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最新作「beatmania IIDX 20 tricoro」のサウンドディレクター陣に聞く,IIDXシリーズの今昔。新曲から制作秘話までみっちり語った2時間を凝縮してお届け
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印刷2012/10/11 13:30

インタビュー

最新作「beatmania IIDX 20 tricoro」のサウンドディレクター陣に聞く,IIDXシリーズの今昔。新曲から制作秘話までみっちり語った2時間を凝縮してお届け

 KONAMIが贈る大人気リズムゲーム「beatmania IIDX 20 tricoro」(以下,tricoro)が2012年9月25日にバージョンアップを遂げ,全国のゲームセンターで順次稼動を開始している。

 4Gamerでは,ファーストステップガイドとして,本作のシステムを解説した記事を掲載しているが(関連記事),今回はゲームのメインでもあるサウンド部分について,サウンドディレクター陣からL.E.D.氏猫叉Master氏,さらに人気コンポーザーのdj TAKA氏にもご同席いただき,インタビューを行った。
 「tricoro」のサウンドコンセプトや新曲の紹介,さらにはナンバリング20作目迎えた本作の,過去シリーズ制作秘話などについても語ってもらっている。IIDXシリーズのファンなら必見の内容なので,ぜひご一読いただきたい。

■関連記事


「beatmaniaIIDX 20 tricoro」公式サイト



ナンバリングの20作目となる「tricoro」。そのタイトルに込められた意味とは


L.E.D.氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。ロケテスト時のお話(関連記事)と,重なる部分もあるとは思いますが,まずは「beatmania IIDX 20 tricoro」のコンセプトについて,改めてお聞かせください。ナンバリング20作目のタイトルということもあって,そこに込めた想いなどがあれば。

L.E.D.氏:
 はい。でも20作目というのは,実はあんまり意識していないんですよね。

4Gamer:
 そうなんですか?

L.E.D.氏:
 僕等は常に最高のIIDXを作ろうとしているだけですから(笑)。これが21作目であっても30作目であっても,やることはきっと変わらなかったと思います。
 まず今回の「tricoro」では,コンセプトを3つ考えていたんです。1つは仮想都市をモチーフにした,ライトでサイバーなイメージ。2つ目は,シリーズの新たな潮流として,beatmania IIDXシリーズをプレイしてくれていて,各方面で活躍している若いクリエイター達にコンポーザーとして参入してもらうこと。そして3つ目が,定期的なイベント配信によって,ゲームの印象をガラリと変えていくことです。

4Gamer:
 なるほど。では1つめから順に聞かせてください。サイバーなイメージというのは,インタフェースや映像の部分ということでいいのでしょうか。それとも楽曲も含めてのお話ですか?

猫叉Master氏(以下,猫叉氏):
 一部の楽曲には,サイバーな要素を取り入れているんですが,それよりはゲームの演出のうえでの世界観設定と考えてもらうのが良いと思います。
 自分も今回からはサウンドチームとして参加しているので,ゲーム中のシステムサウンド面でも色々と手を加えているんですよ。分かりやすいところでいえば,例えばゲームのカード認証から選曲画面までのBGMなどは,自分が担当しています。せっかくコインを入れて遊んでもらうのだから,その瞬間からゲームを終えるところまで,トータルで楽しめるような演出を心がけました。

仮想都市をモチーフにしたという,サイバー感あふれる本作のインタフェース

4Gamer:
 筐体を含めた,トータルデザインということですね。

猫叉氏:
 ええ。サウンドコンセプトという意味では,サイバーなイメージというよりも,2つめに挙げた,新たに加わったコンポーザー陣の参加が大きいと思います。彼らは楽曲制作はもちろん,本作の遊びの部分にも詳しいですから,彼らの意見や提案を聞くことで,コアなプレイヤー達に沿った視点が持てたのではないかと思います。これは前作にはなかったコンセプトです。

