「Final Factory」，2023年第3四半期に販売開始。宇宙を舞台に宇宙規模の巨大工場を建設して自動化を進めていこう

　インディーズゲームデベロッパのNever Gamesは2023年1月26日，PC向けの新作ソフト「Final Factory」を2023年第3四半期に発売すると発表し，Steamのストアページをオープンした。現在のところ，日本語に対応する予定はないようだ。


　「Final Factory」は，宇宙を舞台に宇宙規模の巨大な工場を作成する気宇壮大なストラテジーゲームだ。プレイヤーは宇宙ステーションを制作し，それらを接続してオリジナルの生産ラインを作り，技術ツリーを進め，さらに工場を拡張していくことになる。

　ネットワーク化を進め，生産を自動化するために頭をひねるあたりがゲームの醍醐味になるようで，時計仕掛けのように滑らかな生産を行う工場建設を目指す。趣向としては，2020年にPC版が，また2022年にSwitch版がリリースされた「Factorio」に近いと思われる。


　舞台は広大な宇宙ということで，恒星や惑星，ブラックホール，古代文明の遺跡などを探索するといった要素も用意されており，探索の結果，役に立つアイテムが手に入る場合もある。マップは自動生成されるので，本物の宇宙のように探索範囲は無限だ。アイテムで工場を拡充し，高速移動が可能なポータルなどを生産して，さらに探索を進めていこう。
　工場はやがて，恒星全体を覆ってしまうダイソン球（Dyson sphere）のような超巨大構造物に成長するかもしれない。


　とはいえ，宇宙には危険なエイリアンもいるので油断禁物だ。工場で無数の宇宙船を自動生産し，巨大艦隊を作って襲ってくるエイリアンを迎え撃つというのが，ゲームの大きな目的の1つになっている。バトル自体は弾幕シューティングのような感じで進行するので，なかなか楽しそうだが，工場を守るため負けるわけにはいかないわけだ。
　どちらかといえばカジュアルな感じだが，さまざまな要素を盛り込んだタイトルに仕上がりそうで，続報を楽しみにしたい。