業界動向
Epic Games,1000名以上の従業員を一時解雇へ。収益悪化と支出過多が背景に,基幹事業へリソース集中
発表によれば,今回の対象は1000名以上。原因として挙げられたのは,2025年以降における「フォートナイト」のユーザーエンゲージメントの継続的な低下と,それに伴う収益の悪化だ。Sweeney氏は声明の中で,財務基盤の安定化を図るための決断であると説明している。なお,本件はAI導入とは無関係であることもあわせて強調された。
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同社は今後,経営リソースを基幹分野へ集中的に配分していく。「フォートナイト」では,引き続きシーズン制コンテンツの展開を継続し,ゲームプレイの拡張や物語展開の強化,大規模イベントの実施などを推進する方針だ。
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ゲームエンジン分野では,Unreal Engine 5およびUnreal Editor for Fortniteの強化を進めるとともに,将来的なUnreal Engine 6を見据えた技術基盤の整備を加速させる。開発ツールの改良や安定性の向上,機能拡張を通じて,開発者エコシステムのさらなる拡充を図る考えだ。さらに,2026年末には大規模な発表を予定しており,これを節目に同社は次の成長段階へ移行するとしている。
解雇対象となる従業員に対しては,最低4か月分の基本給を支給し,勤続年数に応じた加算も行う。米国内の従業員については最長6か月分の医療保険費用を会社側が負担するほか,株式オプションに関しては権利確定の前倒し(2027年1月まで)や行使期間の延長といった措置を講じる。
Access Accepted第771回:830人を解雇してまで次の段階に進むEpic Games
Epic Gamesは,全従業員の16%にあたる830人のレイオフを行うことをアナウンスした。この発表の数日後には,ゲームコミュニティで知られたセルゲイ・ガルヨンキン氏が,「Epic 5.0に私はうまくフィットしそうにない」として辞職している。Epic Gamesが将来を見据える“Epic 5.0”とは何なのだろうか?
なお,同社は2023年にも約830名を解雇しており,これは当時の全従業員の約16%に相当する規模だった。それから約2年半で再び大規模な人員削減に踏み切ることとなり,厳しい経営環境が続いている現状を改めて示す形になったといえる。
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