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「プロ野球 ファミスタ オンライン 3」の日本一が決定! “本職”の野球実況アナウンサーもプロの技を存分に披露
2009年のファミスタ日本一プレイヤーが決定
本決勝大会は,7月2日から15日にかけてのオンライン予選で,上位成績を収めた20名が,ラゾーナ川崎にて腕を競い合うというもの。オンライン予選には約1万4000人ものプレイヤーが参加しており,その中から日本一のファミスタプレイヤーを決定しようというわけだ。
決勝大会はトーナメント形式で,各試合は6回イニングまでで行われる(延長有り)。選手カードは2009年版のみが使用可能,そして操る選手や装備品のキャパシティを示す“デッキWP”の上限は,700というレギュレーションだ。
ファミスタオンラインにおける6回までのプレイ時間は,だいたい16〜20分前後で,当然ながら実際の野球と比べるとスピーディな展開だ。そんな試合の実況をプロのアナウンサーが行うというのが,本イベントの面白いところだ。今回の実況を行った斉藤一美氏は,ラジオ文化放送の“ライオンズナイター”を担当している,現役バリバリのアナウンサーである。
これまで数多くのゲームイベントを取材してきたが,実況解説のトークだけでも楽しめる,といった経験はなかなか珍しい。しかも試合内容を単純に実況するだけでなく,各選手の経歴や今期ペナントレースの状況などを巧みに織り交ぜてくるのだ。個人的には,あたかもプロ野球を観戦している気分で,思わずビールと枝豆が欲しくなってしまったほどだ。
そんな激戦が繰り広げられるなか,スペシャルゲストとして磯山さやかさんが登場。磯山さやかさんは,過去のファミスタで公認マネージャーを務めており,実際のゲーム内でも,マスコット的なチームの「磯山ミルフィーユ」や,アシストカードの「磯山さやかの応援」(全員の守備力と肩力が+10という効果)などで登場している。高校の頃は野球部のマネージャーだったという過去のエピソードや,最近のプロ野球で注目している選手などのトークを交えつつ,各選手を応援していた。
その秘訣はプレイヤーのテクニックはもちろんのこと,日本ハムにダルビッシュ有選手が含まれている点も大きいだろう。前回のWBCで,名実共に日本球界を代表する投手となった彼だが,こういったデータが毎年反映される本作においても,プレイヤーの人気はとくに高いようだ。
とくに目ざましい活躍をしたのは二岡智宏選手で,両チームを合わせると,なんとこの試合だけで4本ものホームランを量産していた(実況するほうは混乱していたかもしれない)。
そして最終回となった6回裏,9対5と追い詰められた8オレゴン選手は,起死回生を狙うべくアシストカードを投入。それに対抗するためmasa464646選手が繰り出したカードは,なんと先述した「磯山さやかの応援」。この茶目っ気のある演出には,ステージ上で見守っていた磯山さんも大喜び。彼女のリアル応援が届いたのか,8オレゴンの猛攻打線をシャットアウトでゲームセット。ファミスタ日本一の栄冠は,masa464646選手の頭上に輝いた。
全体的に見ると,イベントとしては大成功の内容であった。本作の大会はこれまで半年のスパンで行なわれているが,来年のペナントレースが始まる頃に,次の大会を再び見てみたい。また,今回の決勝大会はスタッフによるビデオ録画が行なわれていたので,こちらも何らかの形で公開されることに期待したい。
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プロ野球 ファミスタ オンライン 2013
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