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「ボーダーブレイク」Ver.1.5稼動開始! 攻略本制作スタッフが見どころを紹介
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印刷2010/04/24 10:00

レビュー

「ボーダーブレイク」Ver.1.5稼動開始! 攻略本制作スタッフが見どころを紹介



4月28日発売予定の「ボーダーブレイク Ver.1.5 マスターズガイド
 セガが2009年9月にリリースした,アーケード専用TPS「ボーダーブレイク(以下,BB)」は,FPS/TPSプレイヤーやロボットゲーム好きを始め,キャラクターデザイン・風間雷太氏の絵に魅せられたファン,そして最近ではモデラーなどの幅広いファン層を獲得。ゲームセンター内外で人気を博している。
 筆者ももちろん「BB」の魅力に取り憑かれたボーダー(注:「BB」プレイヤーのこと)の一人であり,お昼休みや仕事が終わったあとには,行きつけのゲームセンターで対戦を楽しみ,帰宅後はビール片手に某大手動画サイトにて対戦動画を鑑賞。その後,動画のアップロード主とまるで勝てない自分とのプレイを比較しては,ふがいなさに枕を濡らす毎日だ。
 いやぁ,本当にみんな上手すぎる……。あの強襲兵装,なんであんなに速く動けるんだ……? こっちは気を抜くとすぐにブースト切れを起こして煙を上げているあいだにソードで叩き斬られるっていうのに……ブツブツ……。

……っと,少々雑談が過ぎたのでそろそろ閑話休題。
 「BB」は,およそ一か月に一度の頻度で,新規要素の追加や不具合修正などといった所謂バージョンアップが行われる。今年に入ってからも,1月に狙撃兵装用の特別装備「光学迷彩」,2月に新機体「エンフォーサー」,3月に強襲兵装用の副武器「グレネードランチャー」などが追加。その都度あらたな戦術が開発され,対戦は白熱の一途をたどっている。
 そして,去る4月7日。
 初の大規模バージョンアップ(通称Ver.1.5)が行われ,ゲームの内外でさまざまな変更・修正が施された。
 本稿では,攻略本制作スタッフとして読者諸氏よりも一足お先にVer.1.5を楽しませてもらった筆者が,その全貌について紹介させていただこうと思う。

「ボーダーブレイク」公式サイト



「ボーダーブレイク」ってどんなゲーム?


 少々話題が前後してしまうが,この記事を読んでいただいている読者のなかに,「BB」を見たことも触ったこともない方がいるかもしれない。そこで,まずはゲームの概要をカンタンに説明しておこう。
 本作は,ネットワークを介し,ゲームセンターで初めて10人vs10人の対戦を可能にしたTPSだ。プレイヤーは「GRF」と「EUST」という2つの軍に分かれ,お互いの拠点にあるコアを攻撃しあうことになる。

ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
画面中央にある球体がコア。制限時間以内に敵軍のコアを撃破するのが,ゲームの目的だ

 「BB」と他のTPSとの大きな違いであり,また最大の魅力となるのが,プレイヤーが操作するのが生身の人間ではなく,「ブラスト・ランナー(通称ブラスト)」と呼ばれる戦闘用ロボットであるということ。このブラストを操って,高速ダッシュやカタパルトを利用した大ジャンプなど,ハイスピードかつダイナミックなアクションが楽しめるようになっている。自機の背丈ほどもある大型ガトリングガンや鉄塊と見まごうほどのソードを振るっての攻撃も,ロボット対ロボットだからこそ実現できたものだろう。

状況に応じて4つの兵装(詳細は下記)を使い分け,敵ブラストと戦っていくことになる
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス

 また,題材がロボットだからこそ楽しめる要素の1つに,機体のカスタマイズがある。
 「BB」は1回の対戦が終了する毎に,そのプレイ内容や戦績に応じて報酬が手に入り,それを使ってブラストの武器やパーツと交換できる。こうして入手したパーツは,カスタマイズモードにて自由に付け替えが可能なのだ。
 ブラストは,機動力に優れ接近戦が得意な「強襲兵装」,ガトリングガンやロケットランチャーなどの重火器に身を包んだ「重火力兵装」,スナイパーライフルによる遠距離攻撃が可能な「狙撃兵装」,味方の回復や偵察が行える「支援兵装」という4つの兵装を切り替えて戦うことになるのだが,カスタマイズによっては「耐久力や銃器を制限する代わりに機動力を高め,ソードによる攻撃に特化させた強襲兵装」や「回復用装備を持たず最前線で敵と1対1で戦う支援兵装」などを作り出すことも夢ではない(それが強いか弱いかはさておき)。

ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
報酬を元手にパーツを集め,自機を強化していく。コンシューマーゲームのような地道な作業だが,強くなっていくことが実感できて実に楽しい

 補足となるが,後になって出現する武器やパーツほど性能が高めで交換するための条件が厳しいが,それらで身を固めた機体が必ずしも強いわけではない。強襲兵装のサブマシンガンを例にとってみても,威力が高い武器は重量が高く機動力の低下に陥りやすかったり,弾がバラけやすいなどという弱点も併せ持っている。
 プレイヤーの腕次第では初期装備でも熟練者と渡り合えるという絶妙のバランス調整がなされているので「プレイはしてみたいけど,これから初めても装備の性能の差で経験者には歯が立たないのでは……?」などという心配は無用。

ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
武器やパーツだけでなく,機体のカラーリングや自分のキャラクターの見た目なども変更可能。こちらは報酬との交換ではなく,プレイを続けていくことで少しずつ獲得できる

 もう1点,「BB」と既存のアーケードゲームとの最大の違いについて触れておこう。
 一般的にアーケードゲームというと,クレジットを投入したあと残機やライフがなくなるとゲームオーバーというものが多い。しかし「BB」はクレジットを投入すると,それに応じたプレイ時間(基本は100円で260秒。店舗によってはプレイ時間のサービスがある)内であれば,何度倒されても再出撃できる。つまり,「対戦ゲームにクレジットを投入してみたものの,CPUや上級者に勝てなくてものの数秒でゲームオーバーになってしまう」などということはないのだ。
 また,その他にもCPUを相手に1人でみっちり練習できる「個人演習モード」が用意されていたり,近いランキングのプレイヤーとしかマッチングしないようになっていたりと,初心者への配慮も万全。ゲームセンターに足を運んだ際は……いや,今からでもゲームセンターに足を運んで,ぜひともプレイしてみていただきたい!


Ver.1.5で何が変わったのか?


 それでは,あらためてVer.1.5の変更点と修正点について説明していこう。公式サイトを参考に列挙させてもらうと,以下の10点がある。

1.イベントモード実装
 「参加者全員が初期装備で戦う」「副武器(手榴弾や地雷)が威力の高い最新鋭装備だが,その他の武器が極端に弱い」など,一風変わった条件で戦うことになる新モード。
 イベントモードに参加すると戦績に応じて専用の「イベントポイント」が得られ,ここでしか手に入らない機体のカラーリングやキャラクターアイテムと交換できる。

2.新規要素として「受け身」が追加
 敵の攻撃を受けて吹き飛ばされた際に,ジャンプボタンとダッシュボタンを同時に押すことで,受け身をとれるようになった。
 この新要素の追加で,連続して攻撃を受けて撃破されてしまう状況が減るはずだ。ただし,受け身はブーストゲージを消費する。ダッシュやジャンプを使いすぎてゲージが0(ブースト切れ)になっていると,受け身はできないので気をつけよう。

3.強襲兵装のソードの操作調整
 強襲兵装が持つソードは,ダッシュ中に攻撃ボタンを押すことで特殊攻撃(ダッシュ斬り)を繰り出せるのだが,ダッシュボタンを放していればダッシュモーション中でも通常攻撃が出るようになった。
 これまでは,敵に近づいてから通常斬りを出そうとしたときでも,ダッシュモーション中だと特殊攻撃が暴発して大きなスキが生まれてしまったのだが,それがなくなったわけだ。

4.「個人演習モード」終了時にも報酬が得られるようになった
 こちらは読んで字のごとく。ただし,個人演習モードを最後までプレイした場合のみに限られる。途中でモードを終了させた場合は報酬を得られない。

5.バトルスコア調整
 敵コアを攻撃したり,味方を回復することで得られるスコアに調整が入った。
 これまでよりも,攻めることで多くのスコアを得られるようになっている。詳細は公式サイトや今月末に発売予定の攻略本「ボーダーブレイクVer.1.5マスターズガイド」をご覧ください。

6.クラスポイント調整
 戦闘に勝利・圧勝した場合に得られるクラスポイントが増加。
 従来のバージョンでは,AランクやSランクなど上位のランクに上がると勝利してもあまりポイントを得られず昇格が難しかったが,Ver.1.5からはその問題がやや解消されている。

