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ロジクールのUSBキーボード「Classic Keyboard 200」がWiiに対応
※ロジクールによれば,同社で検証が行われたのは,ホワイトモデルのiK-21WHのみとのこと。
Wii本体は,Wii同士だけでなくPCや携帯電話とメールのやりとりもできるというコミュニケーション機能の「Wii伝言板」,OperaベースのWebブラウザ機能である「インターネットチャンネル」(有料コンテンツ)などの機能を備える。しかし,デフォルトの日本語入力は,Wiiリモコンでソフトウェアキーボードを使って入力するという,お世辞にも使いやすいとはいえないものだ。それがキーボードを使って入力できるとなれば,使い勝手が格段に向上するのは間違いない。
WiiでClassic Keyboard 200を利用するためには,Wiiオプションの「本体の更新」でファームウェアを最新の3.1以上に更新する必要がある。また,インターネットチャンネルで使用する場合,「Wiiショッピングチャンネル」で更新を行う必要があるので注意してほしい。
さて,実際のところどの程度使えるのかが気になるところだろう。今回,該当モデルとは厳密には異なるが,Classic Keyboard 200のブラックモデル(iK-21BK)が編集部にあったため,Wii伝言板とインターネットチャンネルで日本語入力を試してみた。ファームウェア/インターネットチャンネルについては,10月11日時点で最新のものに更新済みだ。なお,実際に確認はしたが,4Gamer編集部および筆者が動作を保証するわけではない点はあらかじめご了承いただきたい。
使ってみた感触としては,[半角/全角]キー(と[F4]キー)で日本語入力と英数字入力の切り替えが可能で,テンキーによる数字入力も問題なく行えた。ただし[F6]〜[F10]キーを使ったひらがな/カタカナなどの変換機能は利用できなかったり,[変換][無変換]キーを押しても無反応だったりと,完全対応というわけではない。言うまでもないが,ソフトウェアキーボードとは比べものにならないほど快適だった。ほかに難点を挙げるとすれば,Classic Keyboard 200は有線接続のため,Wiiをリビングに設置しているような場合,キーボードの置き場所に少々困るといったところだろうか。
Classic Keyboard 200の価格は,ロジクールオンラインストア価格1480円と,一般的なキーボードとしても安価な部類に入る。Wiiをコミュニケーションツールとして使っている人は,購入を検討してみてはいかがだろうか。
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