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ゲーマー向けブランド「ROCCAT」のマウス「Kone」とキーボード「Arvo」,ドスパラ通販サイトで販売開始
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印刷2010/02/09 17:18

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ゲーマー向けブランド「ROCCAT」のマウス「Kone」とキーボード「Arvo」,ドスパラ通販サイトで販売開始

 ドイツのゲーマー向け周辺機器ブランド「ROCCAT」を国内で展開するサードウェーブは,同社の運営するPCショップ「ドスパラ」の通販サイトで,レーザーセンサー搭載ワイヤードマウス「ROCCAT Kone」と,ワイヤード日本語キーボード「ROCCAT Arvo」の販売を開始した。通販価格は順に7980円,6980円(いずれも税込)
 向こう数日以内に,全国のドスパラ各店でも販売がスタートする見込みとなっている。

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ROCCAT Kone(Kone:コーン)
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ROCCAT Arvo(Arvo:アルボ)

ドスパラのROCCATブランド販売ページ


ROCCAT Kone


 トラッキング速度65IPS,最大加速度20G,トラッキング解像度最大3200DPIというレーザーセンサーを搭載した,右手用のワイヤードマウス。国内展開決定をお伝えした,2009年12月9日の記事で,製品概要をお伝えしているので,憶えている人も少なくないのではなかろうか。

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 本製品におけるトピックは,マウスの底面に,トラッキング用とは別のセンサーユニット「TCU」(Tracking Control Unit)を搭載する点だ。TCUで読み取った情報を基に,トラッキング用レーザーの出力を自動調整することにより,常に適切なリフトオフディスタンスが得られるという。
 機能面では,

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  • スクロールホイールのチルトも入れると10個のボタンを搭載し,そのうちの8個がカスタマイズ可能
  • キーマクロ機能を持ち,カスタマイズ結果はマウス本体に内蔵のフラッシュメモリへプロファイルとして最大5パターン保持可能
  • LEDイルミネーションを本体5か所に内蔵,38色の中から選択して個別に光らせることが可能
  • 錘(おもり)による重量調整に対応

といった具合。最近のゲーマー向けマウスにおけるトレンドは(要不要は別として)きっちり押さえていると言っていいだろう。

●主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン数:10(左右メイン,センタークリック&左右チルトボタン機能付きスクロールホイール,スクロールホイール隣接×3,左サイド×2)
  • イメージ処理能力:6.4MPixels/s
  • トラッキング速度:65IPS(1.65m/s)
  • フレームレート:7080fps
  • 最大加速度:20G
  • トラッキング解像度:800/1200/1600/2000/2400/3200DPI
  • ポーリングレート(レポートレート):125/500/1000Hz
  • リフトオフディスタンス:自動調整(TCUによる)
  • スリープモード:未公開
  • マクロ登録機能:あり
  • オンボードフラッシュメモリ:搭載(容量128kB)
  • 本体サイズ:65(W)×130(D)mm(※高さ未公開)
  • 重量:133g(※ケーブル抜きでは118g。付属するウェイト「Fastclip Weight System」により+5/10/15/20g調整が可能)
  • マウスソール:未公開
  • ケーブル長:未公開(※直径3mm)
  • 接続インタフェース:USB(16bitデータフォーマット)
  • 対応OS:Windows XP/Vista/7


ROCCAT Arvo


 ROCCAT Arvoは,日本語101キーという,ユニークな配列のワイヤードキーボードだ。
 101? と思ったかもしれないが,下に示した英語配列モデルの画像を見ると一目瞭然。ROCCAT Arvoでは,メインキーと10キーの間にあった,カーソルキーや[Del][End]キーなどのブロック,そして[Print Screen][Scroll Lock][Pause]のブロックが,まるまる省かれているのである。

英語版ROCCAT Arvoのイメージ。97キー仕様なので,これに日本語変換用の4キーを足して,101キーということなのだろう。ご覧のとおり,カーソルキーなどがあったはずの“列”が,まるまる省略されている
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10キー部は二つのモードを切り替えて利用することになる
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 これによりROCCAT Arvoでは,未来的なデザインを行いつつ,本体の底面積を390(W)×140(D)mmと,一般的なフルキーボード比で,40〜60mm程度短くできている。
 で,減った分のキーはどこに行ってしまったのかというと,これらは10キーと共用になった。10キーの上に用意されたモード切替ボタンによって,10キーとして使う(「NUM PAD MODE」)か,省略されたキーを“復活”させて使う(「GAME MODE」)かを,選べるようになっているのだ。

 特殊な配列になるため,使い勝手が多少なりとも悪化するのはやむを得ないが,マウスパッドの設置面積が重要になるタイプのゲーマーからすると,キーボードが少しでも小型化するのは歓迎すべきポイントなのも確か。このあたりは悩ましいトレードオフといえそうである。

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 なお,写真で,スペースバーの下に三つほどボタンがあるのに気づくが,これはマクロ専用ボタン。ホームポジションとなる[W/A/S/D]キーから指を離すことなく,親指で押せるようになっているという。また,10キー部をゲームモードで利用するときには,[1][3]キーも,マクロキーとして利用できるという。

 キーストロークや押下特性,同時押し対応といった,ゲーマー向けキーボードとしての基本的な仕様が明らかになっていないため,安易に勧めるわけにはいかないが,面白い新製品なのは確かだ。興味を持った人は,今週末以降,店頭でチェックしてみてはどうだろうか。

●ROCCAT Arvoの主なスペック
  • 接続インタフェース:USB 1.1
  • キー数:101
  • キーピッチ:未公開
  • キーストローク:未公開
  • 押下特性:未公開
  • 複数キー同時押し対応:未公開
  • ポーリングレート(レポートレート):1000Hz
  • キー耐久性:未公開
  • 本体サイズ:390(W)×140(D)(※高さ未公開)
  • 重量:未公開
  • ケーブル長:約1.97m(※直径3mm)
  • 対応OS:Windows XP/Vista/7

 なお,特徴的なシルエットで注目を集めたケーブルアンカー「ROCCAT Apuri」は,残念ながら今回も発売にはならなかった。注目していた人は,またもうしばらくの辛抱が必要なようだ。
  • 関連タイトル:

    ROCCAT

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