4Gamer:
 今までにも楽曲公募の企画などはありましたが,プレイヤー出身のコンポーザーをメインに据えたというのは,革新的な試みですね。

L.E.D.氏:
 猫叉さんには,今回はとくに演出面をお手伝いいただいたんですが,新しい視点で色々と手を加えていただき,結果的に新たなIIDX像を構築するのに一役買ってくれています。今回から画面がHD解像度に対応したこともあって,ビジュアル面が目に見えて変わっているので。それに負けないよう,音楽の面でもさまざまな改良を加えているんですよ。

4Gamer:
 そういえば,今作のチュートリアルで流れる曲は,猫叉さんが書き下ろしたものだと聞きました。

猫叉Master氏
猫叉氏:
 ああ,そうですね。HI-SPEED設定のチュートリアルで流れる曲は,僕が新たに制作したものです。

4Gamer:
 実は先ほど試遊させていただいたときに,「これが遊べないのはもったいないね」って話していたんですよ。機会があれば,ぜひプレイできるようにしてほしいです。

猫叉氏:
 本当ですか? じゃあさっそく,検討してみます(笑)。

4Gamer:
 ぜひよろしくお願いします(笑)。では3つめについてですが,これはイベント配信についてですね。こちらは試遊でも試す事ができない部分なので,内容が気になります。

L.E.D.氏:
 今作から配信によってコンテンツや楽曲を追加できるシステムが導入されたので,それを使ってイベントを配信していこうという試みなんですよ。
 今作のタイトルである「tricoro」にもかかっているのですが,イベントごとに映像や楽曲のコンセプトを変えて,ゲームの印象がコロコロ変わるような作りになっているんです。プレイヤーの皆さんが驚くような仕掛けをたくさん用意していますので,間もなく始まるイベントに期待していただければと。

4Gamer:
 なるほど。イベントは10月上旬から開始とお聞きしています(インタビューの収録は2012年9月中旬)。個人的にも,ぜひ楽しみにしたいと思います。


メインコンポーザー陣に聞く,新楽曲のポイントは?


4Gamer:
 ではプレイヤーも気になっているであろう,新曲についてお聞きしていきたいと思います。ロケテストのときにも少しお話しいただきましたが,まずはL.E.D.さんの楽曲からお願いします。

L.E.D.氏:
 はい。まず「狂イ咲ケ焔ノ華」についですが,これは自分の中でブームになってる“中二病”を,いかんなく発揮できる曲を作りたいと思って制作した曲なんです。歌唱はEXIT TUNESのMayumi Morinagaさん,作詞は同じくEXIT TUNESのアニメやゲーム音楽で作詞作曲をされているmitsuさん,ムービーはGOLIさんにお願いしています。豪華なメンツが揃っただけあって,いい意味での中二全開な曲になりましたね。すごく満足です(笑)。

4Gamer:
 なるほど(笑)。ちなみにL.E.D.さんが中二病を患わせたきっかけは,何にあったのでしょうか。

L.E.D.氏:
 具体的なタイトルは言えないですけど,最近中二病全開な某アニメを見る機会がありまして,それで覚醒した感じです(笑)。

猫叉氏:
 そ,そうだったんだ。僕も初めて知りましたよ,そのエピソード。

4Gamer:
 L.E.D.さんにとって,中二病的な世界観の魅力はなんだと思われますか。

L.E.D.氏:
 なんでしょうね。誰もが心に秘めている要素といいますか,言葉で説明するのは難しいんですよね。今まではそんな言葉があるな,というくらいの認識だったんですが,その世界にどっぷり浸かってみると,意外に気持ちがいい。自己陶酔感に近いのかも。

4Gamer:
 かなりノリノリで制作したみたいですね(笑)。ムービーにも世界観がいかんなく発揮されていて,すごく見応えがありました。

L.E.D.氏:
 もう,ノリノリでしたね。自分に向いているのかな,と思ったくらい。ムービーはGOLIさんが相当頑張ってくれました。ま,中二病という意味では,彼は僕よりかなり先に行ってる方ですので,そこは勉強させてもらったというか(笑)。
 あとは作詞家のmitsuさんも僕が出した楽曲とイメージを伝えただけで,ここまで世界観を広げてくれて。僕から見たら,お二人とも中二病マスターですよ。

