KADOKAWAとドワンゴが経営統合を正式発表。完全親会社となる持株会社KADOKAWA・DWANGOを設立

　KADOKAWAとドワンゴは本日（2014年5月14日），共同株式移転により両社の完全親会社となるKADOKAWA・DWANGOを設立し，経営統合することに合意したと発表した。今後，株主総会の特別決議による承認および関係当局の許認可を得たうえで，2014年10月1日に新会社を設立する予定となっている。
　なお，設立時の株式移転比率は，ドワンゴの普通株式1株に対して，KADOKAWAが普通株式1.168株という割当てになる。

　KADOKAWAとドワンゴは，2011年5月に資本提携を行い，2013年3月にはドワンゴの子会社だったスマイルエッジを合弁会社化するなど，両社間の事業提携を進めてきた。今回の経営統合の目的については，KADOKAWAが所有するコンテンツと，ドワンゴの技術力およびネットプラットフォームを融合させ，新たなビジネスモデルとなる“世界に類のないコンテンツプラットフォーム”を確立することとしている。

　KADOKAWA・DWANGOの代表取締役会長には川上量生氏（ドワンゴ代表取締役会長），代表取締役社長に佐藤辰男氏（KADOKAWA取締役相談役），取締役相談役に角川歴彦氏（KADOKAWA取締役会長）の就任がそれぞれ予定されている。

KADOKAWAによるプレスリリース（PDFが開きます）