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久しぶり? の3D Vision強化が入った「GeForce 334.67 Driver Beta」。4K環境下で生じる「新生FFXIV」がらみの問題修正も
というわけで,すぐに入手したい人は下に示したリンクからどうぞ,統合される「HD Audio Driver」「PhysX System Software」「GeForce Experience」のバージョンは順に1.3.30.1,9.13.1220,1.8.2で,後二者は従来の公式最新版ドライバ「GeForce 332.21 Driver」から更新が入っている。
→32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 334.67 Driver Beta(219MB)
→64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 334.67 Driver Beta(276MB)
→Windows XP用GeForce 334.67 Driver Beta(183MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 334.67 Driver Beta(219MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 334.67 Driver Beta(276MB)
今回もGeForce.comとリリースノートの内容をまとめて和訳し,本稿の最後にまとめてみたが,3D Visionがらみ以外だと,使われていないときに統合型HD Audio CODECの消費電力を下げる機能のサポートや,「Call of Duty: Ghosts」のマルチプレイヤーモードで生じる問題,あるいは特定の条件で「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のフレームレートが低下する問題などが修正されているのが目を引くところか。基本的には小粒のアップデートと述べて差し支えないだろう。
なお,ドライバのアップデート作業は自己責任となるので,この点はご注意を。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 334.67 Driver Betaの新要素
・HD Audioの拡張
- 「HD Audio Power Saving」に対応。HD Audio CODECが使われていないとき,その消費電力を下げる機能が追加された
・NVENCの拡張
- 「NVENC SDK」(NVIDIA Video Codec SDK)に対応。開発者はKeplerベースのGeForceをビデオエンコード用に利用できるようになった
・SLIの拡張
- 「Assassin’s Creed Liberation HD」「Gas Guzzlers」「HeartStone: Heroes of Warcraft」向けのSLIプロファイル追加(※Assassin’s Creed Liberation HDのプロファイルはGeForce Experience経由で導入される)
・3D Visionの拡張
- 「Assassin’s Creed III(Excellent)」「Assassin’s Creed IV: Black Flag(Excellent)」「Battlefield 4(Good)」「BioShock Infinite( Excellent)」「Far Cry 3(Good)」「Hitman: Absolution(Excellent)」「Need for Speed: Most Wanted(Good)」「Saints Row IV(Good)」「Sniper Elite V2(Excellent)」「Tom Clancy's Splinter Cell: Blacklist(Good)」「Total War: Shogun 2(Good)」
※タイトル名の後ろにある( )書きは追加時もしくは更新後のレーティング。いずれも効果が得られるのはDirectX 11もしくはDirectX 10モードのシングルディスプレイ出力時とされている
●GeForce 334.67 Driver Betaで解決した問題(Windows 8.x・7・Vista)
- 3D Vidionを有効化すると,「Warframe」でレーザーサイトと影の表示がおかしくなる問題
- (Windows 8がインストールされた)ノートPCを3DTV Play対応テレビと接続して拡張ディスプレイを有効化し,テレビ側をプライマリディスプレイに設定すると,Windowsストアアプリをバックグラウンドで動作させつつ全画面で立体視コンテンツを再生したときに画面がちらつく問題
- “3D Aegis DTディスプレイ”とノートPCをHDMIで接続し,3DTV Playを有効化すると,DirectX 9アプリケーションの立体視時,もしくはNVIDIAコントロールパネルの3D Stereoセットアップウィザードで片目用の表示がおかしくなる問題(※“3D Aegis DTディスプレイ”が何なのかは分からない。文脈上,3DTV Play対応のいテレビなのだと思われるが。原文は「[3DTV Play][Notebook]: For some of 3D Aegis DT displays with HDMI connectors, there was corruption in one eye for DirectX 9 applications or when running the 3D Stereo Setup Wizard.」)
- 「War Thunder」を実行するとメニュー画面がちらつく問題
- 「Call of Duty: Ghosts」のマルチプレイヤーモードをプレイすると「D3D device hung」エラーが発生する問題
- Fermiアーキテクチャを採用したGPUによるSLI構成時に「Call of Duty: Ghosts」を実行すると,ゲーム内の各種モデルが描画されず,銃器のスコープが透明に描画される問題
- SLI構成時に垂直リフレッシュレート144Hz設定のディスプレイを接続していると,システムが起動中にクラッシュする問題
- SLI構成時にNVIDIA Surroundの最大解像度が4320×900ドットへ制限される問題
- SLI構成時に,DisplayPort 1.2 MST(MST:Multi Stream Output)で4Kディスプレイと接続した状態で,「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」を実行し,ディスプレイ側の設定を4K@30Hzから4K@60Hzに切り替えると,ゲームのフレームレートが低下する問題
●GeForce 334.67 Driver Betaで解決した問題(Windows XP)
- リリースノートに記載なし
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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