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伝説的クソゲー「Action 52」の収録作・チーターマン,BGMの作曲者が自らの手によるリミックスを発表
この楽曲は,Nintendo Entertainment System(北米版ファミリーコンピュータ)用ソフト「Action 52」に収録されている「The Cheetahmen」(国内では“チーターマン”として知られる)のBGMを,作曲者であるGonzalez氏自身がアレンジしたもの。もともとの音色を活かしつつモダンな曲調に仕上げた,軽快なダンスミュージックとなっている。
Action 52は,1991年にActive Enterprisesから発売された任天堂非公認のソフトだ。その名の通り52本のアクションゲームを収録しているが,押し並べてクオリティが低く,代表的なクソゲーのひとつとして知られている。収録作の1つであるThe Cheetahmenも(フランチャイズ展開が計画されていたにもかかわらず)例に漏れず芳しくないクオリティだが,そのBGMは一定の評価を得ており,第三者によるリミックスやアレンジも多数作られている。
Gonzalez氏は,音源の紹介文で「This is a tribute to my fans. Thanks for making me infamous. Always honored to be part of video game history」(これは私からファンへの敬意です。私を悪名高くしてくれてありがとう。ゲーム史に名を刻むことができて光栄です)と述べている。なお,現在の同氏はCNG Studiosというインディーズゲームスタジオで精力的に活動中だ。
CNG Studios公式サイト
余談だが,同じくAction 52収録作である「Ooze」に関して,ファンによるリメイク作品「Ooze Redux」がSteamやGoogle Playでリリースされているので,変なゲームが好きな人は調べてみよう。
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