4月14日(火),セガは東京・秋葉原UDXの4階シアターにて,
「セガ コンシューマ新作発表会 2009」を開催した。
「BAYONETTA(ベヨネッタ)」(
Xbox 360/
PLAYSTATION 3),
「End of Eternity」(
Xbox 360/
PLAYSTATION 3),「
ぷよぷよ7」(ニンテンドーDS)のほか,今夏以降に発売予定の新作タイトルが一挙に紹介された同イベント。本稿ではその中から,期待のアクションゲーム「BAYONETTA」に注目しつつ,発表会の模様をお伝えしていこう。
セクシーな魔女が縦横無尽に暴れまわる!
最初から最後までクライマックスな作品
BAYONETTAは,記憶を失った魔女「ベヨネッタ」が自身の過去を取り戻すため,強力無比な魔力と,両手両足に装備した四丁一組の愛銃「スカボロウ フェア」を駆使し,襲い来る天使達と戦っていく“∞クライマックス・アクション”ゲームだ。
プラチナゲームズ プロデューサーの橋本祐介氏
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プレゼンテーションには,BAYONETTAの開発元プラチナゲームズのプロデューサー,橋本祐介氏が登場し,本作のコンセプトについて「ダークヒロインであるベヨネッタが,善である天使を叩きのめすという,“悪”VS“善”の図式が本作で重要なポイントです」とコメント。また,“∞クライマックス・アクション”の意味について,「どんな画面でも“クライマックス感”があるということです。プレイヤーの度肝を抜く,映画のようなシーンがゲーム中に連続して登場します」と語った。
続いて,橋本氏はシアターの大画面で実際に本作をプレイ。打撃と銃撃を組み合わせて戦う“バレットアーツ”によるド派手なアクションと美麗なグラフィックに,会場の取材陣も思わず見入ってしまった。
なおベヨネッタは,銃以外にも刀やムチを駆使して戦うほか,敵の武器を拾って使用することも可能とのことだ。
また,敵を攻撃することでゲージを溜めて発動する残忍な“拷問技”や,美しい髪を触媒として魔人の手足や魔獣を召喚する特殊技を披露してくれたりと,見どころは満載だった。
ちなみに,ベヨネッタの衣装は自身の髪を服に変化させて身に纏っているという設定。魔人や魔獣の召喚にも髪の毛が触媒として使われるため,召喚時には一瞬肌があらわになる(※全裸ではない)という仕組みだ。取材に同行した編集者が「まったくけしからん。これは予約するしかない!」と,いい年をして鼻息を荒げていたが,確かに筆者も含めて,全国の男子が大喜びしそうな要素には違いない。
そして最後に,橋本氏は「アクションゲームというジャンルに,BAYONETTAという新しい柱を打ち建てるべく,我々の経験と技術を注ぎ込んで頑張ります」と意気込みを語り,プレゼンテーションを終えた。