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Creative,“Fatal1ty印”のカード単体や初のLow Profileモデルなど,「Sound Blaster X-Fi」下位モデルを刷新
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- Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series(直販価格:2万2800円)
- Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer(直販価格:1万2800円)
- Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio(直販価格:7980円)
Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series
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製品のポイントを一言でまとめるなら「Sound Blaster X-Fi Fatal1tyのカード単体版」。Sound Blaster X-Fi Fatal1tyが登場してから1年以上経過しているので,搭載するD/Aコンバータなど,細部が異なる可能性はあるものの,写真を見る限り,カードデザインはSound Blaster X-Fi Fatal1tyとまったく同じである。
EAX ADVANCED HD 5.0のハードウェアサポートに加え,対応ゲームタイトルのパフォーマンス向上に寄与するという64MBのキャッシュメモリ「X-RAM」を搭載する点,カードレベルで109dBのS/N比を謳う点なども共通する。
Sound Blaster X-Fi Fatal1tyという製品から,少なくともゲームには大して必要でないI/Oボックスおよびリモコンを省いたモデルという理解で問題なさそうだ。
Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer
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従来の下位モデル――Sound Blaster X-Fi Digital Audio(や同Platinum)――を置き換える製品になるため,キャッシュメモリは64MBのX-RAMでなく2MBになるが,搭載するサウンドチップ(DSP)は上位モデルと同じ「X-Fi Xtreme Fidelity」。EAX ADVANCED HD 5.0のサポートや,ゲームにおけるパフォーマンスに関しては,Sound Blaster X-Fiのメリットをそのまま享受できるはずである。
ちなみにカードレベルのS/N比は109dBとされており,スペック上は前述の従来製品2モデルから変わっていない。
Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio
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なぜ同じ「X-Fi」のカードであるにもかかわらず,ゲーマーには無関係なのか? これを理解するには,最近になってCreativeがX-Fiブランドの定義を「X-Fi CMSS-3DとX-Fi Crystalizerをサポートすること」に拡張した事実を知る必要がある。要するに,2006年11月2日時点では,X-Fi Xtreme Fidelityチップを搭載していなくても,サウンドソースやスピーカーの本数,あるいはヘッドフォンの種類を問わずサラウンド再生が可能で,さらに圧縮音声ファイルの圧縮過程において失われた音を再生時に補完できれば,X-Fiを名乗れるようになっているのである。
そして,同製品はX-Fiを名乗りながらもEAX ADVANCED HDのサポートがバージョン4.0までになっており,さらにいえば,それが100%ハードウェアからサポートされるかどうかが明らかにされていない。あくまで「パソコンに元から内蔵されているサウンド機能を凌駕し,究極のオーディオを楽しむ」(原文ママ)ための製品であると謳われ,動作環境として上位モデルよりも高いスペックのCPUを要求するという“状況証拠”を踏まえるに,すべてがハードウェアで処理されている可能性はかなり低そうだ。
仮にハードウェア処理されていたとしても,EAX ADVANCED HD 5.0は非対応。その意味では「Sound Blaster Audigy 4 Pro」以前のカードと同じスペックなので,やはり,ゲーマーが積極的に選択すべき製品ではない。
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■Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamerは
■ゲーマーの新たな定番になる可能性が
3モデルの主な違いは表にまとめたが,Sound Blaster X-Fiが,Xtreme Gamerによって,価格面で入手しやすくなった点は,素直に歓迎すべきと思われる。X-RAMへの対応が明らかになっているタイトルが,2006年11月を迎えてもなお,「Quake 4」や「Prey」,「Battlefield 2」「Battlefield 2: Special Forces」「Battlefield 2142」「Unreal Tournament」の6タイトルのみであることを考えると,3モデルの発売後は,メーカー直販価格1万2800円のSound Blaster Xtreme Gamerがゲーマーの新たな定番サウンドカードになる可能性を指摘できそうだ。
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なお,細かい話だが,3モデルに共通して,DVDプレイヤーソフト「PowerDVD」のCreative向けOEM版を無償でダウンロード可能になるとのこと。
また,今回の発表に併せてクリエイティブメディアは,「カードのスペック的には7.1ch出力対応であるにもかかわらず,出力端子はミニピン×3しかない」という,Sound Blaster X-Fiシリーズが持つ仕様上の制限をクリアにし,7.1ch出力を可能にするケーブル「7.1chオーディオケーブル」を発表した。同社直販サイトで,カードとほぼ同じタイミングとなる11月中旬から,2980円で販売が始まる予定だ。また,対応サウンドカードのFlexiJack(もしくはFlexiJack相当のミニピン端子)と接続することでデジタルサウンド入出力機能を提供する「デジタルI/O」モジュールも,同じタイミング&価格で発売予定とされている。(佐々山薫郁)
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Sound Blaster
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