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  • シグナルトーク
  • 発売日:2004/04/26
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麻雀の悩みはこれで解決? オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」に新コンテンツ「如何打寺」(どううつじ)が登場
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印刷2008/10/22 11:33

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麻雀の悩みはこれで解決? オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」に新コンテンツ「如何打寺」(どううつじ)が登場

 オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」は,数多くの大手ポータルサイトで公式コンテンツとして提供されており,実際に遊んだことがなくても,その名前ぐらいは聞いたことがあるという人は多いだろう。
 本作は,2004年のサービス開始以来,ほぼ半年に一度のペースで大きなアップデートが行われている。10月23日でいよいよ「Maru-Jan Version9」となり,「如何打寺」(どううつじ)が追加されるのだ。実装前に,開発元であるシグナルトーク代表取締役 栢孝文氏に,開発段階のバージョンを見せてもらえたので,その内容をお伝えしよう。

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牌譜を見返すと,自動的に悩んだ場所で再生が止まり,ボタンを押せば如何打寺に投稿できる。う〜ん,何切る?

 如何打寺は,Maru-Janで遊んでいる最中に悩んだ牌姿を投稿して,ほかの人から意見を聞けるというコンテンツである。如何打寺では,各家の得点,捨て牌など,プレイヤーから見た卓上の全情報が表示されるので,その牌況で何を切るべきなのかという,総合的な意見がもらえるのだ。

 さらに如何打寺では,他プレイヤーの意見が自動的に集計されてランキング表示されるので,どの意見がより賛同を得られているのかも分かる。また,なぜその牌を切るのかという理由をコメントとして残せるので,プレイヤーにとってより有益な情報となるだろう。

 如何打寺はMaru-Janとは独立したコンテンツになっており,Maru-Janをプレイしていない人も,どの牌を切るのか答えられるというのもポイントだ。コメントを残すためには無料会員登録が必要だが,麻雀好き全般の意見をもらえる仕様なのである。
 
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如何打寺に投稿するときは,タイトルとコメントを残せる。何で悩んでいるのかを書いたほうが,より適切なアドバイスがもらえるだろう
 また,如何打寺に投稿できる“悩んだシーン”というのは,Maru-Janが自動で記録しており,牌譜を再生すると,その場面で停止するのだ。つまり,相談したい牌況を探すという手間がいらないのである。そのまま画面上に表示される「投稿」ボタンを押せば,その牌姿が如何打寺に反映されるのだ。
 ここで疑問になるのが,何をもって「悩んだ」と判断されるのかということだが,それは,プレイヤーの平均打牌時間よりも長かった場面が選択される。ちなみに,かなりの麻雀通である栢氏は,普段1秒もかからずに打牌するそうなのだが,それでもきっちりと悩んだ場面は記録されるという。全然悩んだと思っていなくても,あらためて牌譜を見ると,「そういえば少し悩んだかもしれない」という場面が的確に選択されているそうだ。
 プロが打っても,悩んだシーンというのは必ずあり,Maru-Janの牌譜に記録されるという。自分の迷うポイントを把握するための教材としても使えそうだ。

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コードをクリップボードにコピーすれば,ブログなどに牌姿を簡単に表示できる
 麻雀を打っている最中に悩むのは,なにも打牌の場面だけではない。鳴くべきかどうかや,そもそも和了るべきかどうかといったことでも,考えるときはある。
 というわけで,如何打寺には「これ鳴く?」「これあがる?」,そして「これ流す?」という場面も投稿可能だ。さすがに「これ流す?」になると場面が限定されすぎており,栢氏も「ほとんど投稿されないでしょうけどね(笑)」とコメントしていた。まあ,そのあたりの尖り具合は,麻雀全自動卓メーカーと提携して全自動卓を徹底研究し,その洗牌具合をMaru-Janで再現している,シグナルトークらしいかもしれない。

 如何打寺は,専用サイトへ投稿するだけでなく,牌況をブログなどに貼り付けることも可能だ。悩んだ場面を特定の誰かに見せて,直接指導を仰ぐといった使い方もできる。こういったことを加味すると如何打寺は,麻雀の上級者だけでなく,初心者も楽しめる,雀力アップに使えるサービス/ツールといえるだろう。

 ちなみに,如何打寺というタイトルが決まる前には,「○○大学」とか「▲▲研究所」といった名前も候補としていくつか挙っていたという。だが,そういった名前だと「凄い手で和了ったときや,珍しいケースの牌況しか投稿されなくなるのでは」という懸念があったので,もう少し敷居を下げる意味を込め,「悩める雀士の駆け込み寺『如何打寺』」に決定したそうだ。

 初心者への配慮は,なにもタイトルだけではない。投稿に対して意見をつけられる以上,投票時に心ないコメントとが書かれる可能性もある。そんなコメントが増えてしまうと,結局は誰も投稿しなくなり,コンテンツは“死んで”しまう。その回避策として用意されているのが,「他人のコメントを他人が消せる」というシステムである。

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シグナルトーク代表取締役 栢孝文氏
 突拍子もないシステムのように思えるが,すでにMaru-Janの掲示板ではうまく機能しており,シグナルトークのポリシーに反する書き込みは,常連さんや,たまたま発見した人が削除しているのだ。もちろん,ひたすら他人の書き込みを削除しまくる“削除アラシ”的な人が現われる可能性はあるが,削除するときに入力が義務づけられている「削除理由」が不適切と判断されることが多い人は,「他人のコメントを削除する権利」を剥奪される。

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投票結果はこのように表示される。また,「続きを見る」ボタンを押せば,結局投票者がどのように打ったのかも見られるのだ
 このシステムの存在により,掲示板の雰囲気はかなり良いものに保たれ,他人をけなすような発言はほとんどなく,またはあってもすぐに削除されるのだという。もちろん,会員サービスで,麻雀好きしか集まらないという限定的な状況だからうまく機能しているという側面はある。だが,如何打寺も,その限定的な状況は同じなので,この機能がうまく働く可能性は高い。

 そもそも如何打寺導入の狙いの一つは,麻雀の実力アップに利用してもらうというもの。「麻雀をやるんですか」と聞くと「昔はね」と答える人が多く,その言葉の裏には「やったのだけど面白くなかった」,そして「勝てないからやめた」という意味があると栢氏は考えている。そんな元麻雀打ちの人達に,もう一度麻雀と向き合って欲しいという願いが,如何打寺には込められているのだ。
 どちらかというと,Maru-Janプレイヤーを増やしたい,シグナルトークの代表取締役としてではなく,麻雀好きの栢氏としての思いといえるだろう。Maru-Janを遊んでいなくても,投票できるといったオープンな仕様にも,栢氏の「麻雀好きを増やしたい」という願望が垣間見える。

 如何打寺は,そんな麻雀好きが満を持して贈る新コンテンツだ。多くの人が利用して初めて面白くなるものなので,麻雀を打てる人は,ぜひ如何打寺を覗いてほしい。また,ある意味多くの指導者を得られるので,如何打寺を利用しながら,麻雀のより良い打ち方などを覚えてみよう。

「Maru-Jan」公式サイト


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