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正式サービス開始から8年目に突入した「モンスターハンター フロンティアG」の進化し続ける大型アップデートを振り返る
フォワード.1“襲来、双極の脅威”
足掛け4年のサービスを経て,大型アップデートの呼称が“前進”を意味する「フォワード」に変更された。もちろん,ゲーム内コンテンツも全面的にリファインが施され,過去最大級のアップデートとなった。
MHFオリジナルモンスターとしては初の古龍種「ルコディオラ」と,新しい古龍専用フィールド「迎撃拠点」が登場。迎撃拠点には撃龍砲や大砲,バリスタに加えて,ハンター自身を上空に打ち上げる仕掛けが用意されていた。
●主な実装項目や出来事
- 「極龍 ルコディオラ」の実装
- 大討伐クエスト「ラヴィエンテ狂暴期」の実装
- 新マスコット「グーク」が登場
- 「メゼポルタ広場」の再リニューアル
極龍 ルコディオラ |
フィールド 迎撃拠点 |
フォワード.2“跳影、熱帯の猛き眷族”
ゴゴモアが登場する新フィールドの「潮島」は,潮の干満に応じて地形が変わるという特徴がある。
●主な実装項目や出来事
- 「跳緋獣 ゴゴモア」の実装
- クエストをサポートしてくれる「ホルク」の実装
- 「親方印武器」の実装
- 「シリーズクエスト」の実装
- 変種モンスター5体の肉質が変更
跳緋獣 ゴゴモア |
フィールド 潮島 |
フォワード.3“未知なる系譜、獣竜種”
●主な実装項目や出来事
- 「獰竜 アビオルグ」「多殻蟹 タイクンザムザ」の実装
- 「HC防具」が登場
- 秘伝防具のリファイン
獰竜 アビオルグ |
多殻蟹 タイクンザムザ |
フォワード.4“荒天貫く閃晶の瞬き”
さらに,白い秘伝防具とは発動スキルが異なる「紅」バージョンが登場したり,「マイミッション」システムによって武器倍率の上限が開放されたりといったやり込み要素が追加されている。
2012年9月2日に開催されたオフラインイベント「誕生5周年 MHF 感謝祭2012」では,2013年4月17日にMHF-Gへと改称する大型アップデートを実施すると発表された(関連記事)。
●主な実装項目や出来事
- 「晶竜 クアルセプス」の実装
- ソロプレイをサポートするNPC「援狩人(フォスタ)」の実装
- 「奇種」モンスターが登場
- 「天嵐防具」の実装
- 未確認モンスター「UNKNOWN」が突如出現(第52回狩人祭)
晶竜 クアルセプス |
深紅の秘伝防具 |
フォワード.5“砂漠に浮かぶ紅の楼閣”
2013年に入ってからは,MHF-Gに関する情報が続々公開され,G級解禁に向けてハンター達は沸き立った。また,3月にはMHF-G先行体験会が開催されている。
●主な実装項目や出来事
- 「弩岩竜 オディバトラス」の実装
- 「覇種」モンスターが登場
- 「覇種武器」「覇種防具」の実装
- 「狩護防具」の実装
- アイテムをリサイクルできる「グーク鍋」の実装
弩岩竜 オディバトラス |
パリアプリア覇種 |
G1アップデート(モンスターハンター フロンティアGに改称)
G級モンスターとその狩猟クエスト,そしてG級武具といったベテランハンター待望の最上位コンテンツが実装された。しかし同時に導入されたクラス制限のため,「GR(Gランク)を上げるには同じモンスターを100体単位で狩猟しなければならない」「G級専用のゲーム内通貨がなかなか貯まらない」という不満が噴出。以降,アップデートによる大幅な改善とてこ入れが必要となった。
そのような状況を招いた背景には,G1アップデートで実装予定だった一部のコンテンツを前倒しでフォワード.5に導入したため,開発期間がずれ込んだことやテストプレイに十分な時間を確保できなかったことなどがあったと,のちのインタビューやオフラインイベントで説明されている。
●主な実装項目や出来事
- G級モンスターやG級クエストが登場
- 「G級武具」の実装
- 「複属性武器」の実装
- 「G級スキル」の追加
- G級武器の強化システム「シジル」の実装
- 全武器種に新アクションが追加
凍海獣 ポカラドン |
傾雷鳥 ファルノック |
G2アップデート
さらに,新モンスター「シャンティエン」を討伐する定期配信イベント「極限征伐戦」が開催され,同じく新モンスターの「ロロ・ゴウガルフ」「レイ・ゴウガルフ」は,オルガロンに続くペアモンスターとなった。
●主な実装項目や出来事
- 「赤闘獣 ロロ・ゴウガルフ」「青闘獣 レイ・ゴウガルフ」の実装
- 「G級秘伝防具」「G級覇種武具」の実装