7.BB.NETサービス拡大
 「BB」と連動するサイト「BB.NET(http://all.borderbreak.net/)」のサービス内容が増えた。
 特筆すべきは,携帯やPC上からも機体のカスタマイズが行えるようになったという点。カスタマイズは「BB」の魅力の1つなので,ぜひとも入会しておきたいところだ。入会手順については,公式サイトを参照。

8.新機体(パーツ)追加
 あらたに,ケーファー42とE.D.G.−αという2つの機体が追加された。
 前者は重量級に分類される機体で,装甲と装備の最大積載量(ゲーム中,重量耐性と呼ぶ)に優れ,さらに機動力もまずまず。これまで重火力兵装など装備の重量が重くなりがちな兵装は,最高の重量耐性を誇る代わりに機動力が極端に低い「ヘヴィガード」を選ぶしかなかったが,ケーファー42の登場によりあらたな選択肢が生まれそうだ。
 後者は「射撃補正(射撃武器の弾のブレを軽減する)」と「エリア移動(自軍プラントやコアに瞬間移動する)」の能力に優れた機体。中距離〜遠距離での撃ち合いを好むプレイヤー向きだ。

ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
ケーファー42
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
E.D.G.−α

9.新武器追加
 強襲兵装,重火力兵装,狙撃兵装,支援兵装のそれぞれに1つずつ新しい武器が追加された。
 まず,強襲兵装に追加されたのは「AC−マルチウェイ」。これまで強襲兵装は前方へのダッシュの速度を大幅にアップさせる「アサルトチャージャー」という装備を持っていたが,こちらはその改良型で,速度アップが前方以外のダッシュにも適用されるようになる。敵コアへ突撃する際はもちろん,敵の攻撃を回避する目的などでも使っていけそうだ。ただし,ダッシュの速度はアサルトチャージャーよりもやや遅く,使用に必要なエネルギー(ゲーム中,SPと呼ぶ)の再チャージにかかる時間が長め。
 次に,重火力兵装に追加されたのは「エアバスターT10」。同兵装が持っていた榴弾砲と同じく,着弾点を指定してその周囲を攻撃するという武器だが,榴弾砲とは違って空中で炸裂するという特性をもっている。起伏が激しく,榴弾砲の爆風が阻まれやすい地形で効果を発揮するだろう。また,榴弾砲と比べて重量が軽いため,他に重い武器を搭載できるという利点もある。
 狙撃兵装に追加されたのは「LZ−デイライト」。スナイパーライフルの一種だが,従来の「38式狙撃銃」と比較して,一撃の威力に優れる反面,装弾数が少なめという特徴がある。
最後は,支援兵装に追加された「ASG−スィーパー」。ショットガンの1つで,威力の低下と引き替えに連続発射が可能となっている。

ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
AC−マルチウェイ
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
エアバスターT10
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
LZ−デイライト
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
ASG−スィーパー

10.新マップ追加
 「トラザ山岳地帯」のステージが追加された。これに関しては,以下にて詳しく紹介していく。


新マップのギミックと今後の展開!?


 従来のTPSやFPSでは,対戦が行われるステージはランダムで決められたり,いくつか提示されたもののなかから参加者が多数決で決めるというスタイルが多かった。
 一方,「BB」はというと,週替わり(ときに10日〜2週間に1度)で対戦に使われるステージが決められており,全プレイヤーが同一の種類のステージで対戦するという方式をとっている。たとえば,現在の戦場が「旧ブロア市街地〜熱戦の河畔〜」となっていた場合(これは公式サイトなどで確認可能),クレジットを投入すると「旧ブロア市街地〜熱戦の河畔〜」を舞台に,近いランクのプレイヤー同士の対戦がスタートするのだ。期間が終了し,戦場が他のステージへと切り替わると,同様にそのステージで対戦が行われるようになる。
 TPS/FPSの経験があるプレイヤーはこの方式に最初は面食らうかもしれない。しかし,得意なステージばかりを選んで勝率を上げることができないため,つねに全プレイヤーが対等な条件で対戦を楽しめるという利点がある。また,たくさんのプレイヤーが触れることで,ステージに関する研究が進み,情報を共有しやすいといったうまみもあるのだ。

