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Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意
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印刷2020/05/27 11:00

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Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意

画像集#001のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意
 2020年5月27日,Lenovoは,ゲーマー向け製品ブランド「Legion」の新型ノートPC 2シリーズ4製品を5月29日より順次国内発売すると発表した。いずれも新設計の冷却機構のほか,独自キースイッチの採用が見どころとなっている。ラインナップと発売日,メーカー想定売価は以下のとおり。

  • Legion 750i(以下,750i):15.6インチサイズ,5月29日発売(オンラインストア限定販売),22万7000円(税込24万9700円)から
  • Legion 550i(以下,550i):15.6インチおよび17.3インチサイズ,5月29日発売,16万3000円(税込17万9300円)から
  • Legion 550(以下,550):15.6インチサイズ,7月17日発売,13万円(税込14万3000円)から
  • Legion 550Pi(以下,550Pi):15.6インチサイズ,5月29日発売(オンラインストア限定販売),10万2000円(税込11万2200円)から

 今回発表となった新製品は,いずれもLenovoが「Coldfront 2.0」と呼ぶ新設計の冷却機構を採用しており,最上位の750iには2基のファンに加えて,ベーパーチャンバー構造のヒートシンクを搭載するのがポイントだ。一方の550iと550,および550Piは従来よりも厚みのあるファンの採用とヒートパイプの配置を見直すことで冷却性能が改善したという。

いずれの製品も新設計の冷却機構であるColdfront 2.0を採用する。とくに750iはベーパーチャンバー構造のヒートシンクを搭載するのが特徴だ
画像集#002のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意

550iと550,および550Piは従来製品よりも厚みのあるファンを搭載した。一方でファン上の突起でファン自体を支える構造を採用することで,底面カバーを薄型化して筐体の厚みは減ったという
画像集#003のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意

 また,Lenovoがゲーマー向けに開発したという独自キースイッチ「Legion TrueStrikeソフトランディングスイッチ」を採用するのも特徴だ。パンタグラフ内にあるラバードームの形状を変更することで,底つき感を抑え,深いキーストロークを備えたキーボードのような感触が得られるとのことだ。
 
Legion TrueStrikeソフトランディングスイッチの構造と押下特性
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 なお,550iと550,および550Piで採用するキートップはくぼみのあるシリンドリカル形状となっている。

550iと550,および550Piのキートップはシリンドリカル形状を採用する
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 それでは各製品を簡単に紹介しよう。まず750iは,15.6インチサイズの液晶ディスプレイを搭載したLenovo製ゲーマー向けノートPCのフラグシップモデルである。
 CPUにノートPC向け第10世代Coreプロセッサの6コア12スレッド対応製品「Core i7-10750H」を搭載。GPUはノートPC向けの「GeForce RTX 2080 SUPER Max-Q」と「GeForce RTX 2070 SUPER Max-Q」(関連記事),または「GeForce RTX 2060」から選択可能だ。ディスプレイは,解像度が1920×1080ドット(以下,フルHD)で,垂直最大リフレッシュレートが240Hz対応のIPS液晶パネルを採用する。

750i
画像集#006のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意

 続く550iと550は,ミドルクラス市場向けのノートPCで,550iは17.3インチモデルおよび15.6インチモデルを,550は15.6インチモデルというラインナップだ。550iの15.6インチモデルと550は同じ筐体を採用する一方で,CPUは550iがCore i7-10750H,550がRyzen 5 4600Hを採用するのが大きな違いとなっている。GPUは,550iがGeForce RTX 2060,またはGeForce GTX 1660 Tiから選択可能で,550はGeForce GTX 1660 Ti搭載製品のみという構成だ。また,ディスプレイは550iがフルHD,144表示に対応したIPSパネルを採用し,一方の550はフルHD,120Hz表示対応のIPSパネルとなっている。

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550
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550i

 550Piはオンラインストア限定モデルで,550iの15.6インチモデルをベースとして,天板のデザインを変更した。そのほか,CPUはCore i7-10750Hに加えて,「Core i5-10300H」も選択できるようになっている。

左が550Pi,右が550iの天板デザインとなる。550PiはLegionのマークを,550iはLenovoのロゴマークをプリントしている
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エントリー市場向け製品「IdeaPad Gaming 350i」も同時発表


 また,Lenovoは,Legionブランドに加えて,「IdeaPad」ブランドから,エントリー市場向けの15.6インチゲーマー向けノートPC「IdeaPad Gaming 350i」(以下,350i)発表した。5月29日の発売を予定しており,メーカー想定売価は11万6000円(税込12万7600円)からとなっている。

350i
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 IdeaPadブランドのゲーマー向けPCはこれまで,一般消費者向け製品をもとにカスタマイズを施していた。一方,350iではゲーマー向けとして新たに設計した筐体と冷却機構を採用したという。加えて,ディスプレイパネルの垂直最大リフレッシュレートを従来の60Hzから120Hzへと強化したのも特徴となる。
 
IdeaPadブランドのノートPCとして初めてゲーマー向け専用に開発した筐体と冷却機構を採用する
画像集#012のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意
 
 CPUはCore i7-10750H,またはCore i5-10300Hから,GPUはGeForce GTX 1660 Ti,またはGeForce GTX 1650から選択可能だ。なお,350iにはLenovo製のゲーマー向けマウス「M100」が標準で付属するとのことだ。

M100が付属
画像集#013のサムネイル/Lenovo,ゲーマー向けブランド「Legion」のノートPC新製品を国内発売。ミドルクラス市場向けにはRyzen搭載モデルも用意

LenovoのLegion公式サイト

LenovoのIdeaPad Gaming 350i製品情報ページ


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