覚醒ノPrim「狂イ咲ケ焔ノ華」

4Gamer:
 分かりました(笑)。ではもう一つの楽曲「BLUE STRAGGLER」はいかがでしょうか。

L.E.D.氏:
 「BLUE STRAGGLER」は,ハードダンス系のトラックになっています。「狂イ咲ケ焔ノ華」が中二病かつポップス系なので,こちらは逆方向を目指したつもりです。どちらも僕らしさは出ていると思うので,ぜひ遊んでみてください。

4Gamer:
 ありがとうございます。続いて猫叉さんの楽曲についてお聞かせください。

猫叉氏:
 僕の曲は中二病ではなくて,なんだか申し訳ないんですが(笑)。
 稼働開始の時点では3曲入っていまして,とにかく遊んで楽しい曲というのを目指しました。聴くだけで良い曲というのはたくさんありますが,やっぱり叩いて遊んで,楽しかったと思えるものを提供したいじゃないですか。それを念頭に置きつつ,曲だけでなく譜面もある程度自分で監修しているんです。

4Gamer:
 ロケテスト時には,「POINT ZERO」の譜面をすべて監修したとおっしゃてましたね。

猫叉氏:
 はい。「POINT ZERO」は全譜面を自分で監修した,記念すべき処女作です。プレイヤーさんから見ると,最初は違和感を感じる部分もあるかもしれませんが,叩けるようになると絶対に気持ちいいので,ぜひ遊んでほしいと思います。

L.E.D.氏:
 実は「POINT ZERO」は,最初ロケテストには入れない予定だったんですよ。でも猫叉さんが自分の席で聴いているのを僕も聴いて,これはカッコいい! と。個人的にjubeatシリーズの「Far east nightbird」のコンセプトを継承する曲が欲しいところだったので,急遽入れることにしました。

4Gamer:
 初めての譜面制作は,いかがでしたか?

猫叉氏:
 なにしろ初めてだったので,詰め込んだはいいけど左手に指が7本必要じゃない? みたいなことになったりで,大変でしたね。過去の譜面を漁って,研究に研究を重ねたんですが,自然に叩いて楽しいところにまで仕上げるのに時間がかかりました。

4Gamer:
 タイトルは違いますが,「Dance Dance Revolution」(以下,DDR)のコンシューマ版で譜面を自作する機能がありましたよね。それを自分もやってみたことがあるんですが,いざプレイしてみると想像以上に難しい譜面が降ってきて,ビックリした覚えがあります。beatmaniaシリーズだと,実際に譜面を叩くと音が出るわけで,より作るのは難しいのでしょうね。ちなみに,残りの2曲についてはどうでしょうか。

猫叉氏:
 「connective」は,女性ボーカルの爽やかなラウンジポップです。リオデジャネイロとかラテンサウンドな感じにしつつ,ハウスの四つ打ちを混ぜています。
 「portal」は遅いELECTRO系。ゲーム的にはわりと速い曲が好まれがちな傾向がありますが,僕はゆっくりな曲でノリを出すのが好きなんですよ。骨太なリズムでミドルテンポな方がグルーヴが出やすく,楽しくノリやすいかなと思って制作しました。
 実は「connective」と「portal」は,先ほども触れた「tricoro」のテーマである,仮想都市をモチーフに作られています。「portal」には入口という意味があるので,ここを入口にして本作を楽しんでいってほしい,という意味合いを込め,一番最初に作った曲なんです。

4Gamer:
 なるほど。曲に込められた意味が分かると,また違った印象でプレイできそうですね。ところでL.E.D.さんと猫叉さんは,お互いの新曲についてなにか感想をお持ちですか?

