

しかし、SloR選手の手札は8枚。「ザイフリート」の攻撃を完全ガードでかわすと、このターンもトリガーを引けなかった松永選手のリアガードの攻撃をノーガードで通し、ダメージ5対4で守り切った。

これまでの有効トリガー数はSloR選手の「7枚」に対し、松永選手は「2枚」。さらに幸運の女神は、SloR選手にダメ押しの「メタトロン」をプレゼントする。ドローした「メタトロン」にライドすると、ダメージゾーンから必殺の「起動病棟 フェザーパレス」をコール!さらにダメージゾーンから「団結の守護天使 ザラキエル」にライドして「フェザーパレス」をパワーアップ!

画像集 No.007のサムネイル画像 / 「カードファイト!! ヴァンガード」,大型イベント「WGP2018」東京大会のレポートが公開

圧倒的な攻撃力を前にしても果敢に守る松永選手だったが、能力を発動した「フェザーパレス」が襲い掛かる。

ダメージを確認し、SloR選手はテーブルに歓喜のガッツポーズを叩き込んだのだった。(そして隣でファイト中のチームメイトに「ちょっと黙って」とたしなめられたのだった)

■トリオファイト優勝者インタビュー
国内8地区の中で最大規模の東京大会を制したのは《エンジェルフェザー》を使った大将のSloR選手、《オラクルシンクタンク》を使った中堅のウズメ選手、《ネオネクタール》を使った先鋒の学ランシング選手選手。激戦を勝ち抜いた3人のファイターに、今回のデッキやファイトについてインタビューした。

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■Profile
大将
使用クラン:エンジェルフェザー
●プレイヤー名:SloR
●年齢:20歳
●WGP2018東京でのMVPカード:
「機動病棟 フェザーパレス」
●Twitter:@YdV2dooX1nlgH20
●大会実績:
アジアサーキット大阪優勝
全国大会準優勝
ファイターズクライマックス大阪2位
トリオファイト大阪優勝
CS優勝経験多数

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■Profile
中堅
使用クラン:オラクルシンクタンク
●プレイヤー名:ウズメ
●年齢:19歳
●WGP2018東京でのMVPカード:
「ラック・バード」
●大会実績:
WGP宮城優勝
CS優勝経験多数

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■Profile
先鋒
使用クラン:ネオネクタール
●プレイヤー名:学ランシング
●年齢:22歳
●Twitter:@gakuran10081
●大会実績:
WGP大阪 トリオファイト優勝
CS優勝経験多数

―――優勝おめでとうございます。今回使われたデッキを選んだ理由を教えていただけますか?

SloR「もともとは《かげろう》だったんですけど、《エンフェ》が強すぎて。まあ《エンフェ》練習するかーって」
ウズメ「一週間前くらいから練習を始めたんです」

SloR「ウズメはずっと《オラクル》使ってて。別に環境にはそんな適してないしデッキパワーは劣ってると思ってるんですけど……自分より下のヤツには絶対負けないプレイができるんで」

学ランシング「ネオネクは、もともと使ってたというのが理由ですね」

SloR「大阪地区で優勝しちゃったやつ(※「てぃーすぴん」選手)とホントは組む予定だったんですけど、全国の権利はもうあるから、しょうがねえなぁ、っつって」

学ランシング「えっ、それひどすぎない?(笑)《ネオネク》は前から使ってて、スタンダードに登場してからもずっと使ってるので選びました」

ウズメ「みんな、一番自信のあるデッキで出た感じですね」

―――今回、印象に残ったファイトはありましたか?

SloR「正直、負けた試合しか残ってないっすね。負けたのはダブクリと、2ターン目《アールマティ》《アールマティ》にヒールをめくられて何もできなかった試合だけなんで」

―――それ以外では、安定して勝てたと。

SloR「そうですね!僕が一番強いんで!(笑)まあそういうことですね!」
ウズメ「決勝トーナメント1回戦目の《ロイヤルパラディン》は印象的でしたね……相手に理想的な動きをされた展開で。最初に「騎士王 アルフレッド」にライドして、次のターンに「ソウルセイバー・ドラゴン」、そのあとに「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」を使われて、さらにその次に「ソウルセイバー」を使われて……何とか耐えきりましたけど」

