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「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信
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印刷2013/03/21 20:42

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「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信

 ソニー・コンピュータエンタテインメントと角川ゲームスは,2013年3月20日,東京都内において「Project Discovery」の受賞者発表と表彰式を行った。

 Project Discoveryは,ユーザー発のコンテンツの発掘を支援する2社の共同事業のことで,ゲームアセットを広く公募し,新しい作品を生み出すことを目的としている。2012年8月から12月まで,シナリオライター部門,グラフィックデザイナー部門,サウンドデザイナー部門,ボイスアクター部門,パッケージ部門で募集が行われ,500以上の応募があったという。

 なお,今回はパッケージ部門の受賞作がなかったため,4部門の受賞者の発表が行われた。

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンのプレジデントである河野 弘氏
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンのプレジデントである河野 弘氏は,Project Discoveryが「未来のクリエイターに何かチャンスを与えられないだろうか」という気持ちからスタートしたことを説明し,「こういう活動をこれからも継続し,ゲームを作る人と遊ぶ人が共に盛り上がれるようにしたい」と挨拶した。



ロボットの代表取締役社長である加太孝明氏
・シナリオライター部門
 シナリオライター部門では,Excellent Prizeに恩田竜太郎氏の「だいだいダイスキ!」が選ばれた。ロボットの少女と人間の少年との恋愛が描かれた作品で,特別審査員である,ロボットの代表取締役社長 加太孝明氏は「初々しくノスタルジック」と評した。

 Spirit Prizeは,潔癖症の少女に少年が思いを伝える,押石八兎氏の「非接触型恋愛」だ。また,特別賞であるROBOT賞は,少女の日常を部活中心に描いた熱い青春ものである,北野梅花氏の「鉄観音高校紅茶道部活動記録 〜決戦は学園祭〜」が受賞した。なお,Excellent Prizeとは,パイロット版の制作に参加する最優秀作品で,Spirit Prizeは,佳作として最終選考に残った優秀作品を差している。

Spirit Prizeの押石八兎氏(左),Excellent Prizeの恩田竜太郎氏(右)
「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信

ROBOT賞の北野梅花氏
Excellent Prizeの恩田竜太郎氏

Spirit Prizeの押石八兎氏
ロボットの代表取締役社長である加太孝明氏(右)から恩田竜太郎氏(左)に賞が手渡された


・グラフィックデザイナー部門

Excellent Prizeの飴 えりか氏(左)とufotable代表取締役近藤 光氏(右)。残念ながらSpirit Prizeのnakazy氏は欠席だった
 グラフィックデザイナー部門は“一目で引き込まれるようなキャラクター”という基準で審査が行われ,Excellent Prizeには飴えりか氏の「銃娘」他,Spirit Prizeにはnakazy氏の「オンライン侍」がそれぞれ選ばれた。
 特別審査員であるufotableの代表取締役 近藤 光氏は「キャラクターデザインを務めるということは,アニメに関わる100〜200人のスタッフが自分の絵をまねて頑張っていくということ。人の人生が関わる大任であると同時に見た人が幸せになる大切な役職。現在は5〜10年前には考えられなかったことが起こる時代であり,これからは新しくアグレッシブな時代になっていく気がする」と絵にまつわる仕事への心構えと新時代への期待を語った。

「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信
Excellent Prizeの飴 えりか氏による「銃娘」
「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信
Spirit Prizeのnakazy氏の「オンライン侍」「狙撃手」
「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信 「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信


・サウンドデザイナー部門

左からSpirit Prizeの橋口 礼氏,Excellent Prizeの東原一輝氏,ベイシスケイプ代表取締役社長の崎元 仁氏
 サウンドデザイナー部門は“サウンドからゲームのいちシーンが想像できること”が重視された。
 Excellent Prizeは東原一輝氏の「風の〜melody〜 / Racing a Machine」他,Spirit Prizeは橋口 礼氏の「Introduction / Soul of Soldier」が受賞した。
 「風の〜melody〜 / Racing a Machine」はボーカル曲や疾走感あふれるハイテンポな楽曲。東原氏は応募に当たって30曲以上作曲したという。橋口氏の「Introduction / Soul of Soldier」は戦士の出陣を思わせるような勇壮な楽曲で,「面白さや感動とは何かを追求したい」という心構えで作ったという。

 特別審査員を務めたベイシスケイプ代表取締役社長の崎元 仁氏は「自分達のような職業は競争して生きていかないといけませんから,がむしゃらに仕事をやれることが大事。今回はクリエイターとしての伸びしろを重視して選考しましたが,技術的なことにこだわるより,自分しか作れないものを作った人が長く生き残ります。それは訓練であり,長く続けていかないといけないですが,それには楽しいほうがいいと思います」と受賞者に創作姿勢をアドバイスした。

Excellent Prizeの東原一輝氏(右),Spirit Prizeの橋口 礼氏(左)
「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信

・ボイスアクター部門

 声優を募集するボイスアクター部門では,Excellent Prizeに川上晴香氏の「後輩・同級生・妹」,Spirit Prizeに堀 龍也氏の「爽やかな青年・「君」の人生の創造主が「僕」だったら」が選ばれた。
 特別審査員である,角川書店の電子書籍事業本部本部長兼デジタルコンテンツ部部長の芦 尚文氏は「ひとつ一つの作品に情熱と熱意を感じました。選ばれた方々は新しいステージで頑張ってほしいですし,そうでない人も,新たな場所へ向かうための努力を惜しまず頑張って下さい」と応募者全員へエールを送った。

 プレゼンターを務めた声優の藤田 咲さんは,ボイスアクター部門受賞者達のいわば先輩。「やる気のある人たちが輝いていける世界が素敵だと思います。受賞者の皆さんが喜ぶ姿をみて,初心に戻ることができました。自分自身も情熱を持って頑張っていきたいと思います」と“後輩”達の初々しい姿に大いに刺激を受けたようだった。

左からExcellent Prizeの川上晴香氏,角川書店の電子書籍事業本部本部長兼デジタルコンテンツ部部長の芦 尚文氏,声優の藤田 咲さん
左からExcellent Prizeの川上晴香氏,Spirit Prizeの堀 龍也氏,芦 尚文氏,藤田 咲さん

藤田 咲さんは「やる気のある人たちが輝いていける世界が素敵だと思います」と受賞者たちを祝福した
角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏

「Project Discovery」受賞者発表会レポート。受賞作をベースにしたパイロット版は2013年後半に配信
 最後に角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏は「ゲーム作りというのは必ず結果が出る厳しく辛い仕事です。制作期間中も辛いことがありますが,プレイヤーから作品を評価される喜びは辛さを吹き飛ばすものがあります。
 コンテストをきっかけにゲーム作りを進路の一つとして考えるのであれば,今後は皆さん次第。私も,こういう仕事を始めようとしたときの熱意と情熱を思い出させてもらいました。
 2013年もProject Discoveryという取り組みは継続していきますので,次回も沢山のご参加を期待しています」と,来年度の開催を約束した。

 なおイベントでは,Excellent Prize受賞者達がスマートノベルゲームのパイロット版を制作することも明らかにされた。
 恩田竜太郎氏の受賞シナリオ「だいだいダイスキ!」をベースに,キャラクターデザインは飴 えりか氏,サウンドデザインは東原一輝氏,ボイスは川上晴香氏がそれぞれ務めていくことになる。対応機種はPlayStation Vitaで,2013年後半に配信される予定だ。

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