MSI，垂直144Hz＆FreeSync対応の湾曲型VA液晶ディスプレイ2製品を10月20日に発売。23.6インチと27インチの2モデルを用意

　2018年10月19日，MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンは，ゲーマー向け液晶ディスプレイOptix MAGシリーズの新製品として，23.6インチサイズの「Optix MAG241C」と27インチサイズの「Optix MAG271C」を10月20日に発売すると発表した。メーカー想定売価は順に3万1800円（税別，3万4344円），3万9800円（税別，4万2984円）となっている。

Optix MAG241C

Optix MAG271C

　両製品とも，解像度1920×1080ドットでVA方式の湾曲型液晶パネルを採用しており，最大垂直リフレッシュレートは144Hz，AMDのディスプレイ同期技術「FreeSync」（＝Adaptive Sync）にも対応するのが特徴だ。
　それに加えて，MSI製のPC用ソフトウェア「GAMING OSD APP」を使うことで，PC側からディスプレイのOSDメニューに相当する設定の調整を行えるのもポイントである。

画像ではよく分からないが，Optix MAG241Cの画面は，1500RというPC用の湾曲型液晶ディスプレイでは最もきついカーブを描いている

　サイズの違いを除けば，外観はほぼ同じように見える両製品だが，27インチサイズのOptix MAG271Cは，画面の曲率が1800R（＝半径1800mmの円を描くカーブ）なのに対して，Optix MAG241Cは1500R（＝半径1500mmの円を描くカーブ）と，きつめのカーブを描いているのが大きな違いだ。
　カーブのきつい湾曲型ディスプレイは，真正面以外からの視認性は低下するものの，画面に取り囲まれるような没入感や，画面の隅に対する見やすさといった利点がある。湾曲具合による見え方の違いが気になる人は，店頭で見比べてみることをお勧めしよう。

Optix MAG241Cの背面。背面の左側にある朱色の突起は，OSDメニュー操作用のジョイスティックだ。スタンドは，−5〜20度の上下回転（チルト）と上下130mmの高さ調整に対応する

●Optix MAG241CとOptix MAG271Cの主なスペック

	Optix MAG241C	Optix MAG271C
パネル	23.6インチ，VA方式，湾曲型（1500R）ノングレア（非光沢）	27インチ，VA方式，湾曲型（1800R）ノングレア（非光沢）
バックライト	LED，フリッカーフリー
パネル解像度	1920×1080ドット
最大垂直リフレッシュレート	144Hz
ディスプレイ同期技術	FreeSync（＝Adaptive Sync）対応
HDR対応	非対応
輝度	300cd/m2
表示色	約1677万色
コントラスト比	3000：1
視野角	上下左右178度
応答速度	1ms（MPRT）
内部フレーム遅延	未公開
ビデオ接続インタフェース	DisplayPort 1.2×1，HDMI 1.4 Type A×1
そのほかの接続インタフェース	USB 2.0 Type-A×2，USB 2.0 Type-B×1，3.5mmミニピンヘッドフォン出力×1
USBハブ機能	搭載
スピーカー	未公開
チルト（上下回転）	−5〜＋20度
スイーベル（左右回転）	非対応
ピボット（縦回転）	非対応
高さ調整	130mm
VESAマウント	100×100mm
公称消費電力	28W（詳細未公開），0.3W（待期時）	53W（詳細未公開），0.3W（待期時）
公称本体サイズ	536.4（W）×225.24（D）×411.5（H）mm	612.02（W）×225.3（D）×451.8（H）mm
公称本体重量	4.2kg	5.6kg
主な付属品	未公開
保証期間	3年間

MSIのOptix MAG241C製品情報ページ

MSIのOptix MAG271C製品情報ページ

2018年10月19日 - Micro-Star International Co., Ltd. 台湾・新北市 . GAMING向けハードウェアの設計で世界をリードするMicro-Star International（MSI）は、応答速度最大1ms、リフレッシュレート144Hzを実現した薄型ベゼルの湾曲型GAMINGモニターのOptix MAGシリーズに、1920×1080ピクセルのフルHD表示対応の23.6型モデル「Optix MAG241C」と27型モデル「OptixMAG271C」の2製品を追加し、10月20日より家電量販店のビックカメラ、ヨドバシカメラおよびエディオンにて販売を開始いたします。価格はそれぞれオープン価格です。


23.6型モデルのOptix MAG241Cはパネルサイズにあわせて曲率1500R（半径1500mmのカーブ）と、従来の1800R（半径1800mm）に比べて曲率を高めることで、より没入感のあるゲームプレイを可能にしています。また、27型モデルのOptix MAG271Cについては、従来どおり1800R（半径1800mm）を踏襲しています。両製品とも1980×1080ピクセルのフルHD表示に対応したVAパネルを採用することで、144Hzの高リフレッシュレート表示と、最大1msの応答速度を実現。ディスプレイ入力にはHDMI×2、DisplayPort×1の3系統をサポートし、視野角は178°のワイドビューアングルに対応。薄型ベゼルの採用により、マルチディスプレイ環境において、よりシームレスな視野を得ることが可能です。また、液晶スタンドは高さや角度の調整範囲を増やしているほか、VESAマウントにも対応し、市販のアームとの組み合わせによって、より柔軟な設置ができます。さらに、両製品とも、本体横にヘッドセットフックを備えており、普段のゲームプレイ時に素早くヘッドセット装着することができます。

コントラスト比は3000：1、最大輝度300cd/平方mで、sRGB比115％、NTSC比90％のTrueColor表示にも対応。また、Adaptive SYNC技術に対応し、AMD FreeSyncをサポートすることで、チラツキやティアリングの発生を防ぎ、なめらかなゲーム体験を楽しめます。本体背面にはRGB LEDを搭載するほか、ゲームごとに最高の画面設定を可能にするGAMING OSDの操作を容易にするトラックポイントも装備するだけでなく、GAMING OSD APPを利用することで、Windows画面で簡単にディスプレイの設定を行なったり、プロファイルを切り換えたりすることができます。高性能グラフィックスカード搭載システムと組み合わせ、FPSやRTS、格闘ゲーム、レーシングゲームなど、動きの速いゲームにおいて快適なプレイ環境を実現します。

両製品の主な仕様は以下のとおりです。

【製品仕様】

【製品情報】
Optix MAG241C
https://jp.msi.com/Monitor/Optix-MAG241C/

Optix MAG271C
https://jp.msi.com/Monitor/Optix-MAG271C/

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