L.E.D.氏:
 その3曲の中だと,「POINT ZERO」がやっぱりいいですね。どれ聴いてもさすがというしかないんですが,自分自身,速い曲が好きなので。

猫叉氏:
 L.E.D.さんの「狂イ咲ケ焔ノ華」を聴いたときは,この中二テイストは,狙ってやっているんだと思ってたんですよ。L.E.D.さんらしさである,トランシーやハードコアな部分を押さえつけつつ,我慢しながら完成させたのかなって。でも,今日話聴いていたら,別にそういう訳じゃなかったんだって(笑)。正直,意外でした。

L.E.D.氏:
 いやいや,あれがこれからの自分らしさになるんだよ(笑)。

猫叉氏:
 新たな一面がまさに開花していて,新鮮でいいんですよ。実は僕自身,あの曲を一番遊んでいるんです。なにせ,楽しいですからね。

4Gamer:
 「狂イ咲ケ焔ノ華」は,それだけ衝撃的だったということですね(笑)。では次に,dj TAKAさんの新曲「Liberation」について聞かせてください。この曲は,どういうコンセプトで書かれたのでしょうか。

dj TAKA氏
dj TAKA氏:
 「Liberation」のコンセプトはですね……長くなってもいいですか?

4Gamer:
 もちろんです。

dj TAKA氏:
 モノ作りに関わる人って,誰しも自分が過去に作ったものや,アイデアをもう一度使うことについて,凄く恥ずかしいとか,カッコ悪いって,そういう感覚を持ちながら制作してると思うんですよ。1人の人間の引き出しって,やっぱり限られているんです。だから曲を作るたび「このパターンはこの曲のここで使ったから止めよう」とか「このコード進行はあの曲と一緒じゃないか」って思うわけで。音色なら毎回違うの選んでるつもりでも,良いと思うのは,いつも一緒なんです。

4Gamer:
 なんとなく,分かる気がします。

dj TAKA氏:
 また同じの選んじゃってるって,そういうことに悩んで,それを回避してモノを完成させていく。でも,そういうのはもういいかなって思って作ったのが「Liberation」なんです。ちょうど20作目のタイトルでもあるし,恥ずかしさもカッコ悪さも考えずに好きに作ってみよう。「ああ,前もやったなこういうの」と思っても,あえて何も考えずに突き進む。そうしてできた楽曲だから,dj TAKAらしさというのは,ある意味すごく出ていると思います。
 
4Gamer:
 な,なるほど。「何も考えずに突き進む」のって,大人になればなるほど勇気がいりますよね。ちなみにL.E.D.さんが楽曲をオーダーしたときは,なにか注文があったのでしょうか。

L.E.D.氏:
 どんなオーダーしたんだっけ?

dj TAKA氏:
 もう自由にやってくれってという感じだったかな。

L.E.D.氏:
 と,いうことです。まぁTAKAさんはベテランなので,任せれば大丈夫。自分からヘタなことは言わないほうがいいかなって。できあがった曲を聴いてみたら,安心のTAKAクオリティで,非常に満足ですよ。

猫叉氏:
 「Liberation」を筐体で鳴らすと,一番よく鳴るんですよね。だから,ほかの楽曲の音質調整なんかも,実はこの曲を軸にやったくらいなんですよ。


IIDXから生まれた若い力,新世代のコンポーザー陣


4Gamer:
 ではお三方の楽曲以外で,とくに注目のアーティストがいれば教えてください。

猫叉氏:
 僕は,長沼英樹さんですね。若干,職権乱用に近いと思うのですが,ゲーム業界のコンポーザーとしては,重鎮とお呼びして差し支えのない方です。
 3年くらい前に機会があってお会いしたときに色々お話をさせていただいて,その時,いつか一緒に何かやりたいですね,という話をしていたんです。そして3年経って,今回「tricoro」で自分が制作チームに入るのが決定したときに,改めて声をかけさせていただきました。上がってきたものも素晴らしいクオリティで,ファンとしての自分の夢も叶ったという感じです。

L.E.D.氏:
 長沼さんに関しては,自分もかなり好きなコンポーザーさんで,機会があればぜひお呼びしたいと思ってたんですよ。ただ直接的なつながりがなくて,声を掛けあぐねていたところに,猫叉君から話が出て,ぜひお願いしようという流れになりました。

4Gamer:
 長沼さんは,自分も直撃世代なので,非常にツボです。「LUV CAN SAVE U」もプレイさせていただきましたが,叩いていて非常に面白かったです。

