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2020/03/05 19:06ニュース
「SoftBank 5G 新商品・新サービス発表会」詳報レポート。「GeForce NOW powered by SoftBank」は新サービス「5G LAB」の一環として登場
本日（2020年3月5日）開催された「SoftBank 5G 新商品・新サービス発表会」にて，2020年3月27日に開始となる次世代通信規格「5G」に対応したソフトバンクの新サービス「5G LAB」（ファイブジー ラボ）が発表された。
先に掲載した記事でもお伝えしたように，この中にはかねてからβテストが行われていたクラウドゲームサービス「GeForce NOW powered by SoftBank」も含まれ，「5G LAB」における「GAME SQUARE」として提供されることが明らかとなったので，詳報としてこの発表会の模様をレポートしよう。
発表会では，まずソフトバンクの代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉 淳氏が登壇し，前置きとして5Gについての同社の強みを述べるところからスタートした。氏によれば，同社では現行の4Gで培ってきたネットワークインフラを5Gへと転換し，5Gに先駆けたテクノロジーを試験的に導入してきたという。この試験による実証を持って，同社では2020年3月27日に，正式な5Gサービスを開始すると発表した。また同時に，5G対応の新たなエンターテインメントサービス「5G LAB」を提供するという。
この「5G LAB」は「エンタメ・スポーツの体験価値を変える」ことを目標としたスマートフォン向けのコンテンツ群で，「AR SQUARE（拡張現実）」「VR SQUARE（仮想現実）」「FR SQUARE（自由視点を意味する造語）」，そして「GAME SQUARE」の4つのカテゴリに分けられる。今後発売予定の5G対応スマホには，こうしたコンテンツを楽しむためのアプリがプリインストールされるとのことだ。
ここで壇上には，ゲストとしてAKB48の皆さんが登場し，「5G LAB」各コンテンツのデモンストレーションが行われた。AKB48は「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」のそれぞれにコンテンツを提供しており，このお披露目でもあるわけだ。
最初にピックアップされたの「FR SQUARE」で，AKB48の最新シングルMV「失恋、ありがとう」を実例に，複数の視点から見られる映像コンテンツの紹介が行われた。再生中，画面右に表示されたメンバーのアイコンをタップすると，映像がそのメンバーを中心とした視点に切り替わる仕組みで，最大3名までを選んでのマルチウィンドウ再生も可能とのことだった。
またこの機能はスポーツ観戦にも対応を予定しており，その一例として，ソフトバンクホークスが拠点とする野球場，福岡PayPayドームの設備の紹介も行われた。今後同球場では，ドーム内に設置された60台のカメラによって，試合の模様をスマホやタブレットから自由視点で眺められるようになるという。さらに球場内の5Gエリア化もすでに行われているとのこと。
続く「AR SQUARE」のコンテンツは，AKB48のメンバーがスマートフォンのカメラ映像内に登場し，ダンスを一緒に踊ったり，ポーズを合わせて写真を撮ったりできる，というもの。好きなアイドルとの競演やツーショットが楽しめ，それらをSNSにアップすることも可能とのこと。ソフトバンクでは，このARコンテンツを制作するために専用スタジオを設けているそうで，ここでは4Kカメラを30台を使って人物を等身大サイズで撮影し，高精度の3Ｄホログラムを即日出力できるとのことだった。
「VR SQUARE」では，AKB48の劇場公演を，VRコンテンツとしてリアルタイム配信する計画が公開された。これはマルチアングルにも対応し，さらに前述MVのメイキング映像も配信予定という。
そして最後に紹介されたのが，「GAME SQUARE」のカテゴリで提供されるクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW powered by SoftBank」だ。改めて説明すると，「GeForce NOW powered by SoftBank」はインターネットを介して接続したサーバーを利用することで，場所や端末を選ばずにハイエンドなゲームが楽しめるというもの。マルチプレイにも対応し，400タイトル以上のタイトルが楽しめるという。こちらのサービス開始は2020年6月予定で，利用料金は月額1800円（税別）となる。
なお「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」の各コンテンツは，「5G LAB ベーシック」として，3カテゴリをセットにし月額500円（税別）とのことだった。
このほか発表会では，3月27日の5Gサービス開始に合わせて発売となる，5G対応スマートフォン4機種の発表が行われた。また料金プランは，現在の4Gの価格に1000円を加算したものが用意される。合わせて2020年8月までに申し込みをすることで，5G利用料が2年間無料になる施策も明らかとなっている。
榛葉氏はネットワーク，サポート，コンテンツといったすべてのインフラについて常に勉強しつつ，5G時代により魅力的なものを提供すると語り，発表会を締めくくった。
先に掲載した記事でもお伝えしたように，この中にはかねてからβテストが行われていたクラウドゲームサービス「GeForce NOW powered by SoftBank」も含まれ，「5G LAB」における「GAME SQUARE」として提供されることが明らかとなったので，詳報としてこの発表会の模様をレポートしよう。
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「GeForce NOW Powered by SoftBank」の正式サービスが2020年6月に開始。利用料は月額1800円に
