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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第600回「今年の東京ゲイムショウの楽しみ方」
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印刷2020/09/24 13:38

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第600回「今年の東京ゲイムショウの楽しみ方」

画像集#001のサムネイル/男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第600回「今年の東京ゲイムショウの楽しみ方」

著者近影
画像集#002のサムネイル/男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第600回「今年の東京ゲイムショウの楽しみ方」
 今年もこの時期がやってまいりましたね。東京ゲイムショウ(以下,TGS)。今年はオンラインでの開催です。要は,TGSの特設サイトからTGS用のいろんな番組がありますよーって認識でいいとは思うんだけど。
 実は私,いつになく楽しみにしていたりするのよね。例年以上に。ちょっと意地の悪い見方になってしまうかもしれないけど,日本のゲイム業界最大のイベントが,一体何をしてくれるんだろう? っていう。
 ただ,各メーカーの番組を集めるだけなのか。それとも何か構成や演出,もしくは企画でTGSならではのモノを用意しているのか。例年とは違うからこそ,楽しみにしている部分があるのです。
 TGSといえば,会場に行けば何かのタイトルを試遊できたり,オリジナルグッズをもらえたりという楽しみがあったのだけれど,今年はそれがない。では,そんな環境で出展社は何を提供するのか?
 普通に考えると,「情報」ってことになるでしょうね。でも私が興味を持っているのはここから。「情報」をどのように提供するのか? ここに注目しているわけです。貴重な「情報」そのものを提供するメーカーもあるでしょう。それはそれで楽しみではあるわ。でも,私が期待するのはそのもう一歩先。どのように情報を出すか? どのように世間に打ち出していくか? 欲を言うならば,「ゲイムを好きで良かったな」って思いたい。そう思わせてほしい。勝手な希望だけどね。
 今年のTGSって,各メーカーやTGSというイベントが「ゲイムというものをどのように捉えているか」がハッキリするイベントだと思う。まあ,情報面ではどうしても新ハードが話題の中心になりそうではあるわね。それが良い悪いとかではなく。

 ここで話は変わるけれども,エンターテイメントの商売ってお客さんとの距離感こそが一番難しいと私は思っていて。同じ情報を発信するのでも,お客さんとの距離感によって変わってくるのよね。自分もしくは自分の作品を好きな人に向けて発信する情報と,自分や作品のことを全然知らない人に向けて発信する情報では違うものになってくる。お客さんとの距離感って,つまりはそういうこと。
 すごく近く感じる100人に向けるのか,何となく知っている1000人に向けるのか,まったく知らない1万人に向けるのか。今回のTGSは各メーカーや番組がどういう情報の扱い方をするのか。どの層に向けているのか。オンラインという限定的な方法だからこそ,今年はいろいろと注目したいと思っております。

 ちなみに私は4Gamerの番組にそこそこ出させてもらう予定です(関連記事)。出るからにはプレイヤー側の視点から気になることを聞いていけたらなとは思っております。
 大丈夫! 私,どちらかというとプレイヤー側の人間ですから。どれくらいプレイヤー側かというと,大手通販サイトでのPlayStation 5争奪戦に敗北し,「こうなったら裏から手を回して入手しよう!」と思ったところまではいいけど,どこに手を回したらいいか方法が分からない程度には。
 この連載は10年くらいヤっているけども,例えば新ハードが出たときにその手の便宜が図られたことは一度もないよね。プレイヤーと同じ入手経路。よって,プレイヤー側。いや,私としては別にプレイヤー側でいることにこだわりがあるわけではなく,便宜を図ってくれるならそれはそれで受け入れる用意はできているんだけどね? ……って何回か言ってる気がするんだけど,それでもいまだにプレイヤー側。
 10年ヤってインサイダーではないのだから,そりゃもうプレイヤー側でしょう。なので,変なしがらみは一切ない(ことしかウリにできない)出演者として頑張ります。どうぞよろしく。

 というわけで,今年は特殊であるがゆえに例年以上に注目しているTGS。皆さんも気になる番組を覗いてみてはいかがでしょうか? なんか違うな〜って思えば見るのをやめればいいだけだし。いや,オンラインってそういう戦いでもあると思うよ。いざ会場に来たら「楽しまなきゃ!」って思えて試遊列に並ぶのも苦じゃないけど,オンラインは手軽であるがゆえに途中で見るのをやめるという選択も手軽に行えちゃうからね。そういうのも含めて,各メーカー&各番組がどのような見せ方をするのか注目しております。
 そういう意味で,私としては今年こそプロレスしたかったなあという気持ちが生まれてくるわよね。例えば真面目な情報伝えてる中,ワイプでプロレスをヤっているわけよ。で,プロレスの結果でどこまで情報を出すのかが決まったり,視聴者プレゼントが決まったり,ヘタすりゃ開発中のゲイムの仕様をプロレスの結果で決定したり。ぶっちゃけ「邪魔だ」と言われるのは目に見えているけど,印象には残るじゃない。
 ……とまあ,これを書いてる時点で今年はプロレスはないんだけどね。ここまでヤるのはさすがに攻め過ぎにせよ,どの番組がどこまで攻めるか。ここにも注目したいと思っております。そんな感じで今年は別の意味でTGSが楽しみですよってお話でした。皆様もよいTGSタイムを! 次回はTGSについて述べると思われます。今回の答え合わせ的な。

 ……あ! そういえば! このゲイムヒヒョー ゼロ,今回で600回だった! すごい! おめでとう! ありがとう! 10年なんてなかなか続けられないよ! すげーよ! でも私はプレイヤー側だよ! おめでとうって思うなら便宜を図ってPlayStation 5をくれよ! 同情するなら金は払うからせめて予約だけでもさせてくれ! ではまた来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「メタルマックスゼノ リボーン
Nintendo Switch:「キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch」「eBASEBALLパワフルプロ野球2020
iOS:「龍が如く ONLINE
iOS:「ハンドレッドソウル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,今週末の9月27日に東京・後楽園ホール大会「Who's Gonna TOP? 2020」を開催します。ディーノ選手は「お戯れシリーズ第二幕」として平田一喜選手と対戦予定。この試合への意気込みを聞くと,「何が何でもぶっつぶす」とのことでした。
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