L.E.D.氏:
 僕のイチオシは,やっぱり今回のコンセプトの一つである,IIDXシリーズを遊んで育った世代の参入ですね。代表的なメンバーでいえば,「Shining World」のDJ Genki,「ZED」のUSAO,「Neonlights」のDJ Noriken,「Devilz Staircase」のOSTER projectといったあたりになるでしょうか。彼らはIIDXに影響を受けたことを公言してくれていて,なおかつそれぞれのフィールドで活躍している方達です。その感謝と期待を込めて,今回声をかけさせてもらいました。

OSTER project「Devilz Staircase」

4Gamer:
 実際に一緒に仕事をしてみて,いかがでしたか?

L.E.D.氏:
 上がってきたトラックのクオリティは,どれもすごく高かったですね。それって,やっぱりどういう曲を作ればプレイヤーが楽しめるのか,彼らがおおよそ理解しているからなんですよ。例えばIIDXを知らないコンポーザーさんにお願いする時って,「通常のトラックを作るよりも音数を多くしてくれ」とか「通常4分の曲を圧縮して,起承転結を2分に抑えてくれ」というような説明が必要になるんですが……。

4Gamer:
 なるほど。IIDX世代のコンポーザーには,その説明がそもそも必要ないと。

L.E.D.氏:
 そう。だから制作もすごくやりやすかったですね。それに彼らはこのタイトルをきちんとリスペクトしてくれているから,モチベーションも非常に高いんです。デモの提出や楽曲の提案を積極的に出してきてくれるのが嬉しいし,なによりまだ若いこともあって,曲にフレッシュさが感じられる(笑)。こちらもそれが良い刺激になったと思いますよ。

猫叉氏:
 我々の年代だと,常識的に抑えちゃう音を,逆にグイグイ押し出してきたりね。そういう勢いに,やる気を感じますね。

4Gamer:
 ……それって先ほどTAKAさんが言っていた,「カッコ悪さ」や「恥ずかしさ」に対する不安がないということなんですかね?

dj TAKA氏:
 どうなんでしょう。若い人にだって,もちろん不安はあると思いますよ。だけど,それ以上にやりたいことを優先している,という感じが,フレッシュさにつながってるのかな。

L.E.D.氏:
 まぁ,彼らも今後そういう悩みを抱えることになるんですよ(ニヤリ)。

(一同笑)

L.E.D.氏:
 今後の彼らにももちろん期待していますが,それに続くコンポーザーの出現にも期待したいです。今なら「SOUND VOLTEX」という才能を発揮する場所もありますし。ここだけの話ですが,「SOUND VOLTEX」に応募のあった曲は,自分も含め,ほかのタイトルのサウンドディレクターも注目しているんですよ。だからぜひチャレンジしてみてほしいです。

4Gamer:
 メーカー自らが一般公募を行って,コンポーザーとして採用されるのって,プレイヤーにとってはすごく夢がありますね。でも若い世代とはいいますが,実際beatmaniaシリーズに影響を受けて音楽を始めた人って,すでに上の世代にも結構いるんじゃないでしょうか。

dj TAKA氏:
 そうですね。そこが凄い時代だなと感じるところであり,僕等としては不思議な部分でもあります。「SOUND VOLTEX」に参入しているボカロPや同人サークルで活躍している人とか,話を聞いてみると,beatmaniaシリーズに影響されて曲作りを始めたという人が多いんですよ。で,beatmaniaを知らない人から見ると,この人達の音楽のルーツは一体なんなんだろう,って疑問に思うらしいんです。

4Gamer:
 ああ,知らない人からみたら,確かにそうなのかも。

dj TAKA氏:
 それだけ一般の音楽とはちょっと違う,ある意味特殊なことを我々はやってきたんだなって,感慨深くなることがあります。その特殊性に惹かれ,好きになってくれて,音楽を始めてくれた人がこれだけいるんだと思うと,ぼくらのやってきたことって,実は凄いことなのかなって。ちょっとそんな気がするんですよね。


  
  • 関連タイトル:

    beatmania IIDX 20 tricoro

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