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京都府城陽市歴史民俗資料館で特別展示「CONTINUE2-ゲームの書籍と文化-」を9月4日まで開催中。さまざまなゲーム関連書籍や攻略本などを展示
この展示は,来館者にゲーム文化の成り立ちや,ゲーム文化の保存について肌で感じてもらうために実施されているもの。2018年7月に開催された「CONTINUE〜“ゲーム”90年の歴史〜」(関連記事)では,ビデオゲームのハードをメインとした展示を行っている。それから4年たった今回の展示では,コンセプトをゲームハードからゲームの書籍(雑誌や攻略本)に変えて展示しているとのこと。
展示構成は,ゲームの同人誌−惜しみなく、分かち合う−,ゲームの雑誌−早く知りたい、もっと知りたい−として,パソコンゲームとパソコン雑誌,家庭用ビデオゲーム機とゲーム雑誌,携帯型ゲーム機とゲーム雑誌,総合ゲーム雑誌・アーケードゲーム雑誌が展示されている。さらに,ゲームの攻略本−その先へ行くために−として,「インベーダー攻略法」「スーパーマリオブラザーズ完全攻略本」なども展示している。
また,番外編でゲームを扱ったさまざまな書籍として,横井軍平ゲーム館「世界の任天堂」を築いた発想力や,「ゲームブックドラゴンクエスト上 甦るロト英雄伝説」のほか,ゲームマンガ(少年雑誌編)の「ゲームセンターあらし」や,ゲームマンガ(少女雑誌編)のファミコンまりクンなども展示されている。
ほかにも,1980年代のおもちゃ屋さん再現や,海外のレトロゲームを体験できるワークショップ,「ゲームを読む/識る−印刷系ゲームメディアの歴史と役割−」といった講演会も実施される予定だ。
観覧料金は,大人:200円,小・中学生:100円で,団体観覧(20名以上)やプラネタリウムとの共通観覧も用意されている。
展示構成の詳細や開館時間,休館日などの詳細は,特設ページ(リンク)で確認してほしい。
城陽市「JOYOエコミュージアム・令和4年度夏季特別展『CONTINUE2-ゲームの書籍と文化-』」特設ページ
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