MS-DOS時代の海外ゲームがプレイできる手のひらサイズのゲーム機「PC Classic」が発表

　「NEOGEO mini」「メガドライブ ミニ（仮称）」「ニンテンドー クラシックミニ」，そして「コモドール64ミニ」と，昔のコンシューマ機やコンピュータが次々に小さくなって再登場しているが，北米のUnit-e Technologiesが発表した「PC Classic」は，懐かしいMS-DOSのゲームが楽しめる手のひらサイズのゲーム機だ。テレビにつなげばプレイが可能で，コントローラは同梱予定，ジョイスティックにも対応している。

Unit-e Technologies「PC Classic」公式サイト

　価格は99ドルで，2018年11月か12月の初めにクラウドファンディングのキャンペーンをスタートし，2019年の春または夏にリリースする予定になっている。

　どのようなゲームが収録されるのかは発表されていないが，公開されたトレイラーではidSoftwareの「DOOM」「Commander Keen 4 : Secret of the Oracle」，Epic Gamesの「Jill of the Jungle」などのプレイ画面が紹介されている。もっとも，いずれも「ライセンス未供与」で，デモ画面のみとのこと。また，背面にはコンポジット出力のほか，USBポートとHDMI出力が確認できる。


　MS-DOSの時代，日本では独自のパソコンが使われてたりしていたので，この頃の洋ゲーを楽しんでいたというゲーマーがどれくらいいるのかは分からないが，ささる人にはささりそうなこの「PC Classic」。“チェーンスモーカーベージュ”という黄ばんだ感じのカラーもなかなか魅力的で，筆者の脳裏にも，もう一度やってみたいMS-DOSゲームがいくつか浮かんでは消えていく。続報を楽しみにしたい。