SoftBankは本日（2020年3月5日），YouTubeほかで配信が行われた「SoftBank 5G 新商品・新サービス発表会」にて，クラウドゲームサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」の正式サービスを，2020年6月に開始すると発表した。サービス利用料は月額1800円とのことだ。
「GeForce NOW Powered by SoftBank」公式サイト
5G対応のエンターテインメントサービス「5G LAB」
発表会では，まずソフトバンクの代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉 淳氏が登壇し，前置きとして5Gについての同社の強みを述べるところからスタートした。氏によれば，同社では現行の4Gで培ってきたネットワークインフラを5Gへと転換し，5Gに先駆けたテクノロジーを試験的に導入してきたという。この試験による実証を持って，同社では2020年3月27日に，正式な5Gサービスを開始すると発表した。また同時に，5G対応の新たなエンターテインメントサービス「5G LAB」を提供するという。
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この「5G LAB」は「エンタメ・スポーツの体験価値を変える」ことを目標としたスマートフォン向けのコンテンツ群で，「AR SQUARE（拡張現実）」「VR SQUARE（仮想現実）」「FR SQUARE（自由視点を意味する造語）」，そして「GAME SQUARE」の4つのカテゴリに分けられる。今後発売予定の5G対応スマホには，こうしたコンテンツを楽しむためのアプリがプリインストールされるとのことだ。
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ここで壇上には，ゲストとしてAKB48の皆さんが登場し，「5G LAB」各コンテンツのデモンストレーションが行われた。AKB48は「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」のそれぞれにコンテンツを提供しており，このお披露目でもあるわけだ。
最初にピックアップされたの「FR SQUARE」で，AKB48の最新シングルMV「失恋、ありがとう」を実例に，複数の視点から見られる映像コンテンツの紹介が行われた。再生中，画面右に表示されたメンバーのアイコンをタップすると，映像がそのメンバーを中心とした視点に切り替わる仕組みで，最大3名までを選んでのマルチウィンドウ再生も可能とのことだった。
またこの機能はスポーツ観戦にも対応を予定しており，その一例として，ソフトバンクホークスが拠点とする野球場，福岡PayPayドームの設備の紹介も行われた。今後同球場では，ドーム内に設置された60台のカメラによって，試合の模様をスマホやタブレットから自由視点で眺められるようになるという。さらに球場内の5Gエリア化もすでに行われているとのこと。
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続く「AR SQUARE」のコンテンツは，AKB48のメンバーがスマートフォンのカメラ映像内に登場し，ダンスを一緒に踊ったり，ポーズを合わせて写真を撮ったりできる，というもの。好きなアイドルとの競演やツーショットが楽しめ，それらをSNSにアップすることも可能とのこと。ソフトバンクでは，このARコンテンツを制作するために専用スタジオを設けているそうで，ここでは4Kカメラを30台を使って人物を等身大サイズで撮影し，高精度の3Ｄホログラムを即日出力できるとのことだった。
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「VR SQUARE」では，AKB48の劇場公演を，VRコンテンツとしてリアルタイム配信する計画が公開された。これはマルチアングルにも対応し，さらに前述MVのメイキング映像も配信予定という。
「GAME SQUARE」「GeForce NOW powered by SoftBank」
そして最後に紹介されたのが，「GAME SQUARE」のカテゴリで提供されるクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW powered by SoftBank」だ。改めて説明すると，「GeForce NOW powered by SoftBank」はインターネットを介して接続したサーバーを利用することで，場所や端末を選ばずにハイエンドなゲームが楽しめるというもの。マルチプレイにも対応し，400タイトル以上のタイトルが楽しめるという。こちらのサービス開始は2020年6月予定で，利用料金は月額1800円（税別）となる。
なお「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」の各コンテンツは，「5G LAB ベーシック」として，3カテゴリをセットにし月額500円（税別）とのことだった。
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このほか発表会では，3月27日の5Gサービス開始に合わせて発売となる，5G対応スマートフォン4機種の発表が行われた。また料金プランは，現在の4Gの価格に1000円を加算したものが用意される。合わせて2020年8月までに申し込みをすることで，5G利用料が2年間無料になる施策も明らかとなっている。
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榛葉氏はネットワーク，サポート，コンテンツといったすべてのインフラについて常に勉強しつつ，5G時代により魅力的なものを提供すると語り，発表会を締めくくった。
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「GeForce NOW Powered by SoftBank」公式サイト
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