次世代型MMORPG「TERA」，獣人系種族や戦士系2クラスなど新情報が公開に

　Bluehole Studioが開発している次世代型MMORPG「TERA」の新情報が公開された。今回公開されたのは，新種族アマンとポポリの2種と，武士，狂戦士の2クラスの紹介，そしてハイエルフの都市アルレマンシアなどだ。

●アマン
　獣人系の種族では，すでにケスタニックが紹介されているのだが，人間とほぼ同じ容貌を持つケスタニックとは異なり，アマンはギャオスっぽい顔（爬虫類系？）が特徴の巨大種族。古代より戦いに明け暮れる戦闘種族とされている。かつて巨人族の奴隷として苦難の日々を送ってきたが，解放者ヘバザ・ダバンは彼らの英雄として称えられており，あちこちに銅像が建てられている。
　アマン族は，自由と名誉，そして自己犠牲を尊重する種族である。彼らの都市カイアドルは，北方のアルゴン族の南下を阻む要塞都市としても知られている。

●ポポリ
　ポポリは，見た目は太った小熊風の種族だが，多様な種族によって構成される模様。ポポリ社会で女王および支配層となるのが女性型種族エルレンだ。その下に平民層としてメルニム，ウル，ベリニムなどの種族が存在する。

　彼らを創造したとされる女神エルリヌが眠るという，月の湖は，ポポリの聖域となっている。この湖が発する古代の魔法によって，彼らの都市ポーラエルリヌが守護されているという。
　
●新たなモンスター種族
　グルラは，巨大な，球状といってよいようなずんぐりした身体にカバのような頭部を持つ種族。怠惰だが，高い知能を持つとされている。魔法儀式「食人術」を行うことでも知られており，その食人術から産み出されたのが，彼らの下僕となる種族シヌースである。
　シヌースは，ワニをつぶしたような外観で，グルラによって作られた魔法生命体である。知能は低く，獰猛な性格。グルラ軍の下人として扱われている。

クラス情報　武士と狂戦士

　新たに公開されたクラスは2種類。武士と狂戦士で，どちらもMeleeファイター系である。

●武士
　巨大な両手剣を操る，重武装の戦士。攻撃速度は遅いものの威力は絶大。攻撃範囲も広く，敵に囲まれたときなどに真価を発揮する。

・通常攻撃
　剣を大きく振り回す。4回まで連続し，威力が上がっていく。


・回転斬り
　溜め系。力を集中して大ダメージを与える技。長く溜めるほど強力になる。

・殴り飛ばし
　大きく脚を踏み出し，力を込めた一撃で敵を転ばせる。

・回避
　敵を飛び越え，一回転して攻撃をかわす。立ち上がるまでは隙があるらしい。


●狂戦士
　巨大な斧を操る戦士。攻撃速度が遅く，攻撃範囲も狭いものの，一撃一撃の威力は爆発的なものがある。大地打ちで敵を気絶させるなどの小技は重宝されそうだ。

・通常攻撃
　斧を打ち下ろす。4回まで連続し，威力が上がっていく。

・溜め打ち
　力を溜めて，強力な一撃を繰り出す。長く溜めるほど威力は上がるものの，攻撃範囲はかなり狭い。


・大地打ち
　斧で大地を叩き，周辺のモンスターを気絶させる。


・武器防御
　斧を使って防御を行う。仲間の防御には使えない。


●魔法都市アルレマンシア

　ハイエルフが作ったとされる魔法都市アルレマンシアは，アルボレア大陸の魔法の中心となる大都市だ。砂漠の真ん中にあるにもかかわらず，魔法の源となるコアの力で，豊かな環境の都市が構築されている。大陸の魔法師達の連合であるミステリウム本部がある。
　コアシステムは，ハイエルフの魔法文明を支える強大な魔法エネルギーの供給源となっている。このコアのおかげで，アルレマンシアではどんな場所よりもたやすく魔法が扱えるという。