学ランシング「自分は決勝の《エンフェ》ですね。ヒールトリガーをめちゃくちゃめくられて、中盤からすでに6点目は詰められない状況になって。なので山札切れ狙いに切り替えました。こっちの山札の枚数を見ながら、最後のフィニッシャーの《フェザーパレス》を止められるリソースを残しつつ、お互いの山札に何が残っているかを考えてプレイして。

最後はドロートリガーをめくったら負けてたんですが、山札1枚残してギリギリ勝てました」

ウズメ「普段起きないような展開になってたね」

―――では、全国大会に向けた意気込みを聞かせてください。

SloR「僕、全国は二回目なんですけど、前回は6点目ヒールで負けたので。次はキッチリ勝ちたいですね」

ウズメ「今回はチーム戦績2勝1敗で何とか勝ち残れた感じでした。全国前にしっかり練習して、もっと勝てるようにして臨みたいです」

学ランシング「僕がこのチームの中で一番、きっとプレイが怪しい部分があるんで、チームメイトに教えてもらって、全国までにプレイを詰めて……優勝したいです!」

―――ありがとうございます。改めまして、今日はおめでとうございました!

3人「ありがとうございます」

気迫あふれるファイト中とはうって変わって和やかな雰囲気のインタビューだったが、3人には「勝つ自信を持ってファイトに臨んだ」という思いがにじみ出ているように見えた。

■シングルファイトの使用クラン分布
東京大会でも、もちろん「Pスタンダード」レギュレーションの「シングルファイト」が開催された。全国各地で個性的なデッキが出場している"魔境"には、今回もさまざまなデッキが集まった。

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一番人気は「速攻【超越】」のギミックを持つ《ゴールドパラディン》だったが、ベスト8には残れないという番狂わせ。一筋縄ではいかないのが「Pスタンダード」環境ということだろう。

■シングルファイト優勝者インタビュー
シングルファイトの決勝戦は「ノーライフキング デスアンカー」軸の《ダークイレギュラーズ》を使用する「YUEN WAIWA(ユン ワイカ)」選手と、「ギーゼ」軸の《エンジェルフェザー》を使用する「エスパーなのたん」選手。

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右がYUEN選手、左がエスパーなのたん選手

決まれば勝利の必殺技を持つデッキ同士の決戦は、圧倒的な猛攻で「ギーゼ」の守りを突き破った《ダークイレギュラーズ》のYUEN選手が勝利をつかんだ!優勝したYUEN選手には《ダクイレ》のデッキ調整についてインタビューした。

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ヴァンガード公式Twitterでの紹介はこちら。
https://twitter.com/cfvanguard_PR/status/1063741390763384832

―――今日は「デスアンカー」軸のコンボデッキを使用されていましたが、このデッキを選んだ理由を教えてください。

YUEN「《ダークイレギュラーズ》が好きなのが理由です。今回は速攻に対しても【超越】しながら戦えることを意識して構築しました」

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―――最速で「デスアンカー」のコンボを狙う形ではないのですね。

YUEN「早くコンボを狙おうとすると、最初の手札とか「エニグマティック・アサシン」がソウルに入るかどうかなどの運がどうしても絡んでくるので。今回のデッキは「魂を狩る者 バラム」のドライブ+1で手札を増やして、ソウルは「ナインブレイク・ハスラー」で一気に揃える感じで調整しました」

―――今回、一番印象に残ったデッキは何ですか?

YUEN「決勝戦の「ギーゼ」ですね。「ギーゼ」はベスト4くらいになれば必ずどこかで戦うと思っていたので、友達と一緒に練習しました。決勝で練習の成果が出たので嬉しいです!」

―――最後に、全国大会に向けた意気込みを聞かせてください。

YUEN「優勝目指します!」

―――ありがとうございます。今日はおめでとうございました!

YUEN「ありがとうございました!」

東京での激戦の翌日は、WGP名古屋大会が開催された。たった1日ではあるが、その差は侮れない。名古屋会場では最新セット『The Answer of Truth』の研究が進み、環境の変化があった。次回はそのレポートをお送りしよう。

「カードファイト!! ヴァンガード」公式サイト

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