注目作「Hellgate：London」，料金体系などの最新情報が公開に

※画面写真はすべて開発中のものです

　アクションRPGの注目作「Hellgate: London」に関する最新情報が，本日（5月10日）公開された。

　今回公開された情報のうち注目したいのは，なんといっても料金体系に関するものだろう。
　本作のパッケージを購入すると，「一般メンバー」として無料でマルチプレイを楽しめるほか，3個のキャラクター作成スロットや，20個までのアイテムを収納できるアイテム倉庫などが提供される。
　一方，パッケージを購入したうえで月額利用料金（価格は今のところ未定）を支払い「エリートメンバー」になると，12個以上のキャラクター作成スロットや，40個以上のアイテムを収納できるアイテム倉庫を利用でき，またサービス開始後に提供される追加コンテンツを楽しむことも可能だ。
　そのほかに，一般メンバーではキャラクターのレベル上限が35〜40程度に設定されているのに対し，エリートメンバーの場合は，コンテンツの追加に伴ってレベル上限が高くなっていく。パッケージ代だけでもプレイできるが，本作を存分に楽しみたい人は，エリートメンバーになったほうがよいかもしれない。




　一般メンバーとエリートメンバーの主な違いは，以下のとおり。

・月額利用料金
一般メンバー……無料
エリートメンバー……有料（価格は未定）

・追加オンラインコンテンツ
一般メンバー……なし
エリートメンバー……あり

・キャラクター作成スロット
一般メンバー……3個
エリートメンバー……12個以上

・アイテム倉庫
一般メンバー……収納可能数20個以下，共有不可
エリートメンバー……収納可能数40個以上，共有可能

・トレード
一般メンバー……可能（一部のアイテムはトレード不可）
エリートメンバー……可能

・レベル上限
一般メンバー……35〜40程度
エリートメンバー……コンテンツの追加とともに上昇

・ギルド
一般メンバー……加入が可能
エリートメンバー……作成と加入が可能

　月額利用料金を支払うかどうかの決め手になるのは，やはり追加コンテンツの内容だろう。今回は詳細な情報は公開されていないが，以下のコンテンツを追加する予定とのこと。

・エリアやクエスト
・キャラクタークラス
・ハイレベルデーモン
・ハイレベルアイテム
・PvPバトルフィールド

　なお，開発元であるFlagship StudiosのLee Dotson氏が，海外での料金体系や，一般メンバーとエリートメンバーのサービス内容の違いについて，Hellgate Guruのフォーラムでコメントしている。
　それによると，海外での月額利用料金は9.95ドルとのこと。また，一般メンバーとエリートメンバーに対するカスタマーサポート体制が異なるほか，エリートメンバーなら待ち時間なしでサーバーに入れる（待つ必要がある場合も，優先的に入れる），エリートメンバーには専用の「エリートアイテム」が提供されるといった違いがあるという。
　そのほかに同氏は，上記の追加コンテンツについて，規模の小さいものは1か月ごとに，規模の大きなものは3か月ごとに追加すると述べている。

　日本でのサービスについて新たな情報が入り次第お伝えするので，本作に注目している人は続報を楽しみにしてほしい。

　また今回は，「Cabalist」（カバリスト）に属する「Summoner」（サモナー），「Evoker」（エヴォーカー）と，「Hunter」（ハンター）に属する「Marksman」（マークスマン），「Engineer」（エンジニア）の計4種類のクラスに関する情報も公開されている。
　4Gamerでは，これらのクラスの戦闘シーンを写したスクリーンショット集を掲載しているので，そちらもぜひチェックしてほしい。

（画像上段左から）Summoner，Evoker　（画像下段左から）Marksman，Engineer

　大雑把に言えば，Cabalistは「魔導師」，Hunterは「元軍人」または「諜報機関の人間」という設定だが，それぞれに属する二つのクラスは異なる特性を持っており，選択したクラスによってさまざまなスタイルでプレイできそうだ。
　今回の情報公開により，3月に公開された2種類のクラス（関連情報）と合わせ，計6種類のクラスの特色が判明したことになる。
　本作のサービス開始を楽しみにしている人は，それぞれのクラスについて，下の画像で予習しておこう。（山）

※今回公開された四つのクラスの戦闘シーンを写したスクリーンショット集を掲載しました。そちらもぜひご覧ください。