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スマートフォンのゲームを大画面テレビでプレイできる安価なワイヤレスデバイス「Chromecast」の新型が発売に
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「Nexus Player」のように単独で動作するAndroidデバイスではなく,他の機器上で動作するアプリの映像を表示するためのものなので,使うには別途PCやスマートフォンが必要となる。ちなみに,Chromecast対応のアプリには,Android用だけでなくiOS用もある。
![]() スマートフォン側で動いているYouTube(写真右)の映像だけを,Chromecastを接続した写真左のテレビに表示している様子。 |
![]() Android用の「Chromecast」アプリの画面。Chromecast対応アプリのポータルにもなっていて,対応ゲームをここから入手することも可能 |
Chromecastでは,映画や音楽といったアプリだけでなく,もちろんゲームも表示が可能だ。とくに,Chromecast用APIに対応したゲームを利用するときに面白いのは,テレビ側とスマートフォン側には別々の画面を表示できる点である。ゲームの画面はテレビに表示して,スマートフォン側には仮想ゲームパッドだけを表示するといった使い方ができるので,プレイヤーはテレビに表示されるゲーム画面を注視したまま,ゲームパッド感覚でスマートフォンを操作してプレイできるのだ。
2月18日に,Googleの日本法人オフィスで開催された製品説明会では,
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筆者はAngry Birds Friendsを試してみたが,ゲームを起動してキャスト開始のアイコンをタップすると,周囲にあるChromecastを検出して,接続するかどうかを指定する画面が表示された。そこでChromecastに接続すると,テレビ側にゲーム画面が表示され,手元のスマートフォンは操作用の画面に切り替わる。あとは,通常のゲームと同じ感覚でプレイできるようになった。
厳密に測定すれば,無線LAN経由での伝送にともなう入力から表示までの遅延があるはずなのだが,シビアなタイミング操作を要求されないゲームでは,気にならないレベルだった。
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ちなみに,今回デモで披露されたのは,1人でプレイするゲームだけだったが,Googleによれば,1人はスマートフォン側を,もう1人はテレビ側を操作するといった具合に,1台のスマートフォンによるマルチプレイヤーゲームを作ることも可能であるという。
対応ゲームが増えるかどうか次第ではあるものの,スマートフォンのゲームを大画面のテレビでプレイしてみたいと考えたことのある人には,意外に魅力的なデバイスとなるかもしれない。
Chromecast 製品情報ページ
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