- PC版のサーバー統合(2013年9月18日)
- 極限征伐戦に「熾凍龍 ディスフィロア」が登場
赤闘獣 ロロ・ゴウガルフ |
青闘獣 レイ・ゴウガルフ |
天翔龍 シャンティエン |
熾凍龍 ディスフィロア |
G3アップデート
従来路線の拡張コンテンツとしては,覇種を超える「烈種」モンスターとその素材で生産可能な「烈種武具」が追加されている。
また新モンスターでは「バルラガル」をはじめ,PS3版のサービス開始に合わせて「ゼルレウス」,G3.2アップデート(2014年2月5日実施)にて「メラギナス」が実装された。
●主な実装項目や出来事
- 「喰血竜 バルラガル」「輝界竜 ゼルレウス」の実装
- ストーリークエスト「歌が紡ぐ物語」の実装
- 「烈種」モンスターが登場
- 「烈種武器」「烈種防具」の実装
- PS3版のサービス開始(2013年11月27日)
- 「パートナー」の実装(G3.1アップデート)
- Wii U版のサービス開始(2013年12月18日)
- 「黒穿竜 メラギナス」の実装(G3.2アップデート)
歌姫 |
喰血竜 バルラガル |
輝界竜 ゼルレウス |
黒穿竜 メラギナス |
GGアップデート
最大の目玉となったのは,MHF-Gオリジナルの新武器種「穿龍棍」の実装。これまでになかった空中での多彩なアクションにより,現在もほかの武器種を凌駕する人気を誇っている。
新モンスターとしては,「フォロクルル」と「ディオレックス」が実装された。フォロクルルは新フィールド「花畑」と連動した個性的な攻撃が特徴で,ディオレックスは穿龍棍の特性を駆使すると攻略しやすいモンスターとなっている。
●主な実装項目や出来事
- 新武器種「穿龍棍」の実装
- 「華鳳鳥 フォロクルル」「雷轟竜 ディオレックス」の実装
- 定期配信イベント「パローネ大航祭」が登場
- 「秘伝開眼奥義」の実装
- 「ハンターナビ」の実装
- 「ガイド娘」のリニューアル
- PC版とPS3版のサーバーを統合
新武器種 穿龍棍 |
華鳳鳥 フォロクルル |
雷轟竜 ディオレックス |
フィールド 花畑 |
獣人種 ウルキー |
メゼポルタ広場のガイド娘 |
G5アップデート
新モンスターは「イナガミ」と「ガルバダオラ」の2体。イナガミは新フィールド「竹林奥部」に生えている竹を使ったトリッキーなアクションが特徴となっている。一方のガルバダオラは,PS Vita版のサービス開始に合わせて実装された。
●主な実装項目や出来事
- 「雅翁龍 イナガミ」「金塵龍 ガルバダオラ」の実装
- 新ギルドマスターの実装
- PS Vita版のサービス開始(2014年8月20日)
- オフラインイベント「誕生7周年 MHF-G 感謝祭2014」実施(2014年11月16日)
雅翁龍 イナガミ |
金塵龍 ガルバダオラ |
新ギルドマスター |
パートニャー |
G6アップデート
新モンスターの「ポボルバルム」は“音”を使って自己強化や回復を図るという,これまでにない特徴を持った巨大な飛竜種である。
また,このアップデートと時を同じくして,PC版の高グラフィックスバージョン「MHF-G High Grade Edition」の実装や,トライアルコースのリニューアルによってHR99まで無料で遊べるようになるなど,MHF-Gの将来的な展開を見据えた施策が行われている。
●主な実装項目や出来事
- 「創音竜 ポボルバルム」の実装
- 定期配信イベント「天廊遠征録」が登場
- 「天廊武器」の実装
- 「MHF-G High Grade Edition」を搭載(PC版のみ)
- トライアルコースのリニューアル
創音竜 ポボルバルム |
天廊 |
7年以上にわたるMHF-Gのアップデートを振り返ってみたが,継続的に新規コンテンツの追加やリファインが行われてきたことが分かるだろう。ただ,その道のりは決して順風満帆ではなく,紆余曲折を乗り越えてきた歴史ともいえる。
それでも,今日までサービスを続けて来られたのは,多くのハンターの声に耳を傾け,ときに大胆な挑戦を,ときに大幅な軌道修正を行いながら,進化を続けてきたからにほかならない。
2015年4月には次期大型アップデート「G7」が予定されている。現在明らかになっているだけでも,ハンターの感情表現が豊かになる「表情」が実装されるという(PC版のみ)。今後も,さらなる未知の狩猟体験が待っていることだろう。
「モンスターハンター フロンティアG」公式サイト
- 関連タイトル:
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