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リュウと遮光器土偶がバトル。「ストリートファイターII」と青森県がコラボした「AOMORI FIGHTER II軽(つがる)」発表
公式サイトによれば,販売されるおみやげは4種類のTシャツ。図柄は,リュウと遮光器土偶がコラボした対戦前の画面と,JR五能線の木造(きづくり)駅前でリュウとケンが戦う場面を描いたもので,いずれもドット絵職人による渾身の打ち込みで描かれた。そして,津軽地方の伝統工芸品である「こぎん刺し」,および南部地方の伝統工芸品「南部菱刺し」で波動拳を再現したものとなっている。
ストリートファイター×青森コラボ!AOMORI FIGHTER II軽(つがる)!!
遮光器土偶は,主に東北地方で出土する土偶のタイプの1つで,約3000年〜2400年前の縄文時代後期に制作されたという。青森県つがる市の亀ヶ岡遺跡で見つかった遮光器土偶はとりわけ有名で,現在は東京国立博物館に収蔵されている。
また木造り駅は,駅舎の外壁に取りつけられた,高さ17mを超える巨大な遮光器土偶のオブジェで知られており,目の部分が赤く発光する。当初は列車の発着に合わせてこれを明滅させる「いらっしゃいビーム」を放っていたが,「子供がおびえる」などの理由で自粛したことが報じられていた。2020年には駅舎のバリアフリー化に合わせてリニューアルが実施され,赤だけでなくオレンジや紫など7色に光るようにパワーアップされたという。
地元メディアの弘前経済新聞が掲載した記事によると,SUGOMONO JAPANと青森県とのコラボは今回で第4弾となり,SUGOMONO JAPANのクリエイティブディレクターは木造駅のインパクトが頭から離れず,「ストリートファイターII」とのコラボを打診したとのこと。桜が満開の弘前城を歩く「さくら」や,ねぷた絵で描かれた「ザンギエフ」などのアイデアもあったそうだ。
Tシャツは「ドワンゴJPストア」などでの販売を予定しており,弘前経済新聞によれば,価格は各8800円で,12月中旬以降に販売を開始するとのこと。詳しくはSUGOMONO JAPAN公式サイトの告知ページをチェックしてほしい。
ストリートファイター×青森コラボ!AOMORI FIGHTER II軽(つがる)!!
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