連載
豚のオメガ君とゆる〜くダイエット。iOS向けアクションゲーム「ダイエットポーク」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第234回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,「ダイエットでぶたリョクUP☆」という脱力的なキャッチコピーがつけられたゲーム「ダイエットポーク」を紹介しよう。本連載第58回で紹介した「服を買いにいく服がない」のtottyがリリースしたタイトルだ。
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「ダイエットポーク」ダウンロードページ(App Store)
プレイヤーは,主人公である豚の「オメガ」君を操作し,上から降ってくるキノコを左右に避けながらダイエットを行うことになる。この一文だけでは何がなにやら,という感じだが,とにかくキノコに触れるとゲームオーバーなので,動いて避けまくろう。オメガ君が動くと,画面上に表示された歩数が50ずつ増えていく。この歩数をゲームオーバーまでにできるだけ稼ぐのが目的だ。
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画面下には「←」と「→」のボタンが表示されており,これをタップすることで左右への移動が可能。キノコは横一列に並んで降ってくるが,1か所だけ空きスペースがあるので,すばやくオメガ君をそこへ誘導していこう。キノコに接触すると,某有名アクションゲームの配管工よろしく,なぜか巨大化してダイエット失敗となる。よく見るとキノコもそのタイトルに出てくるものとそっくりだ。
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ただただ左右へ移動させるだけなのだが,キノコが降る回数が10回目を超えた辺りから,落下速度が急上昇。瞬間的な判断と操作が求められるシビアな難度になる。以降もキノコの落下速度はどんどん上がっていき,15回目を超える辺りでは,もはや一歩移動するくらいの余裕しかないという状態に。ゲームオーバーは避けられなくなるので,高スコアを狙うなら序盤でどれだけ「無駄に歩けるか」がポイントとなる。
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どうやってもクリア不可,というのは少々後味が悪いので,ゲームバランスの調整なり,救済アイテムの追加なりがあるといいなと感じたのが正直なところ。また,ゲームがやや単調なため,歩数でオメガ君が徐々に痩せていくといった演出や,コレクションアイテムなどのやり込み要素もあると嬉しかった。
いくつかの不満点はあるものの,シンプルなゲーム性で誰でもお手軽に楽しめる本作。ダイエット中の方がプレイすると,巨大化したオメガ君の姿がなかなかショッキングなので,節食のモチベーション維持にプレイするといいのではないだろうか。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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