小型ゲームPC「Steam Deck」，ゲームの対応状況を判断できる“Deck Verified”の導入が発表

　Valveは本日（2021年10月19日），同社が開発中の小型ゲームPC「Steam Deck」に，ストアやライブラリでゲームの対応状況を判断できる新システム「Deck Verified」を導入すると発表した。


　Valveは現在，Steam全タイトルのレビューを進めており，その後にSteam Deckとの互換性レベルに応じて「確認済み」「プレイ可能」「非対応」からいずれかの分類が付与されるとのことだ。なお，未チェックのタイトルの分類は「不明」となる。


　レビューでチェックされるのは，コントローラーのサポート状況などを示す「入力」，最適な解像度での表示が可能か否かを示す「ディスプレイ」，ランチャーなどを介して起動するゲームの挙動を示す「シームレスな体験」，アンチチートを含むミドルウェアのサポート状況を示す「システムサポート」の4項目で，これらをクリアしたタイトルは“確認済み”と表示される。

　4段階のレビューがすべて完了しているタイトルはストアやライブラリで互換性の詳細を購入前にチェックできるほか，Steam Deckで観覧できるストアの最初のタブには確認済みのタイトルのみが表示されるという。

「Steam Deck」公式サイト
「Deck Verified」紹介ページ