 これまでのバージョンでは,先ほどの「旧ブロア市街地〜熱戦の河畔〜」をはじめ,全部で8つのステージが存在し,それが定期的に切り替えられていた。
 そして今回,Ver.1.5の稼働とともに待望の新ステージ「トラザ山岳基地〜砂塵の死線〜」が追加された。
 このステージはタイトルからも想像できるように,砂漠の山岳地帯に建造された基地を舞台としており,これまでのステージと比べて地形の起伏が激しい。渓谷部分に落ちてしまうと,大きく迂回しなければ陸地に復帰できないため,進軍ルートはじっくりと吟味する必要がある。
 また,ステージ北部にあるトンネルを通って,基地の内部に侵入することも可能。今までなかった屋外でのブラスト同士の戦闘が楽しめるのだ。
 さらに,GRFとEUST,両軍のベース内部に配置された施設の数や配置場所が異なる点にも注目したい。これまでのバージョンではどちらの軍に属してもベース内部の施設配置は同じであり,侵入にさえ成功すればコアへの攻撃の流れは同一だった。しかし,Ver.1.5では,どちらの軍に属したかによって,ベースまでの移動ルートを変えていく必要がある。

ステージ中には河が流れているが,水量はほとんどない。川底を歩いて移動できる。
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
基地の出入り口は3カ所ある。目的地に応じて,どこから出るかを考えよう。
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス

 このように「トラザ山岳基地〜砂塵の死線〜」は,ひと癖もふた癖もある変わったステージに仕上がっている。今回,攻略本制作にあたって開発スタッフに新ステージのコンセプトについて聞かせていただく機会があったのだが,「今後のBBの展開も考え,Ver.1.5のステージはさまざまなギミックを盛り込んでいる」との力強いコメントが得られた。
 この場所で紹介できないのが非常に残念だが,Ver.1.5で追加される新ステージは「トラザ山岳基地〜砂塵の死線〜」の他にもいくつかあり,それぞれに異なるギミックがしかけられている。これまでと同じような感覚でプレイしていては,満足な戦果を挙げることは難しいだろう。

 冒頭で「『BB』は幅広いファン層に支えられている」と述べたが,上記のコメントからも想像がつくように,「BB」は開発陣もまた,“アツイ”メンバーばかりだ。
 彼らのTPSへの熱意が深みのあるステージを作り上げ,最適解のない絶妙なバランス調整を実現し,リプレイ性の高いマッチング&カスタマイズのシステムを構築。……そして,「BB」を成功させた。
 Ver.1.5以降も,「BB」はバージョンアップを遂げ,その都度プレイヤーを感嘆させていくことだろう。

 セガが贈る,国内最高峰のTPS「ボーダーブレイク」。
 今からでもゲームセンターに足を運んで,ぜひともプレイしてみていただきたい!

「BBVer.1.5」マスターズガイド 4/28発売!

 ソフトバンククリエイティブより,「BBVer.1.5」の攻略本が発売!
 その気になる内容をちょっとだけ紹介させていただくと……

●Chapter1:ゲームシステム
ゲーム初心者をターゲットに,「BB」筐体各部位の名称やゲームの始め方,対戦のルールなどを解説。

●Chapter2:兵装攻略
それぞれ6〜8ページのボリュームで,強襲兵装・重火力兵装・狙撃兵装・支援兵装の装備の性能や最新テクニックを紹介。

●Chapter3:ステージ攻略
これまでのバージョンで使われていた8つのステージと,Ver.1.5にて順次実装予定の4ステージの施設配置図と攻略法を堂々公開!
新ステージでスタートダッシュを決めるなら必読のコーナーとなっている。

●Chapter4:データ
武器,パーツ,カラーリング,そしてアキャラクターアイテムのデータをまとめたコーナー。
ゲーム中ではAやBなどと表記されている性能を数値化しただけではなく,ゲーム画面には表示されていないデータまで網羅している。
さらにさらに,今後実装予定の武器やパーツのデータまでも見られてしまうのだ!!

●Chapter5:ワールドガイド
「BB」の世界観に関する設定資料。
オペ子たちの名前など,これまで触れられていなかった各種設定がいよいよ明らかに……!

 などなど,見どころ満点! また,特典としてこの本限定のキャラクターアイテムも付いてくるという,まさに至れり尽くせりの一冊なのだ!!

Amazonで「BBVer.1.5」マスターズガイドを購入する


「ボーダーブレイク」公式サイト


  • 関